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秋のきざしが見えて来て。

2024年夏、夏もまだまだ暑い日が続くけれど、秋のきざしがちらっと見えてきた気がします。

今年は暑かったですね。朝からもうずっと30℃超えてたりして・・・。
最近漸く、朝晩は(予報では)30℃切ってたりして。実際外気温30℃切るってのはなかなかなかったりしますけど、何となく涼しい朝晩が増えたなあって感じが、8月下旬時点でします。

そして台風ですね。台風シーズンに入った感じがして(感じではなく実際きてますけど)。それもまた、秋のきざしなのかなって思います。

いや、この記事を書いているさ中「台風10号」がとんでもなく「やばそう」ってのがあってこんな記事を書いている場合じゃないかもしれないですが・・・!

追記:迷走している台風10号、何とか無事に世界の人々が過ごせるよう・・・。


〇晩夏から初秋って

まず最初に、夏に向かっていく時期でもある晩春から初夏にかけてって、今の時代(2024年)ではもう気温がガンガン上がっていく一方で・・・、また湿度もとんでもなく上がっていく一方で・・・。

言ってしまえばこと気温や湿度に限って言えば人間が「生きにくくなる」季節に移りゆく時期でもありますよね。あとはこないだ書いたような・・・日本においてはこの時期に「祝日」が欠けるので、落ち込みがちだったり・・・。

結構「ハード」な時期だと思うのです。身体に負担がかかりますし、雨の日も梅雨シーズンで増えるので、いわゆる低気圧に襲われがちになるので、片頭痛持ちの方とか結構症状が出たりとか、そうでなくても低気圧で身体を壊したり、そもそも季節の変わり目なので気温差等で身体を崩したり・・・しがちですよね。

梅雨 飴シーズンで朝起きて雨だと通勤通学がゆううつに・・・。


逆に、晩夏から初秋にかけてと言えば、暑い日はまだ続いたりしますけど、日常的に30度後半が当たり前!ドン!であったり、湿度が高くてムシムシする・・・と言った事は比較的、徐々にではありますが落ち着いてきて。
漸減していっているな~って感じられる時期で。

季節の変わり目ではありますが、湿度が下がっていくのもあって空気が澄むんですよね。だから遠くの景色まで見えたりして。

まあ・・・何より通勤通学とかで「汗をかかなくなる」のがデカいよなって思います。

猛暑から「過ごしやすい」気温になっていく形になって・・・。

「暑さ」って、確かにエアコン等空調である程度カバーできますが、どうしても外に出なければいけない時(通勤通学等)ってありますよね。その時って・・・、やはり人間ですから何かしらの衣類をまとわなければならない中、どんなにギリギリまで薄着しても、最近の本邦って暑いしジメジメしててすぐ汗がドバドバ出るわけで・・・。単純にそういった意味で暑さや湿度は「不快」ですよね。何なら今話題の「匂いハラスメント」も不可避っちゃ不可避なわけで・・・。そういった副次的な派生するような問題も発生しますよね。うーん、夏はやはり過ごしにくい・・・。

暑い+汗+ジメジメ+服が不快+べたつく

家の中だって、たとえ「全裸」になったって暑いもんは暑いって状況じゃないですか。冬は「着こめば」何とかなるのに対して、夏はもう脱ぐものない状況で汗がドバドバ出るのが今の日本ですよね。

夏のレジャーも楽しいですが、海で泳げば塩でベタベタ、プールや川で泳いで涼んでも着替えて帰る頃にはまた汗が・・・と言ったような・・・、夏の時期の屋外にいるだけでかかる「デバフ」の強さたるやと言う感じで。

でもそういった時期が「終わりつつ」あるこの時期・・・。ちょっとした「夏」という四季の中でも「ハレ」な季節が終わりつつあるちょっとした「切なさ」(=エモさ?)をちょっと肌で感じながら・・・。

夏のイベントは「ハレ」って感じがしますよね。レア度的には正月とかと並ぶ位かも・・・。

日が沈むのが少しずつ早くなり・・・、午後6時位には日没するようになって・・・。同様に夜明けも遅くなって、午前5時にはもう明るくなっていた夏とは違い、午後6時過ぎごろから明るくなってくるようになって、日照時間が短くなっていって・・・。

