ねぇ
あんなにはしゃいでいたのに、今は独りぼっち
さみしいな
おーい
私の声は聞こえていますか?
私が座っているイスはとても小さくて
灯台はくろい波間しか照らしてはくれません。
このままだと溺れてしまいそうだから
私は叫んでみることにしました
ううん
私は気まぐれ
さみしい気持ちもきっと何処かへ隠れてしまう
誰かが声をかけてくれても私は平気と微笑んでしまう
おおかみ少年よろしく私は独りのほうがよい
気持ちが揺れて仕方ないときはなるべく早く立ち上がって寝間にいこう
おやすみなさい
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