[基礎][LotusScript][式言語]LotusScriptのコード内で式言語を使うには
はじめに
通常、LotusScriptでコードを書いたら式言語(@関数、コマンド)は使えません。また式言語でコードを書いたらLotusScriptは使えません。このためLotusScriptでコードを書いている途中に次のような不満が溜まることがあります。
「式言語なら今悩んでいることを簡単に解決できるんだけど。LotusScriptではどうやればいいんだっけ…」
解決策の一つは、「ヘルプ」を調べることです。ノーツのヘルプには「クロスリファレンス」と言う、式言語とLotusScriptにおける同等の機能へのリンクが貼られています。
クロスリファレンス先を見れば、LotusScriptでの書き方が分かります。この方法の弱点は、第一にピッタリ一致する式言語があるとは限らないこと。第二に式言語の方が、簡潔に書ける場合があることです。そこでEvaluate 関数(ステートメント)を使う方法を紹介します。
Step.1 Evaluate 関数を使う
前提として、作成日時[S]と更新日時[K]という、二つのフィールドを持つフォームがあるとします。
今回は作成日時[S]のほうに、Evaluate 関数を使って何かしらの値を入れるプログラムを書きます。まずDomino Designerで[テスト]という名のアクションボタンを作ります。
[テスト]ボタンのコードを画面下のプログラムペインに記入します。次のように「LotusScript」を選択します。
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