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マギアレコード(魔法少女まどか☆マギカのソシャゲ)に出てくる「アリナ・グレイ」と「御園かりん」の関係(アリかり)

好きなキャラ、2次でもなんでも結構「男キャラ」を好きになりがちなんですけど、例外というか、「女の子」のキャラも好きだよって話をします。

マギレコ(マギアレコード)という2024年9月にサ終した所謂ソシャゲの話です。
グブを初めてソシャゲに抵抗がある程度なくなった自分は、本当にきっかけはなぜかは思い出せないのですが、マギアレコードをサービス開始日から始めていたんですよね(勿論ログインしなかったorできなかった時期はあったのでずーと連続ログインとかしてたわけじゃないけど)。

懐かしい思い出と、そのマギアレコードに出てくるキャラクターである「アリナ・グレイ」と「御園かりん」と、そのカップリングである「アリかり」について中心に書きつつ、マギレコの思い出も書いていこうと思います。

なんでホント、なんで自分マギレコ続いたんだろうな・・・自分でもなんでここまで割とガッツリやったのか覚えてないですが・・・。

まどマギの話とか、マギレコの本筋の話はまた別記事にしようと思ってます。無印版だと私は「美樹さやか」ちゃんが好き。マギレコアニメで異様に優遇されててよかったです。

※ちなみに、ストーリーは「第一部」と「第二部」「ピュエラヒストリア」がありますが、ガッツリ見たのは「第一部」だけです。二部以降はリアル多忙で読めていない(後で読めるのでと思って後回し)&読もうと思った矢先にサ終したため・・・。
だから「第一部」の内容に沿って、「アリかり」について書きます(アニメも絡めます)。


〇元々「蒼樹うめ」先生のファンでした(本格的にファンになったのはマギレコリリース後)

へちょ顔

イヤ、今でもファンですけど・・・。理由はいろいろあります。
あの「へちょ顔」が好きなのもあるんですけど、好きになったきっかけはまあ「ナルキ」繋がりでもあり・・・。作品「Narcissu(←フリーノベルゲーム)」を書いた作者である片岡とも先生は本当にすーーーーーーーーっごく「顔が広い」のもあって(どうやって知り合ったんだろう?なんでだろう?)、当時から交友関係が広く今現在ガチガチの売れっ子イラストレーターさんであったり声優さんとつながりが深いのです。なんででしょう・・・ホント・・・顔が広くって、コミュ力凄くて凄い羨ましいです。そんな片岡先生は所謂アダルトゲームブランド「ねこねこソフト」の主宰でもあり、その「ねこねこソフト」にガチ新人の「蒼樹うめ先生」が在籍していたことがあったんですよね(公式4コマを一時期担当)(先生曰く、古い知り合いと)

又、蒼樹うめ先生には生き別れた双子の姉(婉曲表現)が居て、ねこねこソフトに出てくる「サ・ナ・ラ・ラ」という作品のイラストレーターをつとめています(藤宮アプリ先生)。
うめ先生は公式サイトに不定期掲載されていたという「諸葛瑾(かつては野武士等いろんな名前があったみたいです)」4コマを連載していました(書く人はいっぱいいて、不定期に入れ替わっていた)。
(ちなみに今この4コマ全部の入手方法はねこねこの一応最後という名目のメチャ・デカ・ファンディスク探すしかないと思います)

うめ先生、おいくつなんだろう・・・。ちなみにサナララはすごい良いのでぜひ!
確かにほんのり「エロ」はありますが、片岡先生の信条としては「大人になってからじゃないと共感できない」と言う意味合いでの「精神的18禁」を普段の作品から意識されているそうです
まあエロは売る要素(まあ先生の趣味もあると思うんですけど)ってかんじ。
銀色1章とかなんて主人公とヒロインのそういうシーンないですからね・・・