そういった意味でもちょっとした「セツナさ」があるのかなあって思うのです。
でもそういった切なさも「エモい」なって思いませんか?エモいというか・・・、ちょっと心にしくっと来るような「対象がない小さな寂しさ」

生活においても、新生活からはもうひと段落ついて、上半期も終わりに近づき・・・下半期が見えて来て・・・。職業や職場によってはこのタイミングで異動とかもあったりしますよね。学校とかだと・・・受験シーズンが本格化してきて・・・。夏期講習とかも終わって・・・共通テストとかの申し込みが始まったりして「いよいよだな」って感じがしてきたり・・・。

気温が下がるのと相まって気が「引き締まる」シーズンでもあるのかなあって思うのです。

でも総じて「過ごしやすさ」と気持ちの「ちょっとだけ寂しいけど気が引き締まる」感じがして、過ごしやすくなるなーって思うのです。

〇秋のいいところ 食欲?読書?スポーツ?

全部当てはまると思うのです。
暑さが薄れてきて、少しずつ過ごしやすくなるってことはつまり身体的な面でも暑さで削られる体力が減るってことで・・・、夏バテとかで削られてた体力分が削られなくなるわけで・・・過ごしやすくなると思うのです。

又、精神面においても、暑さって過ごしているだけで脳内にずーっとこびりつくような「あちいな・・・」って感じが捨てられなくて、ガッツリ集中できるかどうかって大分変ってくる気がします。

この点は湿度も同じことが言えると思ってて・・・。湿度も高すぎるとずーっと「うぜーなこのじめじめ感・・・」がぬぐえずずっと続いて集中しきれない・・・みたいな感じで。

身体面・精神面の両方においてデバフ量が減るのかなと思っています。
だからその分集中しやすくなったり、余剰な体力ができて・・・余暇等に割く時間が増やせるわけで・・・。

あとは、日が短くなったりするのもあって、短くなった日中にその分集中力を回せてその分仕事とか勉強効率が潜在的に上がっている部分もあるかもしれません。まあつってもこの現代において・・・、24時間働き続けるような職業もあるので・・・まああんまりこれは関係ないかなあとも思いつつ・・・。

はなしはそれたのですが、体力面でも精神面でも過ごしやすくなるのは事実だと思います。

焼き芋美味しいシーズンでもあります。焼き芋屋さんって減ってません?まあその分、見かけたときの喜びもひとしお!ですが・・・。

そして・・・暑い夏を乗り越えたり、ある程度の雨量による水分確保ができた分・・・育つ「作物」ですね。春ってあんまり作物のシーズンではないんですよ。実際冬を超えて育つ作物は多々ありますが、やっぱり全体的に見ると夏野菜とかも含めて、暑さを超えて育つものが多いイメージです。果実類は特にそうですね。

寒い時期からあったかくなってくる頃に収穫する作物と言えば、代表的なものって「春キャベツ」だと思うんですけど、他に何かありますかね・・・。冬は根菜メインで・・・春は春キャベツ。それ位じゃないかなあと思うのです。

田植えの「米の苗」は種をまいて育てます。地味に目立たないけどダルイ作業。春の風物詩ですね。自分ちだけかもですけど

むしろ春は種まき(米の種まき)と代掻き、そして種まきした苗が育てば・・・田植えですね。実家は農家なので、よーく手伝ったりしたのをよく覚えています。今でも時間が空けば手伝うのですけどね・・・種まきとかは特に腰を言わすので・・・。
まあそれはそれとして、春は作物収穫の「準備」の時期だと思っています。

秋は・・・やっぱり実る時期ですよね。さっきも上述したように、暑さを超えて成熟する作物は多いです。あとは「米」ですね。稲刈りのシーズンが来ると、秋だなあって思います。
早い所だと9月からもう稲刈りやったりしてますよね。うちは春キャベツと二毛作のようなことを伝統的にしてるのでもっと遅いですけど・・・。

