1Kでも全く困らない

年齢は言わないが、この歳で1Kに住んでいるだなんて、世間一般から見たら俺は完全なる負け組なわけだが、そんなことはどうでもいい。
とにかく俺の中での結論は「部屋の広さは1Kでも何ら問題無し。」なのだ。
数十年前には2DKに住んでいたこともあったが、1部屋は丸々ガラ空きだった。
俺には荷物や家財道具というものがほぼ無いに等しい。
世間一般の人と比べたら圧倒的に少ない。
別にミニマリストでは無いが、世間一般の人が俺の部屋を見たら、ミニマリストとまでは言わないものの、「えらい殺風景ですね...」と顔をひきつらせるだろう。
親は既に他界していて実家は処分してあるから、そこにあった荷物は必要なものだけをまとめてこちらに持ってきて、他は処分した。
まとめた荷物は段ボールで10個ちょっとといったところだろうか。(収納場所にずっと仕舞いっぱなしだから忘れたが)
俺の部屋にタンスはない。ソファもない。ベッドもない。
部屋にある目につくものと言ったら、大きめの机と服を掛けるハンガーラックくらいだ。
椅子もない。(椅子の代わりに筋トレ用のベンチがあるから、それが椅子代わりなのだ)
そんな部屋でもう十数年も暮らしている。
何ら困っていない。
人は歳を経たり金に余裕が出れば、広いところに住みたがる性を持つ。
狭いところは安い。安いということは貧乏。人はそんな状況に耐えられないのだ。
でも俺は耐えられる。いや、耐える耐えないの感覚はない。ただ単に住んでいるだけなのだ。
家には特に興味が無いタチなのだ。
そのくせ昔は不動産屋で働いていた。
俺と取引をしてくれた客よ、すまない。
家に全く興味のない俺なんかが接客をしてしまって、本当に申し訳なかったと思う。
でもそんな俺からでも家を買ってくれただなんて、俺が本気で売りの仕事をしたら、とてつもなく売ったかもなぁ...仕事のデキる俺、イケてる⭐︎
いや、そんなことはどうでもいい。
ちなみに1Rは好きじゃない。
1Rはキッチンと冷蔵庫も同じ部屋内にあるわけだが、俺はそれが嫌なのだ。
キッチンがあればいくら換気扇があっても料理の匂いが部屋に籠る。それが嫌だ。
それに冷蔵庫のあの「ブーン」という作動音。
あれもストレスだから嫌なのだ。
深夜の冷蔵庫の作動音は安眠を妨害する。
1Kであっても、扉の向こう側の冷蔵庫のモーター音はやたらと気になる。
家には興味はないが、ただひとつ面白いことは考えている。
1Kを買って、内装をめっちゃ豪華にしてやろうかなと。
天井からはシャンデリア。天井、壁紙はヨーロピアンなデザイン、床は超豪華な絨毯。(どんなものがあるかわからんから、稚拙な説明ですまない)
「1Kのくせに、何この無駄な豪華さ!」というコンセプトの1Kを作ってみてもいいかなと思っている。
あとはめちゃくちゃエロい部屋。
天井からは床まで全てが真っピンク。
最高にエロティックで脳髄が刺激されるそんな部屋。
あぁ、深夜はしょうもない。
深夜にはしょうもないことばかり考えてしまう。
ほら、あんたも早く寝な。

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ごめんなさいね〜サポートなんかしていただいちゃって〜。恐縮だわぁ〜。