まあサナララを知った時は自分は18未満もいいとこだったので、大人になってからプレイしたのですけど・・・。

後はべろんべろんに気分が落ち込んでたというか、リアルが忙しい&大変&つらすぎてかつその解決方法が「そのきつさに耐え忍んで乗り切る事」以外なかった時期があって、なーんも頭を使わずに作業しながら流せるようなアニメを見よう!とふと思い立って、アマゾンプライム会員だったのでなんかそんなもんはねえか・・・なんかないか・・・と思って見つけたのが「ひだまりスケッチ」でした。

某コラで有名な画像(画像はゆの)
私は宮子とゆのが好きです

なのでアニメは見ています。凄い最初はなーんも気にせず、「あ、うめ先生だ」くらいの認識で見始めたんですけど、面白かったですね。

なんか・・・自分ってすごい、これXにも書いたんですけど「うっすらクリエイター」に憧れているフシがあって。まあ成れないってわかってるからこそなのかもしれないんですけど(あきらめちゃダメなのは分かるんですけど、自分がそういう存在になるにはメチャ苦労が必要だろうなーって思って手が出ない)。
美大とかを目指す「美術高校」が舞台の物語で・・・まあ基本的には「日常」系なんですけど、割とというかすごーーーーーーい面白くって・・・。後は「メシ」がうまそうです。何というか、日常そのものが「シアワセ」なんだろうなって思えて、見てて癒されましたね(自分は修羅修羅修羅修羅!!!!怒怒怒怒怒怒!!みたいな気持ちで日常を生きていたので)。
勿論、彼女たち視点の「悩み」とかはあったと思うしそういう描写も無いわけではなかったと思います。ただなんか、日々がシアワセそうで羨ましかったんですよね。

だから割とというかそのあたりから本格的に「蒼樹うめ先生」が好きでした。(もっとガキの頃に魔法少女まどか☆マギカは見ましたが、その時は本当にガチガチにファンにはならなかったかも)。まどマギの映画もリアタイはしてないです(叛逆)。
実際ひだまり見たこのころには既に「マギレコ」は確かサービスしてたと思うので、ホントになんでマギレコを初日からプレイしていたのかはマジで「謎」のままですけど・・・。

この記事はまた、うめ先生について書こうと思ってます。

〇マギアレコードの簡単な「概要」

基本的には類似というか先駆アプリである「Fate Grand Order(FGO)」とベースシステムは似てたかも?と思います(浪人時代の友人繋がりでFGOもちょこっとだけやった←また記事書きます)。
簡単に・・・今回はアリかりの記事なので・・・。また書いたらLink記載します。

〇マギアレコードで初めて引いたSSR「御園かりん」と「敬礼ちゃん」とハロウィンイベ

これ知っている人あんまり多くなさそうなんですけど、確かマギレコってサービス開始延期した気がします。だからズレにズレて、サービス開始後のガチ一発目のイベントが「ハロウィン」だったような気がするのです。
まあ小題の内容を順に書いていくとして・・・。

まずプレイしたてのころ、確かあの頃ってマギレコって「天井」が無かった&最高レアリティが1%だったんですよね(その後のアプデで疑似天井ができ、かつ天井も実装されたうえさらにその後SSR排出率が2%になった)。だからなのか、分からんのですけど最初の頃は自分最高レアの子持ってなかったんですよね。
ましてや「天井」も無くて、当時は「鹿目まどか(無印版)」が激つよだったのでそれ目当てになんか回したのか、無料ガチャが来たのか・・・。
ただなんと無しに引いてみて、引けたのが「御園かりん」ちゃんでした
当時はストーリーにもかかわってこない、直近の「イベントの主役」キャラだったのを覚えています。

マギレコ、結構キャラ多いんですけど「蒼樹うめ先生」が直に書いてるキャラはそんなに多くないです。メインキャラ+原作キャラ+一部みたいな。
その「一部」に該当するキャラがこの子でしたね。

イラストレーターもデザインも「蒼樹うめ」先生だったのでホントに気に入ってずっとスタメンだった記憶があります(奥義がうちやすいのもあった)。初めて引いた最高レアの子なので思い入れがあるってのもありますね。まあ後はそんなに最高レアが居なかったってのもありますけど・・・。
本編(第一部)に一切出てこないので影が薄いっちゃ薄いんですが・・・。

次に「敬礼ちゃん」について書きます。この「敬礼ちゃん」こそが「アリナ・グレイ」そのものなのです・・・。ゲームのPV公開時に「敬礼」している緑髪の子がおる!って話題になってたみたいで、そん時は敵か味方かもわからず、ただ敬礼しているだけだったので「敬礼ちゃん」って言われてたんですよね。

確かに今見ると何に対する敬礼なんだろう?
PV時にはキャラ定まってなかった可能性デカいですね

この子の初出は上述した御園かりんちゃんが主役を務める一発目のイベント「ハロウィンシアター」でした。御園かりんちゃんが通う学校は中高一貫校であり、御園かりんちゃんは中学2年生、この「敬礼ちゃん」は高校1年生でした。御園かりんちゃんは「漫画家」を目指す子で、目指すという割には「絵がまだまだ」な感じで・・・。「敬礼ちゃん」は美術部のはみ出し者で浮いてて常にボッチではあるものの、若くして「個展」を開くレベルの実力者で・・・、なぜかこの二人は同じ部室で一緒に絵をかいているわけです(理由は後述)。
かりんちゃんの「あまり上手くない絵」に滅茶苦茶厳しくダメだししながらも、厳しくありながらも面倒を見てくれる「良い先輩ポジション」として初出だったんですね、この「敬礼ちゃん」こと「アリナ・グレイ」は・・・

このイベントだけ見ると、このキャラいい子なんだろうなあ・・・ってみんな思ってたんです。
このイベント直後のメインストーリー更新で、「ガチガチの悪の総親玉(ヴィラン)」としてアリナ・グレイは描かれるんですよね。

そりゃまあ直近で「イイ先輩」としか描写が無かったから、当時はガチでビックリしたし回りもそんな反応でした。

〇アリナ・グレイという女

後に実装された本人の解放絵ですね
散らばってるキューブみたいなやつは「固有空間」であり敵だったり魔女だったり使い魔を一時的に「閉じ込められる」便利な魔法です。

色々と話題に事欠かない女性でもあります。簡単にプロフ書いて、特徴的なところを書いていくと・・・。

〇顔芸(←アニメ版 ネタにされすぎてマギレコミリしらの人は顔芸くらいしか多分知らない)
〇ルー大柴さんみたいな特徴的な英語+日本語の入り混じった口調
〇御園かりんちゃんの通う中高一貫校の高等部の1年生
〇高校1年生にして個展が開かれるレベルの「ガチ」天才絵描き
〇天才の才能に甘んじることなく努力できる才能+作品を生み出し続けるバケモノ
→美術部に在籍しているものの、本人がコミュニケーションを他者と取らない為はみ出し者になっており、複数ある美術室の内の一室を一人でアトリエ代わりに使っている(←デカイ学校なので美術室がいくつもある)。
〇敵の親玉(第一部)
〇積み木を積み上げるのを楽しむ女
〇ドッペルが「エ〇ズ」っぽくて修正を喰らう
〇公式コラボでいつもボッチ枠で呼ばれる(まどか+ほむらペアといろは+やちよペアにそっとボッチ枠でアリナが呼ばれるのがお約束になっていた)
〇アニメでもいい扱いを受けている
〇顔芸

挙げてみるとこんな感じで、詳細書くと↓こうなります。

〇ルー大柴さんみたいな特徴的な英語+日本語の入り混じった口調
英語と日本語が入り混じった喋り方をします。日本に住んでればルー大柴さんまんまって感じで伝えれば百パーセント伝わるやつですね。特徴的過ぎる、なんかそういうのもあって距離取られてるんじゃねえかな・・・。

黙ってれば美人1

〇御園かりんちゃんの通う中高一貫校の高等部の1年生
〇高校1年生にして個展が開かれるレベルの「ガチ」天才絵描き
〇天才の才能に甘んじることなく努力できる才能+作品を生み出し続ける

神浜市栄区にある栄総合学園(中高一貫校)の高等部1年生で、御園かりんちゃん(中学2年生)の先輩にあたり、美術部所属、既に個人としての個展が開かれたりするなど売れっ子のアーティストでもあって・・・。テーマ性は「死」だった気がします。なぜ「死」なのかって言うと、幼いころに愛犬を亡くしているんですよね。さぞ可愛がっていた愛犬の死を経験したのと、後はこれもまた関係あるのですがアリナを可愛がってくれていた祖父母もまた亡くなったこと。
その「生きるものはいつか死ぬ」みたいな経験が、びりびりっとアリナの心に大きな影響を与えた様子で、そこからテーマ性を受け継いでいるようです


あんまり人とつるまない性格(悪く言えばぼっち)で、基本的には学業もテキトーに・・・(学業成績は振るわなかったはず)、美術部でもはみ出し者として空いた美術室を「一人で(←ポイント)」使って絵を描いている設定だったはずです。
御園かりんちゃんは後述しますが、「漫画研究会」を立ち上げようとするものの部員がかりんちゃん本人しかいないので研究会とすら認められず、うろうろするうちにアリナの美術室に居候する形で活動しています。一緒の部屋を使うの許すあたりアリナも公認の後輩ではあるんですよね。

〇敵の親玉(第一部)
〇積み木を積み上げるのを楽しむ女

黙ってれば美人2、また彼女もヴィラン側と言ってもそれは「主人公側から見た」ヴィランであり、魔法少女である以上彼女もまた被害者側なので・・・

悪の総帥というか・・・、ストーリーの第一部の総親玉です。マギウスっていう3人組の悪の親玉組織があるんですが、そのうちの一人ですね。何か正直他の二人はなんと無しに「温情」みたいなのがあるようにストーリーでは描かれるんですが(そういう経緯に至っても仕方ないよね・・・みたいにプレイヤーに思わせてくる)、アリナだけはなんか「面白がって」やってるんですよね。テーマ性というかまあ「死」のアーティストだし・・・。勿論魔法少女の鉄則に漏れず、「魔女化」を知った時は激高しています(そんなの知らされてなかったから)。一応当たり前の感性は持ちつつ、無下に「自身が死ぬ」ってことを良しとしないんですよね。ただまあ・・・ヘイトの矛先にはうってつけだったと思う。ただそこまでガチガチにヘイト向けられることもなく、何となく「悪いヤツだけどおもしれー女」みたいないい塩梅というか・・・、あまりプレイヤーからはガチ拒否されてなかった印象があります。

〇ドッペルが「エ〇ズウイルス」っぽくて修正を喰らう

引用させてもらった「X」リンク

これ、ガチ案件なんですけど、マギレコの第一部では特に重要なワードとして「ドッペル」ってのがあるんですね。これって何かって言うと、ゲーム面のシステム的に言うと、奥義ゲージ100%で奥義がうてるけど、さらに200%まで溜めて撃つと奥義よりもさらに強い「究極奥義」みたいなのが撃てるよって感じのスタンスにいるのが「ドッペル」でした。ストーリー的設定で言うと、これホント「ズル」なんですけど、貯まったソウルジェムの「穢れ」を奥義状に放出して穢れを放出するとともに大量の魔力エネルギーを放出して攻撃する究極奥義・・・みたいなものです。簡単に言えば、ドッペルを発動することで「穢れ」が消えるんですよね、グリーフシード要らずになるわけです

夢のシステムと思うけれど、ただ乱発するとその魔法少女の本来の「気質」に引っ張られどんどん侵食されるとかなんとか、そういった設定があったと思います。ただ魔女化は防げる夢のシステム、それがドッペルで、ドッペルは魔法少女それぞれの「モチーフ」がもとになってたりします。

アリナ・グレイのドッペルは「熱病のドッペル」といい、アリナが謎のポーズ(キタキタおやじのポーズ)を取った後背中のドッペル本体から毒々しい菌状のものがぼたぼた・・・とたれて攻撃するわけです

熱病のドッペル 実は本体はアリナの後ろにいるかわいいちっこいヤツ それ以外はドロドロした粘液?液体みたいなやつです。

こいつが設定的に多分偶然なんですけど、「アレ?これエイズウイルスじゃねえの?」って指摘があって、爆速で修正されました。多分ガチでエイズ狙ってたかは「分からん」のですけど、意図してた可能性はあるし、あるいは昨今色々と燃えるので炎上対策に消したってのもあると思います。
話題に事欠かない女ですね・・・ホントに・・・。

〇公式コラボでいつもボッチ枠で呼ばれる(まどか+ほむらペアといろは+やちよペアにそっとボッチ枠でアリナが呼ばれるのがお約束になっていた)

マギレコって、大体7年(?)位サービスが続いていたり、何ならサ終による急ピッチのストーリー完結とかじゃなく、ゆっくり理想のペースでストーリーを書き切って、その後1年~1年半くらい虚無期間続いたのちの「サ終」告知だったので、なんというか「急死」と言うよりは「お看取り」って感じでプレイヤー側も良いゲームだったね・・・って見取った感じの大往生したタイプのソシャゲでもあるんです。だからこそまあいろんなコラボとかしたんですよね。

まどか+ほむらペア
いろは+やちよペア
アリナグレイぼっち実装(←?)
せめてかりんちゃん呼べばいいのに・・・(でも多分メインにかかわらないから無理なんだろうって)
ただ絵ヅラも含めて「場違い」感は当時からマジですごかった 今でも謎です。

なんかすごいネタにされるのが、大体コラボって5人選出されるんですけど、カップリング1+カップリング2+アリナって言う構図が公式が意図?しているのかあって・・・(公式の偉い人にアリナを異様に気に入ってる人がいる?)。
必ず「アリナをぼっちで」コラボに出すんですよね。「トリオ」+「カップリング」の5人でもいいのに・・・
それを公式からも、プレイユーザーからも(サ終して以降も)ネタにされる女です。

〇アニメでもいい扱いを受けている
〇顔芸(アニメ版)

顔芸+女版ルー大柴 このシーンをわざわざカード化せんでもよかったやろ・・・。
もっといい画あったと思うんだけど・・・。

割とアニメで上述した「ルー大柴」みだったり、顔芸だったり、そういう感じでガチガチの悪の親玉ってよりかは「年齢相応感のある」悪役+コミカルに描かれる分そんなにワルワルのワルって感じがしなかったのが公式からの救いかもしれないです。後述する「アリかり」ってすごい人気なので、そういう要素「マシマシ」にしてくれたのも嬉しかったな・・・(後述してます)。アニメは・・・かりんちゃん一切出てこないレベルに出てこないんですが、アリナのかりんちゃんへの思いが重すぎるのが強調されててよかったです(アリナの出るシーン大体かりんちゃんの匂わせがある)。

〇御園かりんちゃん

解放絵はこれ、恒常キャラで季節限定とかでもないのに一生ハロウィンのことしか喋らない女
(多分サービス延期とかもあって、本来は季節限定として出される予定だったのかも?)
一生ハロウィン女として二次創作のネタになったりもしてます

この子はアリナほど目立つ存在じゃあなくて・・・。
アリナが通っている栄総合学園の中等部2年生の子です。ホントに言ってしまえば一歩違えば「モブ」みたいな子になるわけなんですが・・・。

魔法少女としての力も、弱い方から数えた方が明らかに早いタイプの子で、まあ神浜にいなければ早々に魔女になってただろう子です

固有魔法は「窃盗」です。まあ後述するかりんちゃんに流れてる血が関係するんですが・・・、この子は弱い魔法少女が故に強い魔法少女からグリーフシードを固有魔法の「窃盗」で盗み取って生活していたんですね(一人で魔女倒せないし、協力する仲間もいなかったから)。勿論感性は普通の人間なので、そりゃ窃盗に対する罪悪感は半端ないので、自分と同じような弱い魔法少女たちに盗んだグリーフシードを分け与えてあげることで罪悪感を何とか減らして生きていた女の子です。(盗まれる側はたまったもんじゃないけど)。

将来の夢は「漫画家になる事」ですけどお世辞にも絵がうまいとは言えなくて・・・。ただなりたいって思うガッツの強さは本当に強くて、日々努力を惜しまない子でもあります(夢見がちってだけっちゃだけなんだけれど)。

一人で漫研を立ち上げようとする者の人数が少ない(一人)+部屋が借りられないってことで途方に暮れていたとき、たまたま一人で空き美術室で活動しているアリナを見つけ、「間借りさせて」って感じで飛び込んでいくんですね。そういった思い切りの良さがある子です。そんな感じでアリナ側もかりんちゃんのそういう「思い切りの良さ」を結構気に入っている(+羨ましいと思ってる←アリナ結構そういう押しは強いタイプではないので)わけです。

固有魔法の「窃盗」は、かりんちゃんの祖母がドロボー由来なんですよね。
かりんちゃんの祖母は手癖が悪く、結構万引きとか窃盗を繰り返していたようで・・・。ただ、孫のかりんちゃんに対しては本当に優しいおばあちゃんで、かりんちゃんもそれを分かったうえでおばあちゃんっ子であったわけです。ただ残酷なものか、流れている血は争えないのか、結局かりんちゃんの固有魔法も「盗む事」になったんですね・・・。まあ盗む盗まないの意志選択は本人の度量によるところもあると思うので、かりんちゃんはそういう事しないって思えるんですけど・・・。

とかくまあ、そんな感じのどちらかというと話(メインストーリー)の本筋には殆ど関わってこないキャラクターです(第二部からは割と出番が増えましたけど、自分がガッツリ読めてないのであくまで第一部限定の話で書きました)。

〇「アリかり」ペア

一生ハロウィン引きずり毎年ハロウィンの時期にペア実装が望まれていた矢先
最後のハロウィンの年に唐突にペアが待望実装された
呼び名は「アリかり」が多いですけど、実際はアリナよりもかりんが主導権を握りがち
それも合わせての「主従関係」を匂わせたようなこのイラストはイイですね。

これが書きたくてこの記事を書きました。
よくある男二人組のバディものは「ブロマンス」って言いますよね。

※ブロマンス:大事なのは「恋愛感情」を含まないってことが大事で・・・、Brother+Romanceが組み合わさった造語であり、男同士のどちらかというと恋愛感情じゃなくて、友情、絆、親密な関係というか親友関係みたいなモノを指します。何というかそういう女性向け作品の用語?でもあるかも。男側から見れば「なんだそれって普通の男の観点から見た親友じゃん」みたいな感じですけど、そういう用語があるみたいです。恋愛感情抜きにしたBL?みたいなもんだと思ってます(BLをミリしらなのであれなんですけど・・・)。

その「女性版」みたいなもんです。多分・・・。調べてみると、女性版「ブロマンス」は「ロマンシス(Romance+Sisters)」と言うみたいですね。
それに該当するもんだと思います。勿論Pixivとかで所謂「百合」みたいな作品はゼロではなかったと思いますが、この二人の関係はどちらかというとロマンシスに近い関係なんだろうって思います

