今回もまた仕事がすこし楽になった話をしようと思う。私が仕事に行くのを憂鬱に感じていた頃に 妻が私にこんなことを言ってくれた。
「仕事なんて行くだけで たかなりさんが そこにいるだけで役にたっているんだから 特別なにかしようとしなくて良いんだよ。」
この考えは私には無かったものだったけれど なるほど 案外そう云うものかも知れないなと思って それ以来 とりあえず自分は仕事現場に行くだけでほぼ全ての仕事を終えたような そんな気持ちで仕事へ向かっている。
すると気分的にも楽になって 実際に仕事も楽に出来るようになってきたように思う。なにせ行くだけで その日の仕事のほぼ全てが終わっているのだから笑。
いるだけで充分職場の役に立っているとは随分と飛躍した発想のように感じるかも知れない。私も最初はそう思ったが そう言えば 以前に介護の仕事をしていた時 夜勤の際などは 誰かいてくれるだけで良いとよく思っていたことを思い出した。何もしなくていいから誰かそばにいてもらえたらなぁと言うことをよく思っていたことを思い出した。
まぁ実際にはいるだけで何もしない訳ではないけれど 何かしなくちゃというマインドでいるのと ただいるだけで充分 働いているわーと言うマインドでは後者のほうがかなり楽である。
そんな訳で妻が私に掛けてくれたコトバ。
『そこにいるだけで良いんだよ』
このコトバを 私はお守りのようにして 今日も働いてきたのであった。
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