断捨離は向いてなかった自分
過去ですね〜色々とデトックス(毒出し&整理)をしたいと強烈に思って色んなことに手を出したときがありました。
闇雲にモノを捨てまくったりしてですね……とんでもないムーブをかましていた時期がありました。
今書いていて思うのはその行動の根底には
『自分が嫌い』
『こんな自分を消してしまいたい』
という寂しさが眠っていたように思います。ネガティブな状態だからこそ何か変えたいと思ってやりましたが 自分の場合はかえって悩みを深めてしまったような氣がしました。
断捨離の話をしますとよく言われるのは
『古いモノを捨てよ』
『◯◯年以上使っていないモノを捨てよ』
みたいなHow to があると思うんですが 自分はやってみた結果あんまり具合が善くなかったですね。イコール断捨離は善くないという訳ではなくてですね。断捨離したあとの『その後のヴィジョンがなかった』のが課題だったと思います。
断捨離してどうなりたいのか?
どういう生活を送りたいのか?
スッキリした暮らしって具体的にはどんな感じかのか?それって自分には心地よいのか?
断捨離をしていたときはそんな視点はさっぱり無くてですね とにかく親の仇のごとく手放し魔人になっていて 自分が何のために片付けるのかよく考えていませんでした。
最近までそういう状態がゆるーく続いていたんですが そういうときって部屋が片付いていてサッパリしていても なんか肌寒いというか 温もりがないというか 空虚な感じが自分の部屋からしていました。
かたやパートナーの部屋はそこそこモノがあるのに温もりも感じるし僕の部屋よりモノが多いのに清潔感もある。この違いってなんなのだろうと感じていました。
ようやくその理由が少しずつ見えてきましたが僕の部屋には
『僕が心地よく感じるモノ』
『自分が見ていてときめくモノ』
『持っていて幸せだと感じるモノ』
ざっくり言うと自分が本当に好きなモノがほとんど無かったんですよね笑
こう周りから見て映えるモノはあるけど自分が好きかというと「うーん……」と首を傾げるモノが多かったです。パートナーさんはというと自分が心から好きなモノを集めていましたので 持っているジャンルは色々ありましたが 全体の統一感というかまとまった部屋という印象を受けました。
こういうことに氣がつけるようになったのは近藤麻理恵さん。こんまりさんの片付けの魔法という本を読んで実際に片付けをしたことが大きかったと思います。
こんまりさんのセッションは女性か経営者しか受けられないというので男性である自分は本を読んで実践したのですが かえってそれも善かったと思います。悩みの深いときって大体金欠だったりしますしね笑
それで片付けの魔法をやってみてすぐに変化が表れた……という訳ではありませんでしたが数年かけて徐々に徐々に変化を感じるようになってきました。
現在の自分は心がときめくがどうかでモノを選ぶようにしていて判断を誤った〜!ということもありますが それは経験としてヨシ!とするようにしています。まぁ出来てないときもありますがそれも含めてのヨシ!ですね笑
そんな感じで断捨離をしてみても僕の場合はあまりしっくり来ませんでした。こんまりさんの片付けの魔法がめちゃくちゃしっくりきたか?というとそれも分かりませんが 自分の場合はゆっくりと時間をかけて変化してきたように思います。
こういうことって自分に向き不向きが必ずあるので断捨離がしっくりくる方。こんまりさんのときめくで片付けをする方がしっくりくる方。あるいは両方のハイブリッド型やオリジナルのメソッドを作る方もいらっしゃるでしょうね。
断捨離が向いてなかった方にはこんまりさんの片付けの魔法。結構面白いと思います。