「スポーツがくれたもの」って言われてもわかんないなぁ。
当たり前のように走り回って鬼ごっこ、探偵、かくれんぼ。
体育の授業でサッカー、マラソン、バレーボール、バスケット。
遅刻しそうで走り出す、門限ギリギリ走り出す、バイトが終わって急いで帰る。
走る選手を見て応援する。ドーハの悲劇で涙した。ジョホールバルで抱き合った。オリンピックでもらい泣き。イチローの奇跡で嬉し泣き。ラグビーW杯で絶叫した。
東京オリンピック、パラリンピックを目指すアスリートを全力応援するパワーは不思議と沸き上がってくる。
ゴールを目指したアスリートたちの勇姿は勝者も敗者も私に力を与えてくれる。不自由になった身体も突き動かしてくれる。無気力な私が頑張ろうと思える。
少年少女アスリートも、おじいちゃんおばあちゃんアスリートもその勇姿は眩しくてまわりの人に希望とパワーの光を照らし続ける。
東京オリンピック、パラリンピックの足音がまたスポーツが何なのかを新たに教えてくれるかも。