「ソニックスーパースターズ ボイロわちゃわちゃ実況プレイ」振り返り
どうも、ゆう太郎です。
本記事は、私が制作した実況プレイシリーズ「ソニックスーパースターズ ボイロわちゃわちゃ実況プレイ」の振り返りを行います。
え?実況シリーズはシリーズ単位なの?はい。それにnote開設時にはもう終わってるシリーズだし。
9月から一気にチャンネルの活動をガラッと変え、結果として実況作品を3つ抱えるという無茶をやっていました。その実況作品の中でも特に力を入れたのがこのシリーズ。
マリオワンダー→大手が強いので再生数は稼げない。
ロックマン→濃いファンも多いが遊ばれ尽くした名作
これ→濃いファンの多いシリーズの新作。これなら行ける!
というわけで、再生数を稼ぐために本作の投稿ペースを上げることにしたのです。基本は再生数目当て。
…まぁ、ニコニコのソニック界隈は活気が薄く、動画本数や平均の再生回数も低いのですが。
ともかく、周りの評判は気にせず、自身での振り返りを行うことにします。
Let's get Down!
【振り返り①】 イントロ・楽曲が素晴らしいという話
本シリーズで特に力を入れていたのが、約30秒のオープニングシーン。
twitterに自身の傑作選を乗せてますが、TLの海を彷徨ってると思うのでここに投稿します。
内容は「♪Title Screen」をバックにプレイするステージのギミックやボスを紹介するもの。これが出てきたら非常に高評価を押したい!と思うような演出にしたくてこのような構成にしました。
元々こういう「MADムービー」的な映像編集の中でも音ハメ的な演出が好きで、それをひたすらぶち込んでいます。…と言っても動画を小節に合わせて切り替えていくだけなのですが、これで不思議と盛り上がってくるようでフシギ。もっと言うならば、初見でこの音楽に惚れたので絶対に活かしてやる!思って作ったのも一つ。ソニックはサウンドのクオリティにも定評があり、そのクオリティはすべての作品で一級品レベル。今作も例に漏れず。(作家性が強すぎて統一性がないという欠点もあるが、個人的には色んな人の曲が楽しめて高評価。)
サントラも配信されているので、是非!!
その他、ZONE02以降は、イントロ部分でその回のプレイヤーキャラを一足先に登場させております。その際のアクションも後期(ZONE07以降)から色々アクションを盛り込むようになりました。
特にZONE10の演出は、後半のネタバレパートの要素を織り交ぜています。
(STG→弾を撃つ→じゃああかりんに弾撃たせよう。)
イントロの演出についてはこんな感じでしょうか。
【振り返り②】実況パート・ボイロのキャラ設定
実況を作るにあたってまず決めたのは、ボイロ達のキャラ設定。
プレイヤーキャラが四人いたので登場キャラは四人。
知名度も高く、何より昔から親しみのある「結月ゆかり」「紲星あかり」「琴葉姉妹」の4キャラで構成。これでキャラの選出は決定。
その後、キャラ設定を決めるにあたって最初に考えたのは「ソニック知識」
この動画やそれ以前に実況したシリーズは「実況するゲームの宣伝」であることを念頭においており「ゲーム作品の魅力をいかに引き出すか?」とか「よく分からん部分はしっかり教えておこう」とか考えています。なので解説役と、セガオタクのディープぶりや細かい小ネタを教えるためにギャグキャラとして一人犠牲になってもらう必要がありました。
という訳で、選ばれたのが葵さん。
元々彼女には「可愛い女の子」というイメージの他「姉狂い・チョコミントアイス狂いのヤベー奴」というイメージがあり、じゃあSEGA狂いにしても大丈夫やろということで犠牲になりました。
これらが後の「ベアナックルll こんなゲームがありまして」に繋がったり、うちのボイロ内でゲーム最強になったりと、何やかんやで定着。むしろスケベなネタに関しては茜の方が上手だったりと、姉狂いの設定に関しては若干薄れ気味…。
セガオタクの狂乱ぶりをネタにしようとしたのは、セガオタのおじさんが異世界グランバハマルで大暴れする伝説のマンガ「異世界おじさん」の影響。
このギャグ漫画みたいな設定に伴って茜ちゃんは「ソニック知識0」という役割に置き、何も知らない一般人となりました。徐々にアクの強い面々に振り回されるツッコミ役になったのですが…。
