【詳細版】バイバイレイニー歌詞考察~1番Aメロ~
こんばんは,えんでぃーです。
まずは,ライブでもすいちゃん言及していた人気曲
バイバイレイニーのMVをどうぞ
この楽曲めちゃくちゃ好きで,でも難しくて
もーーーーーっとこの曲を知りたい,他の人にも魅力を知って欲しくて歌詞考察を始めました。(1年前)
詳しくは回顧録第0弾をご覧ください。
また,サムネイル画像はMV内((バイバイレイニー / 星街すいせい(official) - YouTube)のスクリーンショットを使用させていただいております。
今回は,,,
バイバイレイニーの歌詞考察を分かりやすく重要なところだけまとめた概要版制作のために,取っ散らかった過去の歌詞考察を振り返り整理する再構成版バイバイレイニー(ネーミングは考え中)。本日はその第一弾1番Aメロです。
追記
ネーミングは詳細版にしました。
よくよく考えたらこのnoteのシリーズが一番詳しく分かりやすくバイバイレイニーの考察を楽しめるかもしれません。(昔のやつは分かりにくい&今後作る概要版は内容少なめ予定のため)
基本的には1年前の考察の内容なのですが,核心的なところをちゃんと言っていなかったり,整合性があっていないところがあったので,補強してあります。
↓1年前のツイート(これから説明するので読まなくて大丈夫です)
1番Aメロ
この楽曲のプロローグの役割を持っています
が,難しいです。
バイバイレイニーの歌詞が難解で意味が分かりにくなっている要因の一つな気がするパートです。
1番Aメロは更に前半後半に分ける事が出来ます。
前半は謎の4つの音のパート
後半は前半の答え合わせとBメロサビへ繋がるパート
適宜上の画像を見て、歌詞を確認してください。
1番Aメロ前半パート
前半部分は,「空っぽのサイレン」のように短い文が4つ脈絡なく存在しています。
楽曲が始まって一番初めの大事な部分なのに自己紹介もストーリーも無いです。
一見意味の分からないこのパートも細かく見ると意味が見えてきます。
短い文1つ1つに注目すると,それぞれ音に関係する言葉だと分かります。
前3つはサイレン,施錠音,スケーターとやかましい音が多いです。
最後の三点リーダーは「…」のことで無言・無音を意味します。
ここは「主人公」と「君」の口喧嘩を表しているのではないかと考えました。
お互いに罵声を浴びせ合って結果無言になって終わる。
サイレンだとかガラガラスケーターだとかは,やかましい不快な音としての比喩という事です。
それを裏付けるのが,Aメロ後半パート
「どんな言葉にもちゃんと綻びがあった」です。
「どんな言葉」より,前半パートの音は言葉であることが答え合わせされます。
1番Aメロ後半パート
前半部分の謎は明らかになったので,後半部分を詳しく見ていきます。
「どんな言葉にもちゃんと綻びがあった」
これも意味がよく分かりません。分解してみます。
どんな~にも→例外なく全て
言葉→前半パートより口論の際放った,放たれた言葉?
綻びがあった→完全な状態から不完全な状態になるほつれがあった(思い出している)
「どんな」が付いているのでここでの「言葉」は
口論の際だけでなく,「思い返してみれば,あの時の言葉も」という意味だと解釈します。
過去の数々の言葉によって2人の関係に「綻び」が生まれ,前半パートの口論が決定打となり関係は終了した。
そういった意味だと推測します。
「もう何も言わずに遊ぼう」
「もう」とわざわざ付けているのは,
口を開いて言葉を発する事にうんざりしているから
「遊ぼう」で街に出るBパートサビに繋がって行きます。
主人公は終わったことを吹っ切ることが出来ず,まだ過去の言葉だとか色々と考えている状態です。
そんな状態から脱却したい,もう何も言わずに考えずにいたいから,外に出て,物語が始まるのです。
1番Aメロまとめ
1番Aメロをまとめると
登場人物は「主人公」と「君」
口論によって二人の関係は終わった
「主人公」は口論だけじゃなく,
その前から二人の関係に綻びを生む言葉があったと思い出している。
そんな事をまだ考え続けている状態を脱却したくて遊びに出かける。
こうしてまとめてみると
1番Aメロは,ちゃんと物語のプロローグとしての役割を果たしています。
今回は以上です。
ここまでよんでいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう。