【『ケルヒャーは雨の日がいいかも?』という話】
先日、ケルヒャーを使って、網戸と窓の掃除をしました。
実は、もうケルヒャーを購入してから数年経つのですが、初めてまともに使いました。
もちろん、購入後、すぐに使いました。
ただ、よく考えずよく調べてもいなかったので、モヤっと感いっぱいのケルヒャーデビューでした。
どういうことかと言えば、我が家はマンションでルーフバルコニーがあります。
東側のルーフバルコニーから続いて、南側のバルコニーといったL字型の造りになっています。
そのルーフバルコニーに水栓がついていて、電源はそこから2mくらい離れた壁についています。
そして、その水栓から東側の一番遠いサッシ(窓)まで、約18mという状況です。
で、ケルヒャーのなんですが、”散水ホース(本体から放水ガンまで)が10m、電源ケーブルが5m、給水ホース(水栓から本体に水を送る)が3m”という構成です。
このことから、この構成での最大距離は”10+3=13m”で、一番遠いサッシ(18m)に届かないんです。
このケルヒャーは、年末の大掃除に使おうと通販で購入したもので、年末かなり差し迫った(28日?)に届いたものでした。
『届かない』と動揺しながら使える範囲で使い、掃除を終えたと記憶しています。
それ以来『ケルヒャーは使えない(使いづらい)』というトラウマが植えつけられ、使うのを勝手に避けてきました。
しかし先日「網戸と窓(外側)を掃除して欲しい。何のためにケルヒャー買ったの?」という奥さんの指摘を受け、改めてケルヒャーと向き合いました。
問題は”距離が足りない”ということでした。
全体で18m~20mになるような構成を作れれば良いと。
ケルヒャーの公式HPを調べてみると、10mの高圧延長ホースで15,048円(税込・配送料別)とのこと。
『なかなかの金額だな~・・・。』
『あれ?給水ホースを3mから10mに交換するのもありだよな?』
そうなんです。
何故か、給水ホースの長さに縛られて高圧ホースを延ばすことだけ考えていたんですね。
電源ケーブル5mにも縛られていて、余計に”延ばすなら高圧ホース”と考えてしまっていました。
改めて、説明書を読むと、当たり前に”ホースの交換・延長”、”電源ケーブルの延長”についても書かれていました。
しかも、どちらも市販のものでの調達が可能です。
早速、ホームセンターに行き、給水ホース10mと電源延長ケーブル5mを購入しました。
電源ケーブルは念のため、屋外用にしました。
数年ぶりにケルヒャーを倉庫から取り出しました。
購入時付属の給水ホースのジョイント部品を外して、買ってきたホースに取り付けます。
水栓とホースも繋げました。
外壁コンセントに延長ケーブルを差し込み、本体の電源ケーブルと繋げます。
スイッチを入れると動きました。
本体に高圧ホースと放水ガンを取り付けました。
給水ホースと電源ケーブルをいっぱいまで延ばして本体を置きました。
そこから、東側の一番遠いサッシまで高圧ホースを延ばします。
『バッチリ。十分だ。』
しっかりと少し余裕をもって届きました。
スイッチを入れ水栓を開放して給水開始。
放水ガンのトリガーを引くと勢いよく放水されました。
ノズル調整をして、サッシ下端の汚れに先端を向けると
『おおっ、すごく落ちる。めちゃくちゃきれいになるじゃん!』
水切り部分はもちろんサッシ・網戸のレールに溜まった土埃がきれいになっていきました。
ここは、いつもは使い古しの歯ブラシなんかを使って掃除していたんですが、なかなか満足いくような仕上がりにはなりませんでした。
それが、驚くほどきれいになりました。
この調子でサッシと網戸を掃除。
特に網戸は網目はもちろんですが、桟の部分に溜まった取りにくい汚れをしっかり落すことができました。
『こんなことなら、もっと早くちゃんとケルヒャーと向き合っていれば良かった』
めちゃくちゃ大袈裟ですが、率直に正直にそう思いました。
今では、次にケルヒャーを使うのが楽しみですらあります。
【正規代理店】【レビューを書いてプレゼント実施中】ケルヒャー 高圧洗浄機 静音モデル K2サイレント (50Hz/60Hz共用) 静音 コンパクト パワフル 洗車 節水 簡単洗浄 軽量 収納 便利 お掃除
今回の作業ですが、実は当日、小雨が降っていました。
タイミングもありましたが、雨の日を狙っていたというのはあります。
理由は2つあって、まずひとつは単純に”その日は洗濯物を外に干さないから”ということです。
いつも洗濯物は、バルコニーの物干しに干しています。
バスタオルなど大きいものは、ルーフバルコニーに張った洗濯ロープに干したりします。
そんな状況で、ケルヒャー使えば当然水しぶきが洗濯物に掛かってしまいます。
場合によってはそのしぶきは汚れを含んでいることもあり、洗濯物が汚れてしまうことも考えられます。
”作業を行うには洗濯物が取り込まれた後が好ましい”となる訳です。
となれば、季節にもよりますが、14~15時以降となることが想定され、作業するにはちょっと時間が遅い、短いかな?と思います。
もうひとつは、”周囲に対する影響を考えたから”です。
正確には、お隣さん・上下階の方ということになります。
どういうことかと言えば、高圧洗浄によって細かい水しぶきが発生します。
そのしぶきは、風に乗ってどうしても自分のバルコニーの外にも流れていきます。
実際にどの程度の水しぶきが周囲に影響を与えるかはわかりません。
ほとんどが霧状になっているため、周囲に拡がってもすぐに蒸発してしまっているかも知れません。
また、ちょっとした操作ミスで、大きめの水滴が外部に飛んでしまう可能性もあります。
飛んでこられた側としては、これが晴れの日だと、とても敏感に感じるのではないでしょうか?
逆に、雨降りの状況であれば、そもそも”水(雨)”に対応している状況であると思われ、被害や不快感を与える可能性は低くなっていると想定します。
なので、『ケルヒャーを使う作業は雨の日が良いのでは?』と考えています。
とは言え、あまりの土砂降りでは、作業自体も大変ですし、安全性にも問題があります。
なので、『”小雨交じり”くらいの天気が一番適しているのでは?』と個人的には思います。
年末の大掃除には、もっとガッツリとケルヒャーを使いたいと思います。
小雨交じりの天候を狙うと当然気温が低く寒いことが想定されます。
そこはその後の”暖かいお風呂”を楽しみにして、頑張って作業したいと思います。
『ケルヒャーは雨の日がいいかも?』というお話しでした。
ゼネコン現場監督出身の現役建築プロジェクトマネジャーが語る『ツラい現場を経験した今も建設業界で生きている人間の実例』 Kindle版
諏訪寛 (著) 形式: Kindle版