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「世界基準の上司」を読んで
数年前に読んで学びの多かった「世界基準の上司」を改めて読みました。
【結論】
マネージャーは常に学び、試行錯誤を続けることが重要
良い時はメンバーの力、悪い時はマネージャーの力
どうやって部下に任せつつ質を維持するか、スピードを落とさないか、途中で必要に応じ方向修正をするかだ。
上司は、初めて部下を持ってから、急速に成長する必要がある。その間は、新しい役割、行動への挑戦をし続け、無数の微調整と創意工夫をし続けることになる。
これを行動し続けるためには、常に考え試行錯誤し続ける必要があると感じています。
行動した結果、データが変わるor変わらない、データによって続けるのか否かを考える必要があり、また実際にやってみた「感触」も考慮しながら微調整と創意工夫が大事です。
問題があるとしたら部下よりも自分であることのほうが多い。
多い、と書いてありますが、ほぼすべてそうだと思います。
ただ単純に過去良い実績を上げ続けたことにより「上司(マネージャー)」になっただけで、今と過去では状況は異なっています。
コロナ前後でも大きく異なりますし、SNSで繋がろうと思えば誰とでも繋がれる今の時代と過去で比べても大きく動き方は異なっています。
過去のやり方は参考程度に、今の状況に合わせた動きをとっていくことが重要です。
チームの目標、達成方針、アクションを整理し、全体ミーティングで説明する。
これは実際にやったし、今も自分の考えや行動がブレていないか、を確認するために見直したりもしています。
マネージャーとしての考え、チームとしての考え、それから私たちが解決しなければいけない課題、解決することで提供できる価値、様々ありますが、言語化することが非常に重要だと感じています。
失敗したということは、簡単な仕事ではなかったはずだ。失敗は、本来、部下の責任ではなく、上司の責任ではないか。
これも本当にその通りだと感じます。
なんで失敗したの? ではなく
→ なんで失敗させてしまったのか
なんで途中で共有をしなかったの? ではなく
→ なんで共有を受けられなかったのか
etc...
「世界基準の上司」の本質とは、真剣に部下のことを考え、最高の仕事をやってもらってチームの成果を最大化し、他のどの部署にいるよりも部下が早く育つ環境を提供する、ということだ。
何を指標に「成長した」と捉えるか次第でもありますが、先日投稿したnoteにも記載している、レベル5に近付いているか、がひとつの指標にできる気はしています。(売上も重要ですが、それだけではない)
以上です。
※レベル5について記載しているnoteはこちらです。