〇アリナから見たかりん

これめちゃくちゃ大事なんですよ、この視点・・・。だから先に書きました。
アリナってなんだかんだ、才能は滅茶苦茶あったしそれを自分で上手く活用というか活躍させられてるんですけど、それ以外の感性はすごく年齢相応なんですよね。だから色々悩むし、何ならこんなにうまく行っちゃった分ガッツリ挫折っていう経験もなくて・・・。そういった面で、自分とは言ってしまえば「真逆」の存在であるかりんちゃんに凄い重たい感情を持っているんですよね(恋愛とかじゃなくて、尊敬・羨望等含んでるけど嫉妬じゃあない感情)

本人が自覚してるかどうかは分からないんですが・・・、アリナってもう「人生でやりたいことやり切っちゃったな」って思ってるところもあって、「漫画家になる」って言うこれからを目指す夢を持ってるかりんちゃんをなんと無しに羨ましく思ってるところもあります。ただ能力自体で見れば自分には全く及ばないどころのレベル差があるんですけど・・・、情熱という点から見ればアリナよりもずっとずっと持ってるのがかりんって感じ。

悪の親玉3人組 左の二人は同い年
アリナだけ結構年上です。 この3人組を「マギウス」といい、
その「マギウス」の手下の魔法少女たちのグループが「マギウスの翼」と呼ばれてました

一番書きたいこと先に書くんですけど、アリナって第一部の「ヴィランの親玉」なわけで、まあ基本的に市内の「魔法少女」連中はリストアップされるというか知っているはずなのです(これはガチだと思ってる)

そんな中、アリナとかりんって互いに「自分は魔法少女」って言わないんですよね。かりん側はそりゃ泡沫も泡沫、ただのモブっ子の魔法少女なわけだからアリナを魔法少女って知らないのは当然なんですけど、アリナ側は逆に言えば「絶対知ってるはず」なんですよ。ただ、現状のその「先輩-後輩」関係を(無意識に?)崩したくない部分もあって

「あえて」

かりんちゃんに対して「魔法少女だよ」って言ってないんですよね。第二部でバレちゃうんですけど(逆にそれまでは全く知らんかったってことでもある)、第一部というか本人の口からついぞ本人の意思で「私は魔法少女」ってかりんちゃんにアリナ、言わないんですよ。
多分、魔法少女だよって言ってしまったら関係が変わっちゃうから・・・(ましてやヴィラン側、悪いことしているって自覚がアリナにもほんの少しでもあった?)。そこら辺を(無意識に?)かなり気にして、アリナは魔法少女であることをかりんちゃんに言わないんですよね。そこもアリナの年齢相応なところな感じもしていいし、それだけかりんちゃんとの関係を大事にしているのが伝わって来て本当にいいんです

そして実際自分が「やり切ったな、自分」って思った後、死をテーマにしている以上最後は自分の死を作品にするってヤケクソ気味にアリナがなってしまったとき、かりんちゃんが救っているんですよね。問答無用で命の恩人なわけで・・・。
多分普通にかりんちゃんはいろいろ考えず突っ走った結果なんだろうと思うんですけど、それが逆にというか、まあアリナのいい意味で心の琴線に触れたというか・・・、そういう意味もあってアリナがかりんちゃんに対して思ってるいい感情は想像以上に重くて、ある意味ではかりんちゃん→アリナ以上にクソ・デカ・デカ感情だと思っています。かりん→アリナが100だとすれば、アリナ→かりんは10000位ありそうなくらい。それ位ガチでした。

アニメ版で描写されたシーンでは・・・「神浜」市に災厄が訪れる日にあえてかりんちゃん「だけ」自分の個展が開催されている市外に「絶対にいけ死んでもいけ絶対に行け見に行ってこないとぶっ飛ばす」みたいにツンデレじみた感じでかりんちゃんが災厄に巻き込まれないように無理くり自分の個展のチケット渡してるんですよね。重いな~~~~~~~~~~~~~~~。

