三日坊主にすらなれない


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oteへ登録してからわりかし結構な日数が経つのだが、お恥ずかしながらこれが初めての投稿である。

  私は熱しやすく、それと同じくらい冷めやすい。      

  新しい物事を見つけたり、流行に乗るのは得意としているのだが、登録やアカウント作りで満足してしまい、いつの間にかログインIDとパスワードの記憶がフェードアウトしていることが多い。三日坊主にもなれない。これを三日坊主以外に何と呼べば良いのだろう。一日坊主か??

  思い返せば、幼少期から何をするにも三日と続かなかった。

  将来の夢や欲しいもの、やりたいことは山のようにあった(今も山のようにある)。例えばマンガ家を目指していた小学校三年生の頃は、付けペンやスクリーントーン等の道具集めに勤んでいた。住んでいる市内を東奔西走し、田舎ゆえなかなか道具が集まらないことを嘆いた。真面目に形から入るタイプだったのだが、月刊少女漫画雑誌の終盤に連載されているハウトゥー漫画を熱心に読んで、なおかつ大事にファイリングもしていた(今でもそのファイリングは丁寧に保存してある)。それなのにいざネームやプロットに手をつけると、3時間もしないうちに気が変わってしまい、それらに見向きもしなくなった。

授業で書かされる夢に困った記憶は無いのだが、それらを叶えた記憶も等しいほどに無い。

  少し話は逸れるが、新しいノートを買うのが好きだった。新しい色ペンを揃えるのも好きだった。新しいものは心に溜まった垢を浄化し、前向きな気持ちにさせてくれる気がした。新しいものを見るとウキウキするのは今でも変わらない。20代に入ってからは金銭的に余裕が生じてきたため、収集癖がついた。

  新しいレターセット、新しいペン、新しい服、新しい靴、などなど

  私が熱しやすく冷めやすいのは、新しさへの恋なのではないかと考えている。いわゆる、「恋に恋している」という状態で、新しいものが好きな自分に酔っているのだろう。私そのものがコンプレックスの塊でる。ゆえに、新しいものに身を包めば何かが変わると期待しているのだろうか。しかし実際集められたものたちは買っただけで満足してしまい、開封されずに月日だけが経っていく事が多い。新しいものを買ったら少しは心が満たされると思っていた。たいして何も変わらなかった。むしろものが増えることに比例して虚しさが募るだけだった。

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……この上の文までは6月の上旬に書き進めていたのだが、やはり持病の一日坊主を発症してしまい途中で書くのを放棄してしまった。


自分でもそろそろ何を伝えたいのか分からなくなったので、この辺で切り上げるとしよう。


これからはこんな調子の文章が続くかもしれないが、自己満でかつリハビリ目的なので良しとしよう。少しずつ書き慣れれば良い。これが一日坊主から脱する方法だと信じて。



茉莉花ちゃん











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