[基礎][式言語]「算術演算」関数総ざらい:part1
はじめに
式言語は、ある面ではLotusScriptよりも算術計算に向いた言語です。理由の一つに簡潔さがあります。LotusScritpと同じ機能をプログラムする場合、一般に式言語のほうがコードが簡潔です。単に特定の計算結果を出すだけなら、式言語のほうが簡単なのです。
この記事では、式言語で使用できる主な算術演算関数を取り上げて説明します。ついでに算数・数学の学習・復習をすることで、問題解決能力の向上も図ります。
式言語の主要な算術演算関数
このようなコードでアクションボタンを作成しました。
x := @Text(-3.14);
y := @Text(@Abs(-3.14));
z := x+"から"+y+"へ";
@Prompt([Ok];"@Abs"; @Text(z));
xはオリジナルの値です。yはxの値をそれぞれの関数に渡したものです。
このプログラムを使って、それぞれの関数の特徴と実行結果を紹介します。
@Abs関数
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