更に、自分が「もう死ぬ(アニメ版はバッドエンド世界線)」てときに、最後の作品を描き上げ、その作品の宛名が「御園かりん」宛てになってるんですよね
最期の作品を後輩に託すというか、まあ無理やり送るんですけど(←むりやり無承諾でってのがアリナらしくてさらにイイ)・・・、重てェ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~って思って、本当にイイです。

アリナの無意識のかりんちゃんへの感情、デカすぎて滅茶苦茶いいんですよね。

〇かりんからみたアリナ

多分無意識にアリナ自身がかりん>アリナだと思ってるんじゃないかと考えてます


どうしても先に「アリナ→かりん」を書いちゃうと見劣りしちゃうかもしれないんですが、かりんちゃんからすれば第一部限定でいえば「イイ先輩」だし、面倒見てくれるし、本当にイイ先輩てかんじの認識で・・・。
ただ「イイ先輩」ってだけじゃなくて、そこから一歩・・・数歩先に進んだ感情は持ってると思います

アリナって友達いないんで友達って言う存在を挙げるとすればかりんちゃんなんですけど、かりんちゃんって結構わりに友達いるんですよね。友達だったり先輩だったり

ただそのかりんちゃんから見た幾人もいる「先輩」の中でも特に「アリナ」は結構身近というか・・・そういう人として「好き」と言うか・・・、まあ・・・恋愛感情とかじゃなくて・・・友達を格付けするもんじゃないですけど、優先順位は一番かそのあたりにいるくらいの高いレベルの「先輩」だったんだろうなって思うのです。一番仲いい先輩だーれ?って言われたら「アリナ先輩なの!」って言うくらいには・・・だと思う

そうであってほしい、これは私のそうあってほしい願いですね。
まあ・・・そうじゃなかったら、第二部で「アリナが悪の親玉だった」って知った後も関係続けないと思うから・・・。これは私の「そうあってほしい」って希望なんですけど・・・。
でもかりんちゃんからのアリナへの矢印も相当にデカいと思います。恩義も含めて、いろんな感情含めてデカいと思う。

〇双方にとって

いい意味で「凹凸コンビ」なんだろうと思うのです
お互いがお互いを羨ましく、かつ尊敬してかつ支えあっているいいコンビだと思います
実際、アリナとかりんで二人で話しているときは基本的に絵の指導の時以外はアリナが主導権握ってるように見えて実はかりんちゃんが握ってることが多いです。アリナはなんだかんだかりんちゃんに振り回されるんですよね。

もうそれはホントにぐるんぐるん振り回されて・・・。かりんちゃん側も「意識して」主導権握っているというよりはアリナがかりんちゃんに「着いてきてる」って感じ。アリナがわんこだとしたら飼い主がかりんちゃんですね

そんな感じのイメージです・・・個人的に。
ほんで、待望のハロウィンペア「かりん&アリナ」ですけど、かりんが魔女役(魔法少女役)でアリナは使役される幽霊役なんですよね。こういったところからも作中での関係が暗に示されているのと、公式側のキャラへの愛というか、造詣の深さに本当に嬉しく思います。

〇まとめに

書き切れないし、うまく言語化もできないんですけど、こういった「アリかり」ペア、凄い自分の心に突き刺さって、今でも好きだよって話を書きました。Twitter(X)であったり、Pixivにもいっぱいイラスト描いてくださってる方であったり、そういった話であったり二次創作とか滅茶苦茶ある話だと思うので、是非知ってほしいなと思って、書きました。

特に公式ではないので、言及すべきか悩んだのですが・・・私は「ぼや野」先生が描く「アリかり」が大好きです。
もうほんと・・・最高で・・・ェ・・・。本当に最高なのです。是非・・・。↓

ぼや野先生のTwitter↓

ぼや野先生のPixiv↓


そんな感じで、アリかりの記事でした!

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