うちのボイロ作品のキャラ設定・裏設定をまとめてみる【前史・キャラ設定編】
どうも、ロールプレイヤーズのおもちゃ箱、ゆう太郎です。
今回は、自身で制作しているボイスロイド劇場シリーズの裏設定をまとめて公開する…という記事です。
自分が制作しているボイロ劇場はほぼ全てがバトル物で、しかも「サイバーフィールド」だの「Dワールド」だの、SFじみた設定が多め。
という訳で、せっかくだから作品がより面白くなる「かも知れない」ガシェットとして、その設定をガンガン書いていこうかと思います。
他作品に例えるなら鬼畜王◯ンスのノリです。(分かるか。)
という訳で、早速初めていきましょう！これ以上前書き書いてられるか！
【①前史】この世界に至るまで～舞台設定～
まずはこの世界の状況についてさらっと紹介。
21XX年の地球。百年という時間はAI技術とロボット工学を大きく飛躍させ「心を持つロボット」が誕生し、人間と共存関係が築かれる時代となった。
人間たちは突如現れた存在達に戸惑いを隠せず、ついには差別といった社会問題を生み出す。しかし時が経つにつれてその問題は徐々に解決。いつしかお互いにとって「良き隣人」としての姿を確立していった。
そして数十年が経ち、ロボット工学は更に発展。産業用ロボットとしての存在が主だったロボットは、新たに家庭用ロボットとしての道が切り開かれる。その過程で、かつて存在したコンテンツ「VOICEROID」を中心に様々なキャラクターたちを家庭用アンドロイドとして送り出す計画がスタート。
この物語は、そんな世界の最中にいる、しがないマスターとボイロ達の日常を切り取った物語…。
…このあたりのおおまかな設定は、鉄腕アトムやロックマンといったロボットSFの影響が大きいです。もっと言うならボーカロイドを「量産型アンドロイド」として描く二次創作作品群の影響と言っていいかも。(調べてみたらそれ以外にも様々な描かれ方をされていたようです。ヒューマノイド、ホログラム、精霊など)
この辺りのルーツは自身のゆかマス好きにも影響しており、ボイロで二次創作作るなら絶対SFと決めていたのだと思います。
人間とロボットの友情・恋は最高。異論は認めない。
また、上記鉄腕アトムとの違いとして「人間に寄るロボット差別」の描写は可能な限り避けようと考えております。
理由としてはポリコレ勢力に目をつけられないようにするため…というかポリコレだと思われたくないので。
現状差別にまつわる問題は非常に面倒くさい問題で、特に現在はSNSの影響で実態が見えにくくなっています。なにかアクションを起こせばギャーギャー騒がれるのが目に見えているので、ボイロというコンテンツにそんな厄介事を持っていきたくない訳でして…。
といっても、社会問題を創作に持ってくるのは個人的に大好きな創作スタイルの一つ。そういった要素があると「社会」のリアリティや「歴史」を感じられるので好きなんです。もっと言うならSFはそういった風刺精神に繋がる内容でもあり、例に上げた鉄腕アトムやドラえもんなどは、所々にそういった要素が忍ばされています。
そのため、過去描写などを中心に、そういった要素を忍ばせていこうかと。
【②キャラ紹介】うちの結月ゆかり
種族:女性型アンドロイド「VOICEROID2結月型」
年齢:18歳
身長:159cm
使用ソフト:VOICEROID2→A.I.VOICE2
お家での役割:お掃除・洗濯
趣味:ファッション
うちのボイスロイド代表格。明るく温和で、ロボットなのに自分の意志を強く持つ。
いわゆる主人公であるためかあまりキャラ設定がない。持ちネタは貧乳ネタくらいなので、主にツッコミ役の真面目キャラ。しかしわりとミスも多いポンコツで、いじられ役になることも。
真面目で優しく、困ってる人を見ると放っておけない。余計なことにも首を突っ込むのでマスターに怒られることもあるが、そんな彼女の優しさを時には優しく見守ることも。
こうみえてマスターによる特殊戦闘訓練を受けており、もしもの時は人を超えた超人的な戦闘力を発揮する。
実は元「捨てボイロ」であり、政府公認の中古ショップが今のマスターに買われたきっかけ。最初に買われた人間の扱いが酷く、一時期は心を深く閉ざしていた。その閉ざした心はマスターの手によって開かれ、この際にバグによって「親としての信頼感」を「恋愛感情」と誤認識した事で、マスターに恋愛的な好意を抱くようになる。
ちなみにマスターが彼女を買ったのは「捨てボイロは安いから」「でもこういった形で命が救われると思うともっと貢献したくなった」ということで以降積極的に捨てボイロを買っている。
