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就活初心者向け:もう迷わない!!webテスト完全解説

はじめに

就活を始めると「webテスト」という言葉をよく耳にしますよね
しかし、どんなテストで、どう対策を進めればよいのか悩む方も多いのではないでしょうか?webテストは就活における重要なステップの一つであり、ここをクリアすることが内定への第一歩です。

この記事では、webテストの種類や特徴、企業ごとの傾向、そして効果的な勉強法までを詳しく解説します。また、初心者でもスムーズに対策を始められる参考書やツールもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!



1. webテストとは?

就活を進める上で、避けて通れないのが「webテスト」です。しかし、多くの学生が「そもそもwebテストって何?」と感じるのではないでしょうか?ここではwebテストの基本を解説します。

1-1. webテストの概要

webテストとは、企業が就活生の基礎学力や適性を測るために行う試験のことです。選考の初期段階(エントリーシート通過後や一次面接の前)で実施されることが多く、受験者の中から一定基準を満たす人だけが次のステップに進む仕組みになっています。
問題の難しさは公立高校入試程度ですが、しっかり対策しないと高学歴層でも落ちてしまうことがあります。しかし、反対に対策すれば誰でもできるようなレベルなので、過度に恐れる必要もありません!!

1-2. webテストの重要性

webテストは企業ごとに異なる基準で採点され、結果次第で選考の合否が決まります。特に大手企業では、このテストをクリアしなければ面接に進むことができません。そのため、webテスト対策は就活成功のための重要な鍵といえるでしょう。
また、企業によってはwebテストの結果を使いまわすこともあるので、注意が必要です。


2. webテストの種類と特徴

一口にwebテストと言っても、そこには複数の種類がありそれぞれ特徴が異なります。ここでは、代表的なテストの種類と、その特徴について詳しく解説します。
それぞれの特徴を理解し、対策を講じることが重要です。

2-1. 代表的なwebテストの種類

  • SPI
    言語(国語)問題、非言語(数学)問題、性格診断が含まれます。
    最も多くの企業で採用されており、特に総合職や事務職向けの試験として有名です。

    • 見られているポイント:
      実務能力から性格診断まで幅広い能力を測るため、総合的な力が求められます。(難易度はそれほど高くないです。)

    • 高得点のコツ:
      広く浅く様々な知識を身に着ける必要があります。

  • 玉手箱
    主に計数問題、言語問題、英語問題から構成されます。
    多くの外資系企業や日系大手企業で使用されています。

    • 見られているポイント:
      目の前の事象の処理速度が見られています。問題は文章題が多いため、SPIよりも難しいと感じる人が多いです。

    • 高得点のコツ:
      短時間で着実に正答することが求められ、要領よく問題を解く必要があります。

  • TG-WEB・GAB
    言語・非言語に加えて論文作成や資料分析が含まれる場合もあります。
    にコンサルティング企業や金融業界で使用されます。

    • 見られているポイント:
      言語・非言語分野での高度な読解力や計算力、そして資料を基にした分析力を評価するためのテストです。企業はこのテストを通じて、論理的思考力と高い処理能力を持つ人材を見極めようとしています。
      問題の難易度は高いです。)

    • 高得点のコツ:
      問題の難易度自体は高いですが、プール数が少ないため、多くの企業でGAB、TG-WEBを受けるのが一番の対策です。

  • CAB
    プログラミング関連職向けの試験で、論理的思考力や暗記力が問われます。
    IT業界を志望する学生にとって必須の試験です。

    • 見られているポイント:
      暗記力や論理的思考力が問われ、特に短期間での情報処理能力を図るためのテストです。また、図形やパターン認識問題を通じて、空間認識能力や注意力もチェックされます。
      (問題が独特なため、慣れが必要なテストです。)

    • 高得点のコツ:
      CABは試験時間が厳しく設定されているため、時間管理が非常に重要です。また、各セクションの問題傾向をつかむことが大変効果的です。

2-2. テスト形式の違い

webテストには自宅受験型テストセンター受験型があります。
また、自宅受験型はAIもしくは人による監視型とそうではない非監視型があります。
テストセンター受験型では、テストの結果を使いまわすことも可能です。

注意点:
自宅受験型ではネット環境の整備が必須です。通信関係のトラブルを考慮してくれない企業もあります。
テストセンター受験型では指定された持ち物(身分証など)に注意する必要があります。


3. webテストの企業別ボーダーライン

webテストを受験するときに気になるのが合否を分けるボーダーラインですよね。どのくらいのスコアを目指せばよいのか、企業ごとの傾向を見ていきましょう!

3-1. ボーダーの目安(SPIの場合)

  • 外資系企業: 高得点が求められる(目安:90%以上)

  • 日系大手企業: 比較的高いスコアが必要(目安:70~80%以上)

  • 中小企業やベンチャー: ボーダーはやや低め(目安:50~60%以上)

3-2. 注意点

ボーダーラインをクリアすることは選考通過の一歩に過ぎません。
webテストだけでなく、面接の内容やエントリーシートも重要です。


4. webテスト対策の具体的な方法

ここまでの記事を読んで、「webテスト対策はどうすればいいの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
この章では、初心者の方でもスムーズに対策を進められる具体的な方法をご紹介します。

4-1. webテスト合格のための3ステップ

webテスト対策は段階的に進めることが大切です。以下の3つのステップを参考にしてください!

