魚の中で・・・「ハナミノカサゴ」が一番好きな話。
ご存じですか?ミノカサゴ。
自分が3歳くらいの頃かな・・・、3~6歳くらいの頃、図鑑を見るのが好きでした。
特に海の生物の図鑑。それをよく読んでたな・・・って思います。その図鑑を読んでいるときに「怖いな」って思っていた魚が何匹かいたんです。
挙げるとすれば、「ゴンズイ」と「ウツボ」、そして「ミノカサゴ」。
ウツボは見た目が凶悪で怖かった印象があります。ゴンズイは・・・強い毒があるって聞いて怖かった。ゴンズイ玉とかも含めて・・・。
ミノカサゴは、そのビジュアルと強い毒持ちってことで、一番怖かったのを覚えています。
だけど、今は「魚(サメとか巨大魚除く)」の種類だと・・・一番好きなんです。
あの怖かった「ミノ」の部分は今ではとっても「チャーミング」に見えて・・・。
そんな話をしたくて、記事にしました。
〇ミノカサゴ
カサゴ科の魚です。カサゴっておいしいですよね。私は生で魚を食べるのはあまり好みではなくて・・・、火を通した方が好きなのですが、カサゴとかだとにつけにしたり、唐揚げにすると美味しいですよね。
でもハナミノカサゴは・・・こんなビジュアルで(↓)。この細いミノの一本一本に強い毒があり、下処理が面倒なためあんまり食べられることはないかもしれないなって思います。実際につったことはないですが、リリースされるのかな?
とても美しい・・・。このヒレのほやほや感、優雅に泳ぐ姿・・・。実に海に潜って、ダイビングで見てみたいですね。自分海って足がつかないから怖いのでダイビングは未体験なんですが・・・、ミノカサゴちゃんは見てみたい。
かわいい。
うーん、可愛いですね。写真だとおっきく見えるけど、育ち切ってもせいぜい40cmくらいで、ちっちゃいんですよ。そこがまたいとおしい・・・。
そして名前が、ミノカサゴ=Luna lionfish(ルナ ライオンフィッシュ)なのです。かっこいい・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そして可愛い。
稚魚の頃って、毒のヒレだけは長いまんまで、体躯はちっちゃいんですよね。徐々に育つにつれて、体躯が大きくなっていって相対的にヒレと同じくらいになります。
稚魚の頃も可愛くってかわいくって。
ちっちゃ可愛い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
たまらない可愛さ・・・・・・・・・・・・・ホントに可愛い。可愛すぎる。こんなナリして10cm未満位って考えると・・・ああ・・・、可愛い・・・。
〇毒性
割とシャレにならない毒性があります。刺されるというか、触れる感じで毒を受けるわけで。遠目で見る観賞魚って感じで自分は認識しています。
でも後述しますが人慣れするので、結構飼っているYoutuberの方とかもいたりして、観測しています。
死亡例もある(?)くらい毒の強い魚なので・・・舐めちゃあいけないんですけど・・・。逆にそれ以外気を付ければ何とかなる魚ちゃんです。
かわいいね。
〇人なれと「怒りっぽい」とこ
滅茶苦茶人に馴れます。だから飼われたりする。世話が大変なので、自分は時間的にも面倒を見切れる自信がないため、飼うことはないでしょうが、人なれをするためめちゃくちゃ可愛いと思います。
ダイビングとかでもよく会えるとか。
基本的には「温厚」でこちらから近づいても攻撃してくるようなタイプではないのですが、「ちょっかい」出し過ぎたり、追いかけまわしすぎたりすると、自分より体躯の大きい相手でも「ふざけるなよ!」って言って怒って真正面に向かって泳いできたりします。
そこも可愛いですが・・・、怒りっぽい所には注意しないといけませんよね。
でもそこも可愛いよな~って思います。
比較的ダイビングに行かれている方の話ではポピュラー寄りの魚らしいですが、実際網にかかったりして市場に回ることは多くないようで・・・。あとは棘の処理とかが面倒という意味合いでもなかなか市場に流通しないようです。
どこかで聞いた小耳にはさむ程度のエビデンスの情報だと・・・美味しいとか言う話でした。まあカサゴの一種ですしね・・・。マズイって話も聞きます。どっちなんでしょう?それもまた食べてみないとわかりませんね。
でもまあ・・・食べたいとは思わなくって、近くて見ていたい。
可愛いな・・・って、ずっと思っています。
〇水族館で
割と全国の水族館を巡ったりしていますが、いない方が珍しいかも?
どこの水族館でもいるような魚だと思います。とってもかわいいです。
優雅に泳ぐ姿がとってもエレガントで・・・かといってちっちゃくてかわいい・・・、それでいて怒るとしっかり向かってくる強さも持ってて・・・。
是非見てみてください。思ったよりちっちゃいので・・・。
〇時折大量発生
日本でも、なんかクラゲとかがポケモンの「大量発生」みたいに湧く年がありますよね。
それと同じように、10年前?くらいか・・・そこらにアメリカの東海岸に大量にミノカサゴが発生した事例があります。
ミノカサゴ、食性としては基本的に小動物というか、貝や小甲殻類、小魚などを普段捕食しています。肉食ですね。
海藻を食べたりなどはしないので、磯焼けになるってことはないらしいのですが、時折予期せぬところで大発生しては、そこの小海洋生物をかっさらうがごとく食べつくし、ミノカサゴだらけになるって話を聞きます。
漁師さんから見たら大迷惑ですね・・・。でも可愛いよなア・・・。
うーん、確かアメリカで大発生してた時は「大量駆除」のニュースとかを見た記憶があります。仕方のない事だけれど可哀そうだったなあ。
でもまあ普段おさかなとか他の種類のものは食べてたりしますし、人間社会を円滑に営むためにも、エゴではありますが必要な処置だったのだろうと思います。
でもとっても、可愛いね・・・。
是非お近くの水族館に行かれた際には、見てみてくださいね。
おさかなシリーズ、動物シリーズは続けたいですね。自分がそういった生物が好きなので・・・・・・・・・・・・。
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