[基礎]アプリ設計の基本的用語を知ろう。part1
はじめに
このノーツブログではビュー、フォーム、フォルダなど、Notesアプリケーション開発における様々な設計要素を紹介してきました。入門者・初心者のために、これらの概念を一通り説明します。その際、Notes以外の一般的な「データベース」概念との関係性にも留意します。※詳細は公式ヘルプをご覧ください。
アプリケーション?データベース?
ノーツでは、自分で作ったり他人が作ったソフトウェア。すなわちNotesクライアントから起動して使用するソフトウェアのことを、「データベース」と呼びます。また「アプリケーション」とも呼びます。混乱しますね。基本的にはどちらも同じものを指します。
ビジュアルで言うと、Notesクライアントを立ち上げ、「ワークスペース」タブに表示されるアイコンのことです。
この一つ一つが、アプリケーション=データベースです。データベースは一般に、データを蓄積する箱です。このため、ノーツでアプリケーションを「データベース」と呼ぶ慣習は、やや混乱を招きます。
ビュー
アプリケーションのアイコンをダブルクリックすると、次のような画面に移り変わります。これがビューです。
一般的なデータベース概念から説明すると、ビューとは"仮想的なテーブル"です。テーブルとはExcelでいう「表」のことです。Excelでも特定の条件で検索したり、ピボットを使うと、元のテーブルから部分的に行・列のデータを取り出すことができますね。こうやって取り出した仮想的なテーブルが、ビューです。
ここから先は
833字
/
5画像
¥ 110
サポートいただければ、記事をもっと充実することができます