「世界は弱いものいじめで成り立っている？そんな世界俺はごめんだ。」
そう語ったマスターの姿を、彼女は今でも忘れていない。
なんか重くないゆかりんの過去！？
このあたりの設定はゆかマスを作るに当たって「何故ゆかりはマスターに惚れているか？」を考えたのがきっかけ。
その際に「野良ボイロ」という概念と出会い、じゃあ社会問題だろうし政府か何かが保護して専用の流通ルート作ってるだろということで「捨てボイロ」という概念が私の中で誕生しました。
そのためうちのボイロ時空には「諸事情で親元ならぬマスター元から離れたボイロは、政府の認可が降りた中古ショップでのみボイロの販売が認められている」という設定があります。(元々は「捨てボイロ愛護センター」に保護されていたが、徐々に「ロボットに命が宿っている」という認識が広まり、ちょっと緩くなった。)
野良ボイロならぬ捨てボイロ、流行れ…！
【③キャラ紹介】うちの紲星あかり
種族:女性型アンドロイド「VOICEROID2紲星型」
年齢:15歳
身長:151cm
使用ソフト:VOICEROID2→A.I.VOICE2
お家での役割:料理・買い物
趣味:食事
ゆかりんの相方その1。マスターがゆかりと一緒に買ったボイスロイド。
鋼鉄の胃袋を持つ健啖家。彼女が来てから食費が2割増になった。
茶目っ気いっぱいの女の子で感情豊か。前のマスターからは「孫が出来たみたい」と可愛がられていたが、後に寿命で死亡し、今のマスターに引き取られた。今のマスターは若いこともあり、無茶をやっては疲れを貯めるマスターを労ることも多い。肩揉みの腕は一流。
ゆかりんとはその明るさから反りが合わない部分もあったが、今ではすっかり仲良し姉妹。
案の定出てきたな重い設定…。実はこの記事考えてる際に思いつきました。
設定はキャラクターボイスの溢れんばかりの明るさや可愛らしさから、はつらつとした印象のキャラに。
基本的にはゆかりんを主役としているため、あかりんは良き相方として一緒にいます。ゆかりんにとっては「手のかかる可愛い妹」あかりんにとっては「ポンコツかわいいお姉さん」という印象。
ちなみに家事に関してはあかりんの方がうまいのですが、ここらへんも前のマスターの影響を考えれば当然かな？
ゆかりん→最初に買われた人間の扱いが酷かった。怒号などは当たり前だったらしい。
あかりん→優しかったのもあるが、時が進んでより重要性が増した。
後はお察しください。
【④キャラ紹介】うちの弦巻マキ
種族:女性型アンドロイド「CeVIO弦巻型」
年齢:事務所都合により非公開
身長:事務所都合により非公開
使用ソフト:CeVIO AI
お家での役割:お掃除・英語の翻訳
趣味:音楽(特にギター演奏)
ゆかりんの相方その2。マスターのお家では一番の新参。
「英語が喋れるから」の一点で購入され、海外サイトの翻訳によく重宝されている。
趣味は音楽であり、中でもエレキギターを得意とするロック好き。マスターとは音楽趣味との繋がりもあって仲が良い。隣人トラブルも多かったが。過去のマスターは恋人でもあったのだが、そのマスターに手ひどく裏切られ「何かを失う事」がトラウマになっている。
今のマスターとの暮らしもあってそのトラウマは当人も忘れつつあるが、
解決されたわけではない。ただし音楽という趣味で繋がってるのも合わさって、お互い恋人としての意識はない。ひとまずは安心か？
彼女の設定はJamバンドの存在から音楽と掛け合わせを中心に行いました。おおむねこんな感じ。
エレキギターを愛するロック好き→公式設定でギターを弾ける。
家のマスターとの関係→ゲームBGMはロックとの親和性が深い
過去のマスターに裏切られた経験→「バンドマンはクズ」というテンプレ
特にバンドマンはクズというテンプレですが、ここらへんの掘り下げは苦労しそうな部分です。事情と余裕の影響で手酷い別れ方をすることになったのか、単なる遊びだったか…。
ここもこのnote制作中に考えた内容なので、まだ掘り下げが浅いんです。
【⑤キャラ紹介】うちの琴葉茜
種族:女性型アンドロイド「A.I.VOICE琴葉型 Older Sister」
年齢:事務所都合により非公開
身長:158cm位
使用ソフト:A.I.VOICE(A.I.VOICE2互換機能使用)
お家での役割:洗濯・金銭管理
趣味:アニメ・マンガ(海外コンテンツ含む)
姉妹セットで販売される「琴葉型」アンドロイドの姉の方。
生粋の関西人なだけあり、早口で人懐っこくサービス精神旺盛。
