個室トイレに仕掛けられた盗撮カメラの見つけ方
どこに隠されているか、それを最初に考えるのではございません。
まず始めにあなたが考えることは、「盗撮カメラがあるのではないかと常に意識すること」です。
大事なことは「盗撮カメラがあるのでは?」という意識を常に張り巡らせることなのです。
なぜならばあの狭い個室でカメラを見つけられないはずがありませんから。
とすれば、見つけられない原因、それは「意識」の問題なのです。
意識さえしてしまえばあとは探す、考える、のみです。
これはどんなことにも通じます。
仕事でも同じです。
自分が座っている席の向かいに上司がいる。
上司が電話をしている。
その時に自分は意識をするのです。
意識をして上司の電話を聞くのです。
「あ〜あの件ね、えーっと資料はと...」
そこですかさずあなたは資料を上司に差し出します。
「おっ、ありがとう。」
デキる部下です。
一方、意識をしていない人の場合はこうです。
「あ〜あの件ね、えーっと資料はと...」
あなたは自分の仕事に集中してカチャカチャとキーボードを打ち鳴らしています。
上司の電話内容など全く聞いていません。
それどころか上司が電話をしていることすらわからないくらい、自分の仕事に集中しています。
「あ〜、吉田くん吉田くん、あの資料、あの〜昨日の...」
そう声を掛けられてやっと気付くのです。
しかし電話の流れをまったく聞いていなかった吉田くんは何のことやらわかりません。
「はい?えーっと、昨日の件と申しますと...」
「あー、いい、いい。高山くん、資料ちょーだい。」
「はい、かしこまりました。」
これであなたは使えない部下です。
なんて気の利かない奴だ。
上司からの評価はそうなってしまいます。
それが現実です。
これが意識です。
意識をしていて損をすることはない、意識をしていないと損をすることがある。
損をするのは相手に対してだけではありません。
自分の勉強機会をも失うのです。
機会損失です。
あなたはそこで上司の電話に聞き耳を立て、次にやるべきことは何かということを学ぶ機会を掴み損ねたのです。
盗撮カメラの話から意識の話に飛びました。
盗撮犯も意識をして仕掛けています。
であればあなたも意識をして探せばきっと見つかるはずなのです。
ごめんなさいね〜サポートなんかしていただいちゃって〜。恐縮だわぁ〜。