1. 各テストの形式を把握する
まずは、自分が受験予定の企業が採用しているwebテストの種類を調べましょう。SPIや玉手箱など、それぞれの特徴を理解することで効率よく対策できます。

2. 基礎力を固める
webテストの問題は中学~高校レベルの数学や国語が多く含まれます。特にSPIの非言語分野では、割合や速さ、確率の計算問題が頻出です。苦手な分野がある場合は、基礎から復習することをおすすめします。

3. 模擬試験での実践練習
対策本やオンライン模試を活用して、本番に近い形式で練習しましょう。時間制限のある中で正確に解くスキルを磨くことがポイントです。

勉強時間の目安(ここに書いてある時間を目安にゴール設定をしてみてください!)

●初めて受ける人:
 1日1~2時間×2週間(合計15~20時間)
●慣れている場合:
 1日1時間×1週間(合計7~10時間)
短期間で集中的に勉強する場合:
 1日2~3時間×1週間(合計15~20時間)

4-2. おすすめの教材

とはいえ、「どんな教材を使って勉強すればよいのかわからない」という方もいらっしゃいますよね。ここでは私も実際に使っていたおすすめの教材をテストの種類ごとにご紹介します。

SPI対策におすすめの教材
SPIは「赤本で基礎を固めた後に、青本で少し難しい問題になれ、高得点を狙う」というやり方がおすすめです。
ただ、中学校~高校レベルの問題に自信があるという方は青本から始めても、問題はありません!!

これらの本はSPIの各項目(言語・計数)を体系立てて、説明してくれているので、大変理解しやすいです。また、解説も詳しいので初心者の方でも挫折せずに、勉強することが可能です!!

▲おすすめポイント
SPIの基礎から学べるので、算数・数学が苦手な方でも大丈夫!!
(私自身も文系です、、、)
「出る順」で構成されているので、効率よく勉強できます。

▲おすすめポイント
SPIで高得点
をとるためには必須です!
圧倒的な問題数と網羅率で、これを3周できればほぼ確実に9割取れます。


玉手箱対策におすすめの教材
玉手箱は時間制限がシビアなテストなので、問題集を解くときも隣にタイマーを置いて、「時間を意識しながら問題を解く」という演習の形が効果的です。

▲おすすめポイント
言語・計数・英語、性格の全科目に対応しているので、これ1冊のみで玉手箱の対策を終わらせることが可能です!また、分野別の対策と模擬テストも充実しており、実戦形式の対策をすることができます。


TG-WEB・GAB対策におすすめの教材

▲おすすめポイント
難解とされるTG-WEBですが、この本ではなじみのない計数問題から、言語問題の「効率の良い正解の見つけ方」までを網羅的に解説してあります。また、再現問題も掲載されているので、実戦形式で取り組みたい方にはぴったりです!


CAB対策におすすめの教材

▲おすすめポイン
CAB・GAB・IMAGESまでを幅広く対策できます。実際の出題範囲、出題内容を忠実に再現してあるので、本番で焦ることなく回答できます。
特に、CABの法則分野の練度はとても高いです!本書と全く同じ問題が数問出題され、他の問題も解き方が本書に掲載されていたものが多かったです。


5. 実際にwebテストを受ける際の注意点

試験対策だけでなく、受験時の注意点も押さえておくことで本番でのミスを防ぐことができます。この章では、受験前後のポイントをご紹介します。

5-1. 事前準備

  • 自宅受験の場合、ネット環境やデバイスの確認を忘れずに行いましょう。

    • ネット環境のトラブルには配慮してもらえない可能性があります。

    • また、監視型or非監視型の確認を忘れずに行いましょう。

  • テストセンター受験の場合、指定された持ち物を用意しましょう。

    • 身分証明書など持ち物を忘れると受験できないこともあります。

    • テストセンターでは基本的に電卓を使用することができません。注意しましょう。

5-2. 試験中のポイント

試験中のポイントは以下の通りです。緊張することもあると思いますが、対策してきた自分自身を信じて、目の前の問題に集中しましょう!

  • 7-8割程度の回答率を目指して、一問一問丁寧に解く!(SPIの場合)

  • 時間配分を意識して、最後まで問題を解く。(玉手箱の場合)

  • 難しい問題に固執せず、解ける問題から取り組む。 (TG-WEBの場合)


まとめ

webテストは就活の重要なステップですが、正しい対策をすれば誰でも突破することができます。この記事で紹介した勉強法や教材を活用し、計画的に準備を進めてください。
まずは、小さな一歩として対策本を手に取りましょう。継続することで必ず結果がついてきます。あなたの就活の成功を心より応援しています!

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Notion就活生@26卒
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