見出し画像

[資料]2つの文字値を比較

はじめに

 2つの文字値を比較する方法を紹介します。文字を比較する演算子と関数があります。

LotusScript

 否定は Not を付けますが、一致しないことをあわらす比較演算子は <> や >< もあります。

値 = 値
値 <> 値
値 >< 値
Not 値 = 値
戻り値 = StrCompare (文字列1, 文字列2) ' 別名として StrComp があります
戻り値 = StrCompare (文字列1, 文字列2, 比較方法)

' **比較方法**
' 0 = 大文字小文字、全角半角を区別します (規定)
' 1 = 大文字小文字を区別しません
' 2 = プラットフォームの並び順で比較
' 4 = 全角半角を区別しません
' 5 = 大文字小文字、全角半角を区別しません

' **戻り値**
' -1 = 文字列1 < 文字列2 
' 0 = 文字列1 = 文字列2
' 1 = 文字列1 > 文字列2
' Null値 = 文字列1または文字列2がNull値

式言語

 否定は ! を付けますが、一致しないことをあわらす比較演算子は <> や >< もあります。

値 = 値
値 <> 値
値 >< 値
値 != 値
戻り値 = @Compare (文字列1, 文字列2)
戻り値 = @Compare (文字列1, 文字列2, 比較方法)
 ' ※文字列に複数値を設定できます
 ' ※文字列1と文字列2の値の数をそろえてから比較します

' **比較方法**
' [CASESENSITIVE]/[CASEINSENSITIVE] = 大文字小文字を区別/区別しないで比較します
' [ACCENTSENSITIVE]/[ACCENTINSENSITIVE] = アクセントを区別/区別しないで比較します
' [PITCHSENSITIVE]/[PITCHINSENSITIVE] = 全角半角を区別/区別しないで比較します
' ※規定は [CASESENSITIVE] : [ACCENTSENSITIVE] : [PITCHSENSITIVE] です

' **戻り値**
' -1 = 文字列1 < 文字列2
' 0 = 文字列1 = 文字列2
' 1 = 文字列1 > 文字列2

VBScript

 否定は Not を付けますが、一致しないことをあわらす比較演算子は <> があります。

値 = 値
値 <> 値
Not 値 = 値
戻り値 = StrComp (文字列1, 文字列2)
戻り値 = StrComp (文字列1, 文字列2, 比較方法)

' **比較方法**
' 0 = バイナリモードで比較します (規定)
' 1 = テキストモードで比較します

' **戻り値**
' -1 = 文字列1 < 文字列2
' 0 = 文字列1 = 文字列2
' 1 = 文字列1 > 文字列2
' Null値 = 文字列1または文字列2がNull値

おわりに

 お気づきの点などありましたら好意的なコメントを残してください。きっと私たちの原動力になります。

いいなと思ったら応援しよう!

カミュプリィ(ノーツドミノの維持管理と開発)
サポートいただければ、記事をもっと充実することができます