「宇宙に行くことは地球を知ること」
この本は、宇宙飛行士の野口聡一さんとミュージシャンの矢野顕子さんの対談が林公代さんによってまとめられている、光文社さん出版の本です。
野口聡一さんは日本を代表する宇宙飛行士さんですよね。
僕はミュージシャンとしての矢野顕子さんが大好きで、特に、故「レイ・ハラカミ」とのスペシャルユニット「yanokami(ヤノカミ)」の曲は、今でも頻繁に聴いていますが、宇宙好きで有名だということは恥ずかしながら知らなかったです。
この「宇宙に行くことは地球を知ること」というタイトルを聞いて、なるほどなと思いました。
この考え方は、さまざまなことに共通すると思います。
・海外に行くことで日本のことを知ることができる
・上京してきたから地元との違いを知ることができる
もっと言うと、
・一人暮らしをしたから実家の有り難みが分かる
・友人の家庭のことを知るから自分の家庭のことが分かる
なんていうのも当てはまるかもしれませんし、
・他人のことを理解することが自分自身を理解することにも繋がる
ということにも共通する部分があるかもしれません。
仕事においても人間関係においても、「外を知ることは内を知ること」という意識を常に持ち続けます。
森哲平