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プレファレンス
を読んで…
【結論】
(人材紹介サービスに置き換えて考えると)
会社に属している優秀な個人によって会社のプレファレンスは変動するので、全社員が最低限のサービス提供ができるマニュアルではなく、飛び抜けた個人の創出ができる環境をつくり、その者軸の戦略によってプレファレンス向上を練ることが重要
※1人ではなく何人でも創出できる、細かく領域をわけてそれぞれに創出できる
※最下部に過去note載せますが、創出方法は評価制度によって実現できる
プレファレンスとは?
消費者のブランドに対する相対的な好意度、選好性のこと。 主にブランド・エクイティ、価格、製品パフォーマンスの3つの要素で決定されている。 消費者の購買行動などから収束されるプレファレンスが、最終的にブランドや製品カテゴリーの市場シェアを決定する。
人材紹介サービスに置き換えて考えてみます。
(整理しながら進めます)
ブランド・エクイティ
「ブランドが持つ資産価値」のことで、ブランドという形のないものを資産として評価し、その価値を高めるために育成や投資をしていこうとする考え方
所属会社のブランド力がこれにあたるかと思います。
大企業で認知度が高ければ、それだけで価値は高いです。
が、最近はどの業界においても、このブランド・エクイティはあまり効果を発揮していないようにも感じます。
規模も小さく、認知度がない会社が展開するサービスが大企業に勝ることも増えてきていると思います。
価格
※ここは割愛します。
手数料などがあげられるかと思いますが、割愛します。
製品パフォーマンス
販売する製品・商品の性能・価値を意味する。他社製品と比較して自社製品・商品はどのような性能・価値をもっているか、その優位性で競合製品に勝てるか、顧客(市場)にどのように強調し、伝えるられるか。
人材紹介サービスでは、いろいろな要素が混ざり合い、「製品」として提供されています。
【求職者視点】
担当者の能力、企業数、マイページの使いやすさetc...
【企業視点】
担当者の能力、求める人材の数etc...
(企業担当視点で)
プレファレンスを改めて考えてみると、
「採用課題を解決したい→あの会社に頼もう」
だったものが、今もかなり増えてるが今後はより一層強く
「採用課題を解決したい→あの人に頼もう」
と、なっていくのだろうと感じました。
ただ、個人事業主〜フリーランスが良いというわけではなく、会社に属している優秀な個人に対する注目が更に高まるようなイメージです。
過去〜現在:会社 > 個人
現在〜未来:会社×個人 > 会社 = 個人
ますます個の重要度が高まってくると感じますが、それは採用よりも育成の方が現実的であり、その方法こそが先日投稿したnoteの内容が近しいと感じてます。