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[基礎][LotusScript]ユーザー定義型を使ってみよう

はじめに

変数にはStringやIntegerなどのデータ型がありますが、もう少し詳細に「型」を定義することもできます。

例えば「顧客リスト」を作成する際、「氏名」に型の詳細なルールを設けておくと、データベースの完成度が高まります。具体的には、例えば「『氏名』を意味するデータ型は、10文字以内しか使えない」と定義できると便利です。「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」といった、不適切な入力を制限できるためです。

今回は、Type ステートメントを使ってユーザーがデータ型を定義する方法を説明します。

Step.1 Type ステートメントを使って、ユーザー定義のデータ型を作る

前提として、何らかのアプリの原型をすでに作成済であるとします。ノーツDomino Designerからアプリを起動し、適当なビューを開きます。今回は[all2]という名前のビューを開きました。

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画面右の枠(アクションペイン)で右クリック-[アクションの作成]を選び、アクションボタンを作ります。名前は「ユーザー定義型」にしました。

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画面下の枠(アクションペイン)に、コードを記入します。今回は、オブジェクトタブにある[Declarations]と[Click]という二つのオブジェクトのそれぞれに、コードを記入します。

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まず[Declarations]を選択します。

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コードは下記です。

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