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休職17日目
休職期間は思わぬご褒美があるよねーってハナシ。
仕事をしている時は
なぜかわからないけど、全てにいっぱいいっぱいで目の前の仕事はおろか、
家族の変化にも気が付かなかった。
もっというと、自分自身の変化にも気がつけないほど
追い詰められていた。
過去の自分の日記というか、吐き出しコメントを読んでいると
読んでいるこっちまで病んでしまいそうなほど
漆黒のコメントで溢れかえっていた。
そりゃ休職もするわいな…
と、自分自身を労わりたくなる。
一方で、休職することへの不安や罪悪感で今の私が押しつぶされそうになる度に
この吐き出しコメントを読み返すことで
自分の休職という選択は間違っていなかったと安心できる。
という意味では、あのしんどい日々の自分が
よく吐き出して残してくれた、と過去の自分に感謝したくなる。
グッジョブ、俺!
どんな自己啓発本よりも助かってます。
というハナシを書きたかったのではなくて…
就業中はそのような精神状態だから、
マインドセットも凝り固まっているし、
心に余白がなかったから、固定観念がべっとりとついていた。
そこにこの休職期間である。
日々流れるゆったりとした時間、読書による新しい知識はさることながら、
ふとした瞬間に
新しい発見、新しいモノの見方、事象の捉え方などに触れることができている。
昨日も書いたけど、コナンくんが事件のヒントを閃くあの閃光が日々起きているイメージ。
マジで閃きで感電死するかもしれん。
なにをどう、と羅列するつもりはないが
ある種のアハ体験が出来ている。
休職中にぼーっとすることの思わぬご褒美だなと実感している。
休職期間だからリワークに行かないと、と謎の使命感に駆られていたが、
それがいままでの私の悪い癖であることをメタ認知できたのも
ご褒美の一つ。
確かにリワークに通った方がいいケースもあるが
私の場合は、復職までのスケジュールが非常に難解(いろんな事象が重なっている)であるため、画一的な休職活動はできない。
いままでの私なら、白黒はっきりつけないといけない性分、レールから外れることを極端に恐れていたが
いまの私なら、この曖昧な雰囲気、グレーともいうべき現実を受け入れられる。
休職期間を通じて
壊れる前の自分に戻ろうとしていたが、
それではまた壊れる未来が見えている。
であるなら
新しい自分を創り出すことに力を注ぎたい。
壊れることを回避するためには
そのスタート地点を変えれば良いのだ。
戻るんじゃなくて、生まれ変わる。
Returnではなくて、Rebirth.
(なんで言い直した?)
新しい価値観を持って
もう一度人生をはじめたい。