ただのメモ書きだけど ~俺ならこうする、odd taxiと大豆田とわ子のラスト~
※クソほどネタバレしてますのでそういうの嫌いな人は見ないでください。
この連休、どこも出れないので2021年を騒がすドラマ・アニメを遅まきながら最後まで見て勝手な妄想でも垂れ流すか、と思ったがtwitterじゃなくてこういうとこがいいかな、と思いまして、雑に書きなぐりました。
①大豆田とわ子と三人の元夫
親とみていたのだが最終話で親がみるみる見る気をなくしていったのが面白く、これは確かラストに何かしらアレがあるぞと思った。そこで、自分だったらこの面白いシチュエーションドラマをどう落とすか考えていた。
なんか切迫性が一気に抜けるんだよな。唄ちゃんの彼氏の話とか社長になりかわりそうな秘書のねーちゃんの話とか、親が実は同性愛者であったとか、サイドの話はとても面白いのがあったのに、結局メインの元夫三名が最終的ににぎやかしキャラになっちまうんだよな~。そこがダメだと思うんだ。キャンドルとかで淡くなんかいいシーンやったりボーリングとかしてる場合じゃないんだって。あんだけ一緒にいりゃ犬猿でも仲がいいってわかるんだから。むしろ面白かったサイドの話になんでこの三人が絡まないの??唄ちゃんのクソ彼氏なんて男としてなんか言ってやれよ。
だからラストは、この3つのサイドの問題に元夫三人が深く介入するべきだったんじゃないか?同性愛なんてね、ってアナクロなことを3人のうちの誰かが言って滅茶苦茶になるとか、お抱え弁護士(こいつが一番嫌いだが)がいきなり「大豆田とわ子は辞任します!!」とか言い出したり。
それか、最後の三人のキャンプの話を、ギリギリでぶっちぎってしまうってのはどうだろう。来る直前になんかかごめちゃんの幻影とか見ちゃってさ、なんか言ってるんだけどわかんないの。きっと「ばーか」って言ってるんだけどさ。それでふととわ子は「ん?この元夫三人とバカバカしくじゃれあってるだけでいいんか??」となって(じゃれあえるのもあたしゃアッパー層の余裕と思いまさあね)、いきなり逆方向の海へ一路一人旅。社長業も渡しちゃって、唄ちゃんは…俺なら唄ちゃんの携帯に、あのクソ彼氏から電話かかってきて、寄りを戻す?うんいく!みたいになる唄ちゃんを前もって出しといてだな、独りきりのバカンスでとわ子は「あーそうか、あたしもなんか亡霊みたいなのと亡霊みたいなカンケイを楽しんでるだけだ」って三人との絶交を決意。それを唄にも言おうと電話するんだけど、なぜか唄に通じなくて…………。
みたいな感じかな~。不穏すぎかしら。
②odd taxi
こっちのほうが親の集中力は持ちましたね。確かにラストのタクシー沈没はすごくいいシーンで「すんばらしー」と一家揃って絶賛。ラストの鮮やかさはとわ子は全く違って破壊力がありました。まさか、「視界」そのものに伏線(って言葉あんまもう最近好きじゃないんですけど)があるとはね。
で、最後の最後のラスト、半ば、「まあみんな気になるだろうしな」で、この物語の殺人事件の犯人がわかるんですけど、ここがね~。なんか、映画、「スリー・ビルボード」みたいに、もう殺人犯あてっこをするのが目的じゃないと思うんですよねこの話。これ、やっぱり「街」を見せていく話のような気がするんだけどな。まあいいや。ある種ちょっとミステリーめいた?終わり方をするんだけど。
オレだったら最後の「視界」の仕掛けに殉ずるなあと思うんですよ。
犯人はあの子だった。だから最後は、あの子の「目線」になって見える「街」を視聴者は見るべきなんじゃないかな。どんなのか? うーん、俺なら、ちょっとアレだけど、今なら三次元の「この街」を見せるかな。実際のリアル。それでまた犯人の距離がぐっと近くなったりするんじゃないかな。怖いんじゃないかな。
③漂流者
これさっき見たけど、面白かったな。脚本は秋元康!!!かと思いきや、劇団ブラジルのアン山田さん!!!! 前は「事故物件」の脚本とかも書いてたよなあ~すげえなあ~
はー。
こんな感じで全く俺は何もできないまま、カス脚本を書く気力もなく深夜半裸でnoteなんかを書くわけですよ。救急車のサイレンを聞きながらね。