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2月27日と2月28日

↑アーッ!!! イケメン女子!!!! 好き!!!!

昨日何してた?

 友達が職場で首を吊ろうとしたらしく、急遽精神科に行く事になったらしい。睡眠薬も処方してもらえた様で、TRPGをやっている時に「ごめん、思った以上に眠た過ぎる」と中断する事になった。睡眠薬処女だからそりゃそうなるよ。初めて睡眠薬を飲んだ時を思い出して、懐かしくなった。
 あとお昼にサブキャラクターの設定を練っていたら、例によってとんでもない百合が爆誕した。
 合法ロリ×合法不定形ロリである。

かなしいすれ違い
 セロの設定はカッコウの逸話(死者と生者の世界を行き来できるとか)と「セロ弾きのゴーシュ」から取った。
外見年齢は16歳だが実年齢は22歳である。
ユーはファウスト家系のカウンセラー。
破滅は逃れているが大切な助手が記憶喪失になったうえ、
何らかの理由で死にそうになっている。
罪悪感は後から植えつけられた偽物。

 魔術師って個人の思想とか家の問題で習得する魔術の種類や人生が変わる所がいいよね。心が強く反映されてる感じがして好きだ。実際そういう学問なんだろうけど……
 ちなみに魔術にも右と左があって、白魔術とか「善」っぽい奴を「右道」って言うらしいよ。
 ここまでが昨日の話。

壊れていくトリ

 トワツガイ3部もいよいよ佳境。
 黒柱を破壊するために内部を探索していたトリ達だが、その近くに新たな黒柱が出現。
 CAGEの調査では黒柱は魔獣の巣であり、内部のコアを破壊しない限り崩壊しないとされていた。
 しかし新たに出現した黒柱は急速に成長し、「黒い液体」を放出しながら自壊する。
 黒柱にいたトリ達は外部からの濁流に巻き込まれ、地上の避難地域外では津波が発生していた。
 アクシデントに見舞われながらも、彼女らは黒柱の破壊任務を進めていく。

 一方CAGE本部では、「ペア」の存在理由が明かされていた。
 トリは一人では片翼。故に「ペア」でなければ力を発揮できない。
 それだけならいいが、もう一つ理由があった。

 たった一人の親友・フラミンゴちゃんが大怪我をする所を目撃してしまったフクロウちゃん。「一度見たモノを忘れない」力により、彼女の弱い心が壊れていく。そして……

片翼の梟

不器用すぎて、自分が嫌になる。
だから誰にも関わらず、閉じていたい……

 「トリがペアを組まなければならない本当の理由」、それは「互いの暴走を抑えるため」。
 だからペアを一時的に失った彼女は暴走してしまった。
 魔獣に囲まれながらもフクロウちゃんと戦うトリ達。フクロウちゃんもまた、心の奥で嘆き続ける。

 これには深く共感した。
 友達がいなくなったり傷ついて、一人になってしまうのは嫌いだ。痛いのも怖いのも辛いのも、自分の事も嫌いだ。

 だけどフクロウちゃんには、「自分の事を嫌いな自分」を好きでいてくれる相手がいる。「好き」の形こそ違うかもしれないが、ずっと好きでいてくれる友達がいるのだ。

 ずっとフクロウちゃんの隣にいたフラミンゴちゃんは、傷だらけのまま、傷つけられながらも彼女と対話する。

 たった一人の友達が放った心からの言葉で、自らを呪い続けた少女の暴走は止まる。
 それは僕の目にとても美しく映った。


 ガラス越しに触れ合う手のひらで、3部は終わる。
 これから先、幼馴染の手はどんな風に握られるのだろう。不安でもあるし、楽しみだ。


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