うーん、稲刈り・・・。良いですよね。種まくより収穫の方が農業では好きです。コンバインに乗ってガリガリ収穫して、コンバインの届かない部分は手で鎌で刈り取るわけです。まあ・・・実際作業となるとだるいけど・・・取れたら取れたで喜びもひとしおなわけです。
そして何よりとれたては旨いわけで・・・。コメについても、1年前の古米(こまい)と新米(しんまい)を比べると明らかに水分量が違うのです。みずみずしくてうまい。

メシが旨いのは日本の文化でもあると思いますし、季節関係なく今はどんな野菜も食材も基本手に入る世の中になっていますが・・・、やっぱり旬の食べ物は旨いですよね。とれたてだとなお良しって感じで・・・。

食欲の秋ってのは間違いでないなあって思うんですよね。
意味的には・・・夏バテとかで落ちた食欲が戻って来てついつい食べ過ぎてしまうという見方もできますけど・・・。

そしてスポーツですね。運動会シーズンでもあるかなあと思うのです。
楽しいですよね、スポーツ。できるようになってくると楽しくなるものだと思うのです。できるまでは苦痛なんですけどね・・・、だけどその壁を超えると一気に楽しくなってきて・・・楽しく出来るようになってくるのだと思います。
そんなスポーツも、暑さを超えて熱中症等の心配もせず・・・ガンガンやれるようになってくる秋・・・。良いですよね。山登りとかも冬前ギリギリのシーズンで、何より紅葉がきれいでのぼるのも楽しく、山頂から見る景色も楽しく。一石何鳥だってくらいのハッピーさが得られるのかなあと思います。
そう考えてみると、レジャーの時期とも言えますね。

そして読書も・・・やっぱり「暑さ」が薄れることでの集中力の増し方があるのかなあって思います。秋の夜長・・・夜が長くなってきて・・・、良い時期なんだろうと思います。自分はもう長らくそういった娯楽という意味での読書をすることはかなり減ってしまいましたが・・・、機会があればしたいですね。
余暇自体が少ないので、結局他のドサ回りの仕事をこなしてると休みが終わってしまったり、せっかくの休みがあって時間があったら、遊びに出かけたり、新作で気になっていたゲームなどをしてしまったりでなかなか読書までにかまける(?)時間が無くて・・・。もっと時間があれば有意義な使い方をしたいものです。読書もやっぱり、秋ですね。

・・・読書はいつもしようと思えば、できるはずなんですけどね・・・。教養ってやっぱり、身に着けとくか否かであればつけといた方が良いに越したことはないので・・・出来れば通年キッチリ読む癖はつけたいところではあるけれどなかなか難しいですよねえ・・・。

〇イルミネーション

これは個人的に推している内容なのですが、秋口あたりから冬~春まで、街がイルミネーションでキラキラしませんか?駅前とか。これはまあ・・・都会に限る話かもしれないですけど・・・。
なんで夏はイルミネーションがないのでしょう?
ちょっと考えてみると、発光ダイオードの部分も結構熱くなりますし、夏の暑さに耐えられないのかな?ともっともらしい理由を考えてみました

実際そうなのかもしれませんね。夏って殆どイルミネーションを見かけない気がします。あとは台風ですっ飛んでいってしまうかもしれないとかいろいろありそうですけれど・・・。

でも秋口に入って、クリスマスセールとかがちらほら耳に入ってくる頃・・・、半袖がちょっと肌寒くて七分丈になったり・・・羽織るものが必要になってくる頃・・・そのころくらいから、イルミネーションがキラキラしだすかなーって思うのです。

