テレビにおける国民の幸福度操作
某チャンネルで、同級生が今何しているか探し出すという内容の番組を見ていて感じたこと。
今は偉業を成し遂げているとか、現在進行形、というのはスゴイよね〜とか、そんな人いるんだ〜!日本人として誇らしいね〜‼とか思えるし、そんな人達にインスパイアされ、何かしら自分も頑張らねば‼!という前向きな気持ちにさせてくれ、とても良い。
しかし、何らかの事情で夢叶わず、挫折されてる人もいる。別の事で大成しているならそれはそれで放送すればイイと思うが、結局一般人として平凡に過ごしている人を放送する意味あるだろうか?
依頼したタレントには結果だけ報告して放送しなくても良いのでは?と思ったりする。
大成出来なかった人を見て、国民に幸福という名の優越感を与えてるようにも思える。
やっぱ、そんな簡単に成し遂げられないよな…って。
コレって、
日本人、今のままでい〜よ〜
とぬるま湯に浸からせ、他人と比較させて未だ自分の方がマシかも?と勘違いさせてるようにも思えてくる。
(このままでは日本人はダメになると、日本の教育が今変わろうとし始めてるようだけど、気付くの遅っ!ww)
「他人の不幸は蜜の味」と言ったりするが、科学的に証明済みで、心理学でも説明出来るとか。
専門でも何でも無いので詳しい事は、各自調べてくれ。
私も例に漏れず、ぬるま湯に浸かりぬくぬくと怠惰な部分や流されてしまう所が無い訳でも無い。
ただ、生まれたからには誰かの役に立ちたいし、何かに貢献したいという欲求も持ち合わせている。
-独りよがりの承認欲求で無いよう注意したい(笑)
その気持ちを掻き立てるような番組が増えたら嬉しい。
最近になって、
THE YELLOW MONKEYの『JAM』をカラオケで聞いて知った。
外国で飛行機が堕ちてキャスターが乗客に日本人はいなかったと連呼し、僕は何を思えば何を言えばいいのかって言う考えさせられる歌詞。
実際、ニュースは事実を伝えてはいるが、日本じゃなくて良かったというニュアンスが込められてるのは否めない。
日本じゃなくても人は亡くなってる。それが辛い。
でもこの歌は、我が国は関係無い、我感せずという日本の平和ボケが怖いことを指摘してる。
国民の幸福度のハードルを下げるテレビ番組制作は止めて欲しいモノだ。
※バラエティにおいては、
誰かを卑下したり、暴力で笑いを取るというのを最も苦手とします
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