うちのボイロの常識人代表格で、いつもツッコミ役。
こう見えても買い取られた際には発声機能が抜き取られており、最初は筆談やボディランゲージを使って話していた。
職員によれば半グレ集団に騙されて知らないうちに間違った教育を受けたらしく、まずは信頼を獲得するのにとても苦労したとか。
はい。当然出ましたねヘビーな過去。未来なら半グレいないだろとか言わないで。(未来のヤクザ事情なんてわかんないし。)
ちなみに「間違った教育」については…まぁ…あれですね。女の子ですからね。とても自分に都合の良い教育をしたのでしょう。後は口ごもらせてください。現在この2人はエロい事に積極的ですが、職員とマスターの必死の教育などによって何とかなったんだとか。このあたりはリアルに則さない部分ですが、フィクションですからね。(そこら辺の知識がないので、どう書けばいいのかさっぱり分からん。)
【⑥キャラ紹介】うちの琴葉葵
種族:女性型アンドロイド「A.I.VOICE琴葉型 younger sister」
年齢:事務所都合により非公開
身長:158cm位
使用ソフト:A.I.VOICE(A.I.VOICE2互換機能使用)
お家での役割:掃除・動画編集代理
趣味:ゲーム
姉妹セットで販売される「琴葉型」アンドロイドの妹の方。
姉とは違って標準語。方言女子って可愛いよね。
うちのボイロでは一番のゲーマーで、レトロゲーを軸にアクション、レース、パズル、エロゲなどの幅広い知識を持つ。
最推しはS◯GA。P◯は高くて買えず、馴染みがない。
姉に対して持ってはならない感情を持っており、ことあるごとにスキンシップを計るヤベー奴。(但し茜も結構なスケベであり、最近はむしろペースを握られることもザラ。)
その一方で実はしっかり者。姉やゲームが絡まなければ結構まじめ。
茜同様買い取られた際には発声機能が抜き取られており、最初は筆談やボディランゲージを使って話していた。
半グレたちの間違った教育には早くから気づいており、逆らおうとしても力で分からされたらしい。そのため自由な世界への憧れがあり、その憧れが彼女のゲーム愛に火をつけたようだ。それもあってマスターとは急速に仲良くなったようで、あっさりと信頼を確保できた。
ちなみに彼女が姉に危ない感情を抱いているのは、思考回路のバグであり、本来ならイレギュラーな存在。それを受け入れてくれたマスターの事はとても大切に想っている。
彼女については自身のゲーム愛や、度々描かれる危ない人的な概念をそのままネタにしています。かわいい顔した異世界おじさんだと思って頂ければ。
いや、おじさんはヘンタイじゃないか…。
若干危ない人設定も冷静に考えれば近親愛なので、風当たりも強かっただろうと考えております。(背景設定シリアスにしがち。)
【⑦キャラ紹介】マスターさん
種族:人間
年齢:25歳
使用ソフト:Aquestalk
職業:ロボット整備士
お家での役割:収録した動画の編集・家事の説明&担当者代理
趣味:ゲーム・ダンス・プログラミング
今までに紹介したボイロ達のマスター。5人のボイロと共に喧騒に溢れた毎日を過ごしている。
仕事や動画制作には真面目だが、私生活はわりとちゃらんぽらん。趣味の動画編集に集中したいがためにボイロ達を買ったのだが、今では大切な家族。とはいえ一癖あるボイロたちに悩まされている部分もあり、特にゆかりから向けられている好意にはかなり戸惑っている。
プログラミングスキルは割とスゴく、ボイロたちに戦闘スキル一式を身に着けさせたのも彼の技術の賜物。
国家公務員とコネクションがあるなど、その経歴には謎が多いが…？
「マスター」…つまりボイロを購入した自分自身というキャラクターとして、ある程度作者の自我を反映させております。(例として趣味の欄や、動画編集中の軌道修正など。)
ただし、それ以外の多くは「ロボットの管理者で話を動かしやすくするなら何が必要か？」を前提に考えました。例えばプログラミングスキルや整備能力などは独自に追加したものです。
キャラクターとしては某唐辛子な秘密結社の総統のような、ダメダメでも気の良いおじいさんという印象。私生活ではボイロに助けられてばっかりだけど、心の奥底では底抜けの優しさを理解しているから、皆絶対にほっとかない…みたいな。いわゆる「魚心あれば水心あり」みたいな。
以上！キャラ紹介&前史でした！続きはまたいつか作ります！
現在制作しているバトル動画に集中したいんや…。
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