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SwitchBotカーテン3がうるさすぎるので改造した

問題発生

朝からギコギコうるさすぎ!!!!

はい。始まりました。
朝8時になると騒音とともにカーテンが自動で開いて優雅とも快適とも程遠い一日の幕開けです。

SwitchBotカーテンというカーテンを自動で開けたりできるIoT家電的なやつを半年前に導入したんですけども、

ここ数ヶ月動作時に爆音でギコギコ言うようになったわけですね。
本来動作音は静からしく、今回買った3は旧モデルよりも静かになったらしい。旧モデルは何だったん?工事現場?

サポートに問い合わせたが

ということでSwitchBotに問い合わせたんですけども、ロールのサイズ変えろという指示が来まして

※ロールとは
ここではカーテンレールに引っ掛けるローラー部分のことで、SwitchBotカーテン3には3つのサイズが入っています。
ちなみに「SwitchBotカーテンロール」というロールカーテン用のSwitchBotカーテン(別商品)も存在しており、とてもややこしい。

この丸をつけた部品がロール

もともと使ってたものが一番大きいサイズで、中サイズにしても騒音発生して、小サイズにしたら削れて粉を撒きながらレールにスタックしました。

身を削るロールSサイズ

サポートと何度かやり取りしても解決が見えず、もう自分でなんとかするしかないと思い魔改造することに決めました。

原因は

そもそもロールの設計に問題がありそうです。樹脂が棒に刺さってるだけなのでもともと回転が良いとは言えません。そして樹脂製のロールにゴミがついたり汚れたりして更に回転が悪くなって削れたり回転にムラができて真っ直ぐ進まなかったりしてるみたいです。騒音はそれが原因で出てるみたいでした。

そんな感じで問題は、以下の3点です
・ロールの回転がそもそも悪すぎる
・ロールが樹脂製で耐久性がない
・ロールが斜めにズレてレールに落ちてスタックする

魔改造する

これを解決するには
・ロールの回転が悪すぎる
→回転しやすい部品に換装する

・ロールの耐久性がない
→素材を金属等に変更する

・ロールがスタックする
→ロール自体の形状を電車の車輪のような形状にする

という感じで考えた結果、
フランジ付きボールベアリングをロールに圧入する
という結論に至りました。

今回使用したのはこちら↑
10個入で600円という激安価格。そしてフランジ付きです。
一番小さいロールの直径が3.5mmなのですが、内径3.5mmの安いフランジ付きベアリングを見つけられなかったのでこちらの内径3mmに合わせてロールを0.5mmカッターで削いでペンチか何かで圧入します。

魔改造しました

鉄道模型の車輪みたいになった

あまりにも大きいベアリングだと、そもそもカーテンレールに入らなくなる可能性があるのでなるべく小さいサイズで外形6mmです。

うちはレールの幅が6mmだったのでフランジ〜フランジを5.5mm程度になるように調整し、元のロールを削って圧入+一応アロンアルファで接着しています。オイルはあまり入ってなさそうだったのでSHIMANOのスピニングリールBB部用のオイルを差して馴染ませました。

設置したところレールにジャストフィット。
設定を済ませ、何度か動作させましたが、今のところ初めて設置した頃よりも静かです。
調整のため、強めにレールでガチャガチャしてみましたが、ボールベアリングが外れて弾け飛んだりとかもありませんでした。

まとめ

これが最適解な気がします。
何故SwitchBotは最初からこれにしてくれないのか。
1セット800円とかでこれ売ってたらいいのに。
ちなみにロール部品が破損しても替えのロールは通常販売してないので、追加で欲しい場合はサポートに問い合わせて送料980円(ロール部品自体は無料らしい)を払って中国から送ってもらう必要があるそうです。
何じゃそりゃ

ロールBB化はお金も手間もあまりかけずにサポートと面倒なやり取りをするより手軽にできますし、めちゃめちゃ静音化もできるのでおすすめです。
一応自己責任でね。

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