ハラスメント防止について考える必要について
お世話になっております。合同会社Boosterの片山です。
「がんばるあなたを応援するプロジェクト~ハラスメント防止について考える~」のイベントが、来週まで迫ってきました。
まだまだご参加おまちしております。
さて、今日はこのイベントを実施したい理由について。
どうしてハラスメントについて考える必要が?
「ハラスメント防止講習」って、なんでやるの?というはなし。
ハラスメント防止講習の一番の目的は「ハラスメントの正しい知識を身に着ける」ということにあります。
理由として、一番思いつきそうなのはこれかなと思います。
①ハラスメントをしないために
無意識や悪意を持ったハラスメントをしないために、
何をハラスメントとするのか?といったことをしっかり認識しておく必要があります。
良かれと思ってやった行動がハラスメントになっていないか、と自分でジャッジができるように正しい知識を身に着ける必要があります。
②ハラスメントをされた時に正しく対処するために
もう一点は、自分が苦しいと思った時、「これってハラスメントかな?」と心配になった時に、
「それはハラスメントです!」とちゃんと声を上げるためにあります。
多くの人は、「これは自分が悪いから…」「こんな程度、ハラスメントにはならないから…大げさかも…」と感じ、
だれにも相談できずにふさぎ込んでしまいます。
正しいハラスメントの知識を持っていれば、自分や、自分の周りで被害にあっている人たちを助けることにつながります。
③存在しないハラスメントから身を守るために
実はハラスメント防止講習を皆さんに受けてほしい理由として、
この3つ目の理由を結構大事に思っています。
「存在しないハラスメント」とは?と思われるかと思いますが、
要は「あれもこれもハラスメント」と思って自分や他者を追い込まないように、ということです。
「ハラスメント」という言葉は個々が自分や他者を守るために、今までうやむやになっていた部分を「NO」と言えるようにあると思っています。
ただ、その言葉が普及するとやはり、逆にそれを武器に、自分ファーストに人を傷つける人もいます。
うやむやに、コミュニケーション不足のトラブルもすべて「ハラスメント」に置き換えてしまうケースだってあります。
さらに、世間で「ハラスメント」という言葉が出てくるようになって、
テレビとかでも「こんなこともハラスメントと言われるようになった!」と言っている人たちを見るようになってきました。
例えば、「親交を深めるために飲み会に誘えない!」とか。
よく聞くようになりましたが、「飲み会に誘うこと」自体がハラスメントにあたるのでしょうか?
飲みに行くお誘いに強要はありませんか?
断ることができる雰囲気でしょうか?
「あれもダメ、これもダメって言われて窮屈だ!」と言われていますが、
どうしてダメなんだろう?何がだめなんだろう?と理由を考えてみると、
もう少し生きやすい世の中になるような気がします。
「ハラスメント」に対して、1人でも多くの人が正しい知識を身に着けることで、
より多くの人が自分を、他者を大事にすることができればいいなと思っています。
そのために、もしタイミングがあればぜひハラスメント防止講習を受けてみていただければと思います。
今回の講習会について
今回のBoosterで行うイベントはオンラインではなく、対面で行うものになっています。
質疑応答やお話しできる時間もあればな、と思っているので、ふわっと日常の中で「これってどうなのかな?」と思うことがあれば気軽にご相談いただければと思います。
このnoteや講習会で、少しでもみなさんの助けになることができればうれしいです。
お待ちしております。