そしてゆかりんとあかりんは、声のイメージから自身の中にあったキャラクターをそのままアウトプット。その影響で、ゆかりんは「個性の薄い正統派主人公」あかりんは「元気で可愛い賑やかし枠」という感じになりました。
後にゆかりんは「マスターが好き」という新たな設定が付け加えられましたが、理由はこちら。
「よく考えたらオレゆかマス好きじゃん」
という訳で設定変更。ZONE7で過激な方向性に行きましたねぇ。
そんなこんなで、実況メンバーのキャラクター設定は終了。
そしてZONE01が投稿されたのですが、ここに来てすんごい無茶を決断しました。
琴葉姉妹のボイスライブラリがないままに投稿しやがりました。
原因は当時金がなく、買うことが出来なかったこと。でも発売直後に実況したい!ということでボイスがないまま制作決定。そのため、茜はボディランゲージ、葵は筆談で実況に参加してもらいました。
ZONE02投稿時には購入しておいたので、以降ちゃんと声がつくようになりました。良かった良かった。
また、ZONE02より導入した演出が、弦巻マキによる英語読み上げ。
ソニックシリーズにとって英語は切っても切り離せないものなので、絶対にぶっこみたかった演出です。
ソニックは、1998年「ソニックアドベンチャー」より英語交じりで登場するようになったのですが、これがまぁすこぶるカッコいい。
「a peice of cake! 楽勝だぜ!」
「Let's Get Down!」
またソニックシリーズはリザルト画面にデザインとして英語を使っており、それの翻訳という意味でも英語の読み上げは行いたいポイント。
私はこれのために「Cevio AI 弦巻マキトークスターターパック(日本語&英語)を購入しました。価格は21,780円。後悔はしていない。
彼女の登場はクリア後に解禁される「トリップ専用ストーリー」からでいいだろうと考えてたんですが、それじゃ下積みが余りにも長くて可哀想だろということで、ZONE07より実況キャラとして登場してもらうことになりました。役割としては、みんなを見守る大人のお姉さん的な立ち位置。また、設定的にはマスターと同居しており、おかげでマスターの理解者でもあったり。
あおい「そんだけ暮らしててマチガイとか起きないの?」
マキ「起きないっていうか起こさないっていうか…あいつ多分絶食系だから…。」
ゆかり「えっ…?」
…今後が心配になりますね。
そうそうマスターと言えば、マスター関連では彼もZONE7より実況に参加。
早速ゆかりんにおいしく頂かれております。(笑)
他と違ってマスターがキャラとして出演してるのは「たけみつ」氏制作の二次創作マンガの影響かと。この作品群が筆者のマスター観に影響を与えたようで、私の中では彼もキャラの一人として登場しております。
ただ「マスター」というキャラの都合上自分を反映させがちなので、あくまで主役はゆかり達であることを忘れてはならない。とも考えています。
あくまでロックマンのライト博士みたいなポジションであって欲しい。
そんな訳でキャラクターにまつわるお話でした。という訳で、続いては実況パートのプレイ方面についてのお話…。
【振り返り③】実況パート・プレイ方面・編集
実況のプレイ方面については、深く考えずいつもの感覚でプレイしたものを収録しています。撮れ高の意識はあまりしてません。(そもそも撮れ高を意識的に手にするのは対戦ゲームの対人戦でもないと無理なのではないだろうかと思う。)
とは言いつつ、ラスボスだけは「エメラルドパワー無しで撃破してやる!」と意気込んでいたのですが。
元々余りにもどうにもならなかったので、アバター使って倒そうと考えたのです。が、その後の絵面がどこかあっけなく、達成感が皆無。またこのゲームが高難易度なのも合わさり「あえてエメラルドパワー無しで撃破するのはすごい話なのでは?」という考えも持つように。そしてある時、初見時に倒したラスボス戦の動画がいつの間にか消えていたことが判明。撮り直しも兼ねてエメラルドパワー無しで撃破することになっちゃったよ…。
今作はボス戦周りの難易度が高く、結構苦労させられました。クリア後の後半ステージのボスはハッキリ言って、攻略情報無しでは不可能と言っていいレベル。(まぁ、2Dソニックは基本、トゥルーエンドを目指すとそんな難易度になるのですが。)
