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「他者と働く」を読んで




読んでみて思ったこと(結論)

◽️”意図”を持ったコミュニケーション”が”大事
◽️人の数だけ、その人に合わせた他者視点が大事
※当たり前の再認識


ビジネスの現場で生じる課題には2タイプある

既存の方法で解決できる問題のことを
「技術的問題」(technical problem)

既存の方法で一方的に解決が
できない複雑で困難な問題のことを
「適応課題」(adaptive challenge)


適応課題には4種類ある

◽️ギャップ型
 大切にしている「価値観」と
 実際の「行動」のギャップが生じるケース

◽️対立型
 互いの「コミットメント」が対立するケース

◽️抑圧型
 「言いにくいことを言わない」ケース

◽️回避型
 本質的な問題に取り組むことが
 痛みや恐れを伴うため、これを回避しようと
 逃げたり、別の行動にすり替えたりするケース


ナラティヴ(narrative)

「ナラティヴ(narrative)」とは物語、
つまりその語りを生み出す「解釈の枠組み」
のことです。

物語といっても、いわゆる起承転結の
ストーリーとは少し違います。

ナラティヴは、私たちがビジネスを
する上では、「専門性」や「職業倫理」、
「組織文化」などに基づいた解釈が
典型的かもしれません。


ナラティブの溝を埋める対話

人間同士の関係性は、2つに分類できる。
「私とそれ」の関係性、「私とあなた」の関係性。

前者は、向き合う相手を
まるで自分の「道具」のようにとらえる。

これに対し、後者は、相手の存在が
代わりのきかないものだととらえている。

対話とは、「私とそれ」の関係性を乗り越えて、
「私とあなた」の関係性へ移行することを
促すものだといえる。

1.準備「溝に気づく」
2.観察「溝の向こうを眺める」
3.解釈「溝を渡り橋を設計する」
4.介入「溝に橋を架ける」


若干脱線しつつのメモ

本書は社内寄りの内容に感じましたが
社外寄り、対顧客(toB,toC両方)に対しても
大事だと感じました。

顧客の”解釈の枠組み”を理解する、
理解するというより、アップデートさせながら
サービス提供することで、選ばれる機会、
期待に応えられる機会が増えるように感じました。


以上です。
また最後に過去投稿を
置いておきます。

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