「フォロワー0から人気絵師へ!AI時代の挑戦記③」【SNS映えとは?】

SNSで伸びたいならSNS映えする絵を描こう!
そんな言葉を聞いたことはないだろうか?
そんなん分かってる!でも『SNS映え』っていったい何?!といった私のために、色んな人のイラストを見て研究したことをまとめておく。
ずばり、今日のテーマは『SNSで伸びるための絵作り』だ。


◆SNS映えとは

ここではわかりやすく『SNS映え』と表現しているが、言い換えれば『イラストの持つ訴求力』である。
「上手く描けたと思ったのに全然伸びなかった…」
こういった経験をしたことはないだろうか?
これはイラストを通して貴方が伝えたかったことが見る手に上手く伝わっていないということなのだ。
故にいいねをしたいと思わない、リポストをしたいと思われにくいのである。
ではどうすればSNS映え…もとい訴求力を上げることができるのだろうか?

◇①綺麗な色

まず、私は色彩検定だとかカラーコーディネーターだとか言った資格は保持していない。
専門知識に基づくものではないことをご了承いただきたい。
さて、イラストには「使ってはいけない色」が存在しているのをご存知だろうか?正確には色彩感覚が優れている人は使っても問題ないが素人が使うと高確率で事故る色だ。
具体的にはカラーサークルの青部分が事故る色、黄色部分がメインカラーとして使うことを避けるべき色である。

青マーク→事故る色
黄色マーク→メインは避けるべき色

特にSNS映えにおいてこの色合いは重要である。
青色部分は淀んだようなイメージを抱かせる色であり、ドブ色をイメージすると分かりやすい。
周囲の色となじませることが難しいためあまり使ってはいけない色だ。
また、黄色部分はビビット色などと呼ばれるものでパッと見の印象が強く、メインカラーとして使うと絵全体がうるさくなりやすい。
使うならアクセントカラーとして使うと良いだろう。

色というのは単体で選ぶのではなく周囲の色全体から雰囲気に合う色を選んでいくものだ。
タイムラインで露出している万バズイラストの色をスポイトしてSNS映えに向いている色を知り、自分なりの色使いを学ぶといいだろう。

◇②わかりやすいシチュエーション

イラストにシチュエーションを持たせるのは大切だ。
シチュエーションは大まかに分けて2つあると思う。

1つ目は「大きなシチュエーション」だ。
たとえば「アイスを落として泣いている」だとか、「うさぎリンゴをおいしそうにたべている」だとか…。
要するにパッと見てわかるシチュエーションだ。

大きなシチュエーションは誰でも思いつく。
問題は2つ目の「小さなシチュエーション」だ。
たとえば「ママに買ってもらったアイス」だとか、「初めての包丁で一生懸命皮をむいたリンゴ」だとか…。
大きなシチュエーションを補完するシチュエーションというわけだ。
大体の人は「この絵いい!」と思えば細部までズームをして見る。
その時に至る所にネタやシチュエーションがちりばめられていることで面白い絵が完成するわけだ。
大きなシチュエーションで見る人をキャッチし、小さなシチュエーションで魅了する。
もちろん、最低限見てもらうために大きなシチュエーションには凝らなければならないが。

◇③見て欲しいところをアピール

イラストの訴求力を上げるためにはあなたが見て欲しい要素を見る側に見せなければならない。
これは若干大袈裟な例だが、推しのツインテールを見て欲しいのに肝心のツインテールが画像サイズ上限で見切れている…などなど。
基本的に人間は絵より文字を吸収する方が早いため、タイトルを「ツインテール○○(キャラ名)」など分かりやすいタイトルにするといい。
SNSは大きな視線誘導をさせられるほどイラストを長く見てもらえる訳では無いため気をつけていきたい。

◆まとめ

「SNS映え」とは…イラストの訴求力
訴求力を高めるには
①きれいな色使い
②シチュエーション構成
③見て欲しいところをアピール

この3つの要素が大切だといえる。
これからもSNSに流れてくるイラストを見て研究し、共通点を探し出していきたい。
それでは良き創作活動を。

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