記事68:いっそ終われなくていいか
昨日はいったんnoteのアップを諦めかけた。が、サッと書いてとりあえずアップし、さっき少し修正・追記した。
毎日更新という観点では、ギリギリアウトだ。
こういう事になる理由は大体が酔っているか、遅くまで仕事をしていたかなのだが、昨日はぼんやりしていた。(お酒も入ってはいた)
アイドルの活動を追っていると慣れっこだが、昨日もまた、わりと好きなグループの解散が発表された。しばらく新作はリリースしていなかったものの、CDは発売日に買っていたし、ここ数ヶ月、聴く頻度も上がっていた。
いくらコロナの影響があるとはいえ活動が止まってるからもしや…と、僕以外のファンもどこかで思っていただろう。
追いかけていたものが終わってしまったときには、どうしても「応援する立場として、もっとやれることがあったのではないだろうか?」と考えてしまう。アイドルに限らず、オタク傾向のある人特有の考え方かもしれない。
僕は応援のために同じCDを何枚も買うタイプではないし(収録内容が違うやつは複数枚買うこともあるけど)、アイドルのライブの現場は苦手なのであまり足を運ばない。歳も歳だし。
もし、もう少しそういうことをしていたら、バタフライエフェクト的に結果は変わっただろうか。昨日はぼんやりとそんなことを考え、残された曲たちを聴き、過去のライブ映像を見たりしていた。
グループが解散とか活動休止をする際のコメントとして、バンドだったら「音楽性の違い」なんていうのがある。最初に言い出したのは誰なのか分からないが、なかなか含みがあってうまいこと考えたなと思う。
逆に音楽性が違うから結成、ということもあっていい。
僕が大好きなRIP SLYMEは、メンバーの不倫がきっかけで活動休止に追い込まれるというレアケースだった。日本ならではという感じがする。
今までで一番印象に残っている「解散フレーズ」は、アイドルネッサンスの解散発表時に運営が正式にコメントで出した
「状況を大きく打開し、ブレイクスルーさせることが出来ませんでした」
というものだ。
グループの印象通り非常に誠実だし、それでいて直接的すぎない。要は「売れなかった」という意味なのだが、絶妙な表現だなと思った。
キエるマキュウ『HAKONIWA』
上質なトラックに、汚い声のどうしようもないラップ。間違いなく、支持層は男子が100%だ。DJ/トラックメイカーとして一流のMAKI THE MAGICだからこそ許されるラップ。他の人に真似できない(というか真似しようと思わない)、本当のオリジナルとはこういうことかもしれない。
俺は直球勝負!投げる球カーブ!
MAKI THE MAGICがベロベロに酔ってDJをしたときに、自分がかけ終わったレコードを横に積んでいって、途中から折り返して最終的に1曲目に戻ってきたというエピソード大好き。