[基礎][式言語]式言語のプログラミングで、デバッグをするには?
はじめに
式言語でプログラミングを行っていると、エラーが発生することがあります。こうしたとき必要なのは、デバッグ(バグ取り)ですね。しかし式言語には、公式なデバッグツールが用意されていません。(9.0.1のヘルプ参照:下記)。
Debugging formulas
https://help.hcltechsw.com/dom_designer/9.0.1/appdev/H_DEBUGGING_FORMULAS.html
エラーの原因を効率よく突き止めるには、どうしたらいいでしょうか。公式ヘルプでは、@Prompt関数をデバッグに活用しています。そこで今回の記事では、@Prompt関数を使ったデバッグ方法を具体的に紹介します。
@Prompt関数でデバッグをする
前提として、何らかのアプリの原型は作成済とします。
デバッグを行いたい式言語のコードに、@Promptを挟み込んでいきます。今回は「デバッグ」というアクションボタンを作って、そこで@Promptを動かしてみました。Domino Designerでアプリを開き、[ビュー]から[all]というビューを開きます。
そして画面右側の枠内(アクションペイン)に、デバッグという名前のアクションボタンを作りました。
[デバッグ]を選択し、画面下の枠内(プログラムペイン)に次のコードを記述します。
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