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メタバーズマーケティングの落とし穴:なぜ大企業は「バズ」で失敗し続けるのか-フォートナイト活用の真実

フォートナイト:単なるゲームを超えた存在

フォートナイトは、かつてないほどの人気を誇るメタバースプラットフォームです。もはや単なるバトルロイヤルゲームではありません。個人や企業が「MAP」と呼ばれるコンテンツを投稿でき、そのMAPを楽しむユーザーが日々増加しています。

フォートナイトの中にはメタバースコンテンツが無数に生まれています

企業によるフォートナイト施策

この状況を受けて、フォートナイトのMAPを利用したブランドコラボレーションが珍しくなくなりました。ナイキ、アディダス、NFL、ドリトス、マクドナルド、Verizonなど、大手企業が次々とフォートナイトのMAPを制作しています。

企業の主な目的はPRです。フォートナイトを通じてZ世代にブランドを知ってもらい、より好きになってもらうことを目指しています。多くの場合、ブランドはフォートナイトMAPを利用してキャンペーンを展開します。

マーケティング戦略の勘違い

しかし、多くの企業は大きな勘違いをしています。フォートナイトMAPは一時的なバズを狙うものではありません。バズ狙いのMAP制作は大きなギャンブルとなり、成功の確率は低いのです。

フォートナイトのレコメンドアルゴリズムは、長期的にリテンションが高く、プレイ時間が長いMAPを優遇します。そのため、一時的なバズを生み出すことは非常に難しくなっています。

フォートナイトMAP:SNSアカウントのような成長

フォートナイトMAPの制作は、SNSのアカウントを徐々に成長させていくことに似ています。MAPを使ってファンダムを形成し、ファンとコミュニケーションを取るための発信地とすることが重要です。

NEIGHBORの成功事例

NEIGHBORでは、この事実に気づき、現在は少しずつ自社のMAPを成長させています。「Gacha City」と名付けたMAPは毎月成長を続けています:

  • 2024年5月:806プレイ

  • 2024年6月:11,215プレイ

  • 2024年7月:53,434プレイ

  • 2024年8月:88,515プレイ(8月15日時点)

この成長は偶然ではありません。ユーザーの行動を観察し、データを収集し、MAPを改善し続けた結果です。

フォートナイト内の仮想都市「GACHA CITY」に日本の漫画・アニメ作品を無料で出展できる新エリアを設置 | 株式会社NEIGHBORのプレスリリー
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000111821.html

企業の今後のメタバース戦略

今後、企業は一時的なコンテンツでのバズを狙うのではなく、YouTubeチャンネルやXのフォロワー数を増やすように、一つのMAPを継続的に更新することで成長を目指すべきでしょう。あるいは、すでに人気のMAPとのコラボレーションも有効な手段となります。

NEIGHBORのサポート

NEIGHBORは、フォートナイトMAPに関する豊富な知見を持っています。すでに成長に成功しているMAPもあるため、まずは私たちのMAP内でイベントを開催することも可能です。

フォートナイトのMAP制作に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

フォートナイト内の仮想都市「GACHA CITY」に日本の漫画・アニメ作品を無料で出展できる新エリアを設置 | 株式会社NEIGHBORのプレスリリーhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000111821.html