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心の声を代弁されたような氣もちがした/自分はもっと大切にされるべき存在であり、軽視されるのは許せない

パートナーさんが借りてきた本

パートナーさんが借りてきて、お勧めだと言うのでどんな本かいな?と見てみると、バシャール(ダリル・アンカさん)と本田健さんの対談本でした。『本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!』という本です。

ずいぶん前に読んだっきりで内容もあまり覚えていなかったので、この機会にもう一度読んでみることにしました。パートナーさんは先に読んだらしく、とても面白かったらしいです。

ちなみにパートナーにバシャールのことを初めて話した時は、ここまでバシャールに対して好意的ではなかったと思うので、パートナーもずいぶん変わったもんである。

特に氣になった文章とその部分の引用

あらためて読んでいて色々と興味深いやり取りが出てくるんだけれど、特に興味のひいた部分は簡単に観念を変える方法を教えてくださいという本田健さんの質問に対するバシャールの答えでした。下記引用になります。

 まず、その観念が何なのかを知っていなければなりません。そこにあると知らないものを変えることはできませんから。
 ですから、マイナスな考え方や発想があると気づいたときに、簡単な質問をしてみてください。
 この状況において、自分に対してどういった観念があるからこそ、自分は今こういったことを感じているか、あるいはこういう行動を起こしているのかということです。
 あるいは、違う形でそれを聞くこともできます。もしこのまま自分の情熱に基づいて前に進めていったとすると、自分はこの先起きることで何を恐れているのかということです。
自分に正直で答えを聞くのが怖くなければ、何らかの形で答えが出てきます。その観念が何であるのかということを見ることができます。
 それを自分の意識にもってくることができ、そしてそれが何であるかと言うことに気づきます。

本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!本田健×バシャール(ダリル・アンカ)著 p118~119 

僕と猫との状況において生まれるネガティヴな感情の根っこはなんだろう?

以前にも書きましたが、僕は家の猫に対して苛立ちや不安を覚えることがあります。そのことをどういった状況でそれが起こりやすいのか、書き出してみて、すこし見えてきたものがあります。

①猫が太い声で泣き続ける時。
②じっと視線を向けられる時。
③一緒に遊んでいても、パートナーのほうにぷいっといってしまう時。

まず、自分が苛立ちや不安、落ち着かない氣分、焦りを感じるのは上記の3つバリエーションがあります。

共通するのはそういったシチュエーションにおいて、僕は無力感や自分には状況を変える力がないのだという感覚に陥ることです。

①猫が野太い声で泣き続ける時。

猫が鳴き声を続けることで苛立ちを感じるのは、声がこちらに何かを求めているように感じているからだと思います。仮に求められていても応じなければ善いのですが、求められることに対して断ることは不義理なことという罪悪感(思い込み)があります。

書いていて思い出したのは、我が家の父はあまりまとまった時間を与えてくれない(大事にしない)人でした。僕がまとまった時間を自分のために使おうとすると「ちょっといい?」と言われるのです。大抵ちょっとじゃないんですけど笑。

そうして自分の時間が細切れになる訳なんですが、そういった父親に内心で不服を感じていました。ですので、僕のなかで猫が鳴き続けることで自分の時間を邪魔されているように感じてしまっているのかもしれません。

②じっと視線を向けられる時。

視線が合うことについては、こちらも見ているから視線が合うんですよね。当然の話ですが。

じゃあ、なんで視線が合うんだというと、不安だからでしょうね。周りを見張っておかないといけないと信じている。自分は小心者なんですが、それを見透かされているように感じて苛立ってしまっているような氣がします。

考えてみれば殆んどの生き物は小心なのです。その心の大小に優劣なんてつけられないのに、僕はそこに優劣を見出しているのだと思います。

③一緒に遊んでいても、パートナーのほうにぷいっといってしまう時。

一緒に遊んでいても、パートナーの方へプイッと行ってしまうというのは猫飼いあるあるなんでしょうか。僕はそのことにいちいち寂しさを覚えたり、小さく苛立ったりしていました。このことでChatGPTにどういう思い込みがあると思う?というのも聞いてみました。

すると、

自分はもっと大切にされるべき存在であり、軽視されるのは許せない。

どひゃー‼︎という回答が返ってきました笑
いつも自分が怒っている根本みたいな部分が直球で返ってきてしまい、今回はここを書くだけでよかったんでは?あるいはここのために他の文章があるといっても過言じゃないくらい、この回答は突き刺さりました。

終わりに

実はこうして書き出してみても根本の思い込みに辿り着けたようには感じません。

バシャールが話していたことで、今も覚えているのは「ワクワクは全てを含む公式です。それはワクワクすることをしていればネガティヴなことが起こらなくなるという訳ではありません。ただネガティヴなことが表面に浮かび上がってくることで、より対処しやすくなります」という言葉でした。

僕もワクワクすることをしていればポジティブなことばかりで、ネガティヴなことは起こらなくなるのかな?なんて思っていましたが、そんなことは実際にはなかったですね笑

パートナーと同棲期間や結婚前後、そして猫を飼い始めてからと、自分と向き合わざるを得ない状況が続いています。

以前も書きましたが、僕の場合は自分一人だと自分のネガティヴな思い込みを変えようという強い動機が持てなかったと思います。

そういった意味では、パートナーも猫も僕に変化のチャンスを与えてくれているのだと感じています。

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