レビューになりますがそういう意味でも今作はいつものソニックなので、覚悟はしておいてください。(オリジンズのコインみたいにボス戦途中から復帰できるようにしてもいいんじゃないだろうか…。)
続いて編集パートになりますが、重視しているのは「プレイヤーとプレイヤーキャラとの連動」ダメージを喰らえば衝撃を受けたりする…以外にも、
ZONE開始時の演出ではキャラと同じような動き方をさせてみたり、キャラがピクセルになったらボイロ達もドット絵になってもらったり…。
特にZONE09はその演出をふんだんに盛り込んでいて、見ていて楽しい一作となっております。
もう一つ特徴的な要素として導入したのが、ZONE06以降の「次回予告」。
特徴としては、これまたステージBGMを生かしたMAD的な要素。
だって曲がいいんだもん!生かさないほうが損だろ!(しつこい)
また、この時点でその回の演出も考えています。ZONE09でのドット変化はこの時点で考えておりました。これがイントロでの演出に繋がったり、その都度変化させたり…こういう演出があると楽しいしね。
とはいえ、全体の編集としてはかなりキツかった部類に入ります。
元々リアルでの生活が忙しい上にメンタルを削ることもあったりで、疲れが蓄積されたまま動画制作を行っていました。
記憶してる部分でキツかったのはZONE02前編・ZONE07・ZONE08ACT01・ZONE11・ZONE FINAL辺り。
それぞれ以下の要因です。
ZONE02前編→単純に編集が遅い。サボリ気味だったか?
ZONE07→祖父が急死し、二日ほど作業が不可能に。(言っていいのかこれ?)
ZONE08ACT01→ZONE02と同様。
ZONE11→忙しい時期が重なり、体力を削りながら作業を行っていた。
特にキツかったのはZONE11。やることはグループでの夏祭りへの出店なのですが…。
発案からトラブルまみれで進行が遅れる。
出し物を作る際には試作が上手くいかず、地獄の様相を呈する。
実制作でもクソ暑い中材料を毎回買いに行かなければならず、その上で出し物制作にも参加。(この状況が3日続く。)
以上の理由により、生産性がダダ下がりだったのは言うまでもない。
そのうえ途中からA.I.VOICE2からの移行作業も行っていたので、後半はその修正に追われるし、しかも完全に修正できてない…など、こっちも割と地獄でした。動画の方も強烈なミスをしてしまい、散々たる出来栄えに…。
地獄は地獄を呼ぶ!覚えておこう!(忙しい時は編集休んでいいですか…?)
【振り返り④】ボイロという新たな武器
とは言いつつも、結構得るものがあったのも確か。その筆頭がボイロ達。
ジャンルの精神性が「ゲーム実況界隈の初音ミク」と言うべきなのもあり、この動画の再生数は彼女達によって爆伸びしたと言っても過言ではないでしょう。どことも知らぬ存在より、みんな知ってるボイロを使ったほうが親近感もあるしね。
また、活動初期には「バトルもの作りてぇ…。」という想いがあり、最初は立ち絵のクリッピング機能を使って「鷹の爪」風味の戦闘描写で再現しようと考えていました。そしたらペテン師さんの「何かに似てる動きをするボイロ娘立ち絵」と出会い、これがバトル動画を作るきっかけに。足向けて寝られねぇよペテン師さんには…!
彼女たちがいなければ今の活動は出来なかったと言っていいレベルで、ボイスロイドのキャラクター達には本当に助けられています。
まぁ…。その影響でうちのこ達の形見が狭いのですが…閑話休題。
一番言いたいことは「ボイロ導入して良かった!」以上!
【総評★★★★☆】活動の大きな転機となった作品。
「作って良かった」と心から思える一作
言いたいことは上記の見出しが物語っている。
今思えば新しい演出をたくさん盛り込んだ作品で、動画シリーズが進むごとに色んな要素を盛り込んでいるように思います。それだけ「ボイロ」というソフトから生まれた文化が長い歴史の中で磨かれていったのだなぁ…と言うことでしょう。
動画制作の選択肢が大きく広がった内容で、思い出深いシリーズです。
本当に作って良かった。それしか言葉が出てこない。
以上!ちょっとボリューム多いかも。
それでは最後に動画シリーズのリンクを残して終了とします。
それではまた次回!お読みいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?