これは個人的に「秋」の特権だと思ってて、やっぱりイルミネーションが輝きだすと秋が来たなーって思うのです。とてもきれいで・・・とてもいいですよ。

もちろんイルミネーションが最も輝くのは「冬」だと思っているのですが、秋口の輝き初めのイルミネーションも良いです。凄く良いですよ。

新宿とかだと・・・サザンテラス(新宿駅バスタ南口側)のイルミネーションはぜひ見てほしい。きれいなんですよね。

新宿南口方面を見る景色 引用元

自分が浪人してた頃・・・特に2浪目は、もう勉強とメシ睡眠以外やることが無かったので、運動もかねて毎日朝晩新宿をぐるーっと回ってました。夜が早くなってきて、受験も近づき焦りだす頃に新宿がキラキラしだすんですよね。サザンテラスは毎日、本当に通学路のように毎日通ってた道なので、思い出深いです。自分が秋=イルミネーションって刷り込まれてるのも、この経験からかなあ・・・って思うのです。本来ならイルミネーションって冬ですし。

新宿南口から代々木方面を見て・・・。ドコモタワーもきれいです。 引用元

秋口のイルミネーションもぜひおすすめですよ。見てほしいです。
特に新宿!ほか東京はあちこちでイルミネーションしてますけどやっぱり個人的な思い出が強いサザンテラスは見てほしいなあ・・・。

秋~冬は「東京」がいつもよりもずっと「奇麗に」見えますよ!

〇冷えゆく季節と感じる「セツナサ」

一昔前までの日本の文化と言うか、過ごし方って・・・、当たり前ですけど基本日本って農耕民族であるからこそ冬って「作物が基本獲れない」季節になるわけですよね。冬支度って言葉があるように・・・、冬を乗り越えるための準備が必要になるわけです。動物もここは同じですね。人間も動物ですけど・・・。まあだからこそ冬が明けたときの春の到来は喜びもひとしおなわけで・・・。

冬の到来って、本能と言うか日本人?特有の刷り込まれた気質と言うか、冬に対して何らかの理由ははっきりしない、根源的な「切なさ」を感じないかなあって思うのです

年も暮れに近づき・・・日没が早くなり・・・空は澄んで・・・年末に向けて人々が足しげく動き・・・住宅街ではなぜかいつもは気にならない近所の夕飯のカレーのにおいとかが気になったりして・・・。

ちょっと「センチメンタル」になりませんか?原因ははっきりしないけど・・・いろんな言語化できないような小さい複合的な要素が沢山折り重なって、センチな気持ちになるのかなあって思うのです。

でもそれがまたいいですよね。逆に言えば・・・気分が落ち込むのとセンチな気持ちになるのは表裏一体だと思ってもいるので、ちょっと鬱っぽいなとか気落ちしちゃうなあってのはあるかもしれないですけど・・・、そこは気を付けないといけませんね。

ホント、でも秋から下がりゆく温度とともに、切なさは強くなっていく感じがします。逆に下がり切って、年末を越えて年明けるとセツナサってよりは・・・上がっていく気温と、春の到来で明るい気持ちになる感じ。

〇秋

秋が好きって方は多いと思います。魅力たっぷりですし、確か人口的な割合でも秋が好きな人が一番多いのかなあ?と思っています。

年をまたぐたびに、経るごとに・・・年々「秋」と言う概念が無くなっていると世間では騒ぎますよね。確かにそうかもしれないけど・・・まだ「秋の残滓」くらいは残っているんじゃないかなあって思うのです。

後は・・・単純に「覚えてないだけ」かな?って。秋の時期なのに「暑かったり」すると、人間って嫌な記憶って覚えているものでそういった記憶は強く残りますけど、意外と普通に過ぎ去った「秋」の季節らしい日ってのは印象に残らないのかもしれません

意識して、過ごしてみるとあるかもしれないですよって思うのです。
だって、紅葉は少なくともあるわけだし、秋は感じようと思えばいくらでもそこら辺に「残滓」があると思います。残滓どころか塊位あるかも。

2024年、今年もまた秋が来ますね。歳を取るたびに早まる時間・・・。
ゆっくりと季節を味わってみるってのを意識するのも、良い事なんだろうって思います。せわしなく過ぎるこの現代の社会において・・・一瞬でも、ちょっとでも、ほんの少しでも立ち止まって・・・空を見上げたり周囲の木々を見てみたり、人々の装いを見てみたりすると、秋を感じられるかもしれません。

私は今年、特に念入りに秋を感じてみようと思っています。




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