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[基礎][LotusScript]主なデータ型変換関数にはどういったものがあるの?

はじめに

データ型を不適切に扱うとエラーが発生し、うまく動きません。暗黙の型変換という仕組みで、LotusScriptのルールが勝手に変換してくれることもあります。しかし理詰めで効率よく開発をしていくのであれば、どの変数がどんな型なのか、常に把握しているに越したことはありません。

こうした働きをする関数は、明示的なデータ型変換のための関数と呼ばれます。この記事では、様々なデータ型変換関数を実際に動かしてみて、機能を確かめます。

Step.1 色んなデータ型変換関数を動かしてみる

前提として、何らかのアプリの原型を既に作成済であるとします。

今回取り上げるのは、CCur 関数、CDat 関数、CDbl 関数、CInt 関数、CLng 関数、CSng 関数、CStr 関数、CVar 関数です。Prompt メソッドを使って、変数xを変換して、そのデータ型を表示します。初期設定として、xには数値1を入れました。
Domino Designerを起動しアプリからビューを開きます。

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この記事では「all」という名前のビューを開きました。画面右端の枠内(アクションペイン)で右クリック[アクションの作成]を選び、アクションボタンを作ります。ボタンの名前は「データ型」にしました。

画面下の枠内(プログラムペイン)に、コードを記入します。「実行」の右側で[LotusScript]を選ぶことを忘れないで下さい。

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