[基礎][LotusScript]イベント系オブジェクトを使ってみよう:QueryOpen編
はじめに
オブジェクトには、ユーザーが特定の操作を行った場合のみに発動するものがあります。例えば、マウスクリックや文書の編集がそうです。この記事ではQueryOpenオブジェクトを取り上げて、その使い方と仕組みを解説します。
どこに、どんなイベント・オブジェクトがあるのか
Domino Designerを開き、適当にビューやフォームを開きます、すると、画面下側のプログラムペインに、次の項目が出現します。
QueryCloseやQueryOpen、それにon~というClick系が代表的なイベントオブジェクトとなっています。これらはどのように使用するのでしょう?
QueryOpenを例に挙げて、イベント系のプログラムを作ってみましょう。
・QueryOpenのプログラムを作る
前提として、何らかのNotesアプリの原型を既に作成済であるとします。Domino Designerを起動し、適当なアプリから適当なフォームを開きます。ここでは「main」という名前のフォームを開きました。
次に画面下側のプログラムペインのオブジェクト欄(冒頭で説明)で、Queryopenというオブジェクトを選択します。
その右にあるスクリプトエリアで、「LotusScript」を選択し、コードを打ち込んでいきます。
ここから先は
935字
/
5画像
¥ 110
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
サポートいただければ、記事をもっと充実することができます