見出し画像

一言で紹介したい(ネットフリックス ドキュメンタリー編)

こんにちは。Tです。

映画・音楽などのコンテンツから旅行先やスポットなど、おすすめを聞かれたときに簡潔に自分の伝えたいことを伝えられるようになりたい。というわけで140文字を目安に一言で紹介できることを目指してみます。

とりあえずお試しの初回は、ネットフリックスのドキュメンタリーから。このご時世、最近家から出ることもままならず、空いた時間にやることといえばYoutubeかNetflix鑑賞。ドラマシリーズも十分面白いけど、最近は趣向を変えてドキュメンタリー作品を掘ってます。Netflixのドキュメンタリー番組はどれも見ごたえがあって面白い。「事実は小説より奇なり」を行く大作から気分転換にみられる作品までそろっているので、自分に合った作品をぜひ探して見てほしいです。
お勧めがあったらぜひ教えて欲しいところです。

①イカロス

一言で

ドーピング検査は完璧なのか?アマチュアロードレース大会でのドーピング出場実験から始まったこのドキュメンタリーはその途中、協力者であるロシア人医師が国家ぐるみのドーピングの重要人物であったという報道から話が急展開。ドーピング検査の欠陥、国とスポーツの黒い関係が浮き彫りになってくる。(140文字)

作品情報

時間:2時間
ジャンル:ドキュメンタリー映画、スポーツ、犯罪
公開:2017年
受賞:アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞
IMDbレーティング:7.9/10

概要

スポーツ選手のステロイド使用に関する実験からロシアによる国家ぐるみのドーピング問題に切り込んでいくドキュメンタリー。90年代に活躍した自転車選手、ランス・アームストロングのドーピング発覚問題をきっかけに、自身もアマチュア自転車選手としての顔を持つブライアン・フォーゲル(本作品の監督)は、医者の助けを借りて競技大会のドーピングテストをパスできるかという実験を行う。
協力者はロシア反ドーピング機関の所長であるロドチェンコフ。ドーピングテストをかいくぐるため、彼は薬物注射の方法から尿の保存方法まで事細かにフォーゲルに指示をしていく。
そんな中、ロシアの長年にわたる国家ぐるみのドーピング、その中心にロドチェンコフがいることを伝えるニュースが報じられる。この報道によってロドチェンコフは命の危険を感じ、フォーゲルに頼りアメリカに亡命する。アメリカに亡命したロドチェンコフは国家ぐるみのドーピングのカラクリを事細かに語っていく。

②FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー

一言で

2017年、バハマの超豪華フェス・FYRE Festivalは開催当日に中止となった。
この映画で描かれる杜撰な運営、主催者の無責任な行動というリアルな一面が、インフルエンサー・SNSを活用した華やかなPRのハリボテさを際立たせて虚しい。
規模の大小はあれ今の世の中に通じる何かを思わせられる。(147文字)

作品情報

時間:1時間37分
ジャンル:ドキュメンタリー映画
公開:2019年
IMDbレーティング:7.2/10

概要

2017年にバハマの離島で開催されるはずだった超豪華な音楽フェス、FYRE Festival。Instagramを中心にモデルやインフルエンサーを使ったPRが成功し、高額なチケットが即完売されるほどの注目を集めていたものの、開催当日に中止となり、歴史に残る大失敗となった。このフェスの主催者であるビリー・マクファーランドは詐欺罪により逮捕される。
本作品はその構想からSNSを使ったPRの成功、中止に至るまでの当日の杜撰な運営の様子、そしてその後まで、華やかなフェスが大失敗に至る裏側を、関係者のインタビューを交えて描いていく。

③100人の回答

一言で

標準的なアメリカ人100人の集団を使って人の行動や認知に関する疑問に実験で答えていくバラエティー。
結論の説得力には乏しいものの、興味深いテーマを扱っていて気軽に見れる番組。回を重ねるごとに100人それぞれのキャラクターも見えてくるのが楽しい。(122文字)

作品情報

シーズン:1シーズン
ジャンル:科学、社会、文化ドキュメンタリー
公開:2020年
IMDbレーティング:5.6/10

概要

様々な人種、年齢、性別、職業から集めた100人のアメリカ人のサンプルを形成。その100人を使って人の認知や行動などに関する様々な疑問に対し社会実験を行っていくバラエティー番組。
「踊りが上手な人は精子の量が多いのか」「制服を着ている時とそうでない時ではどちらが魅力的に映るか」「容姿の優れた人は陪審員による有利な判決を受けやすいのか」など。
100人の集団は「ヒューマンナンバー××」と番号で呼ばれあくまで実験台として扱われるが、回を重ねるごとに顔も覚え、それぞれのキャラクターがのぞいてくる。一方、限られたサンプル数からか、編集上の都合か、結論に至るまで論理的な飛躍がたまに見られる印象。


こんな感じでしょうか。。オリジナルドラマに注目されがちなNetflixですが、ドキュメンタリーもかなり骨太で面白い作品がたくさんありそうです。上で紹介したもの以外でもここら辺の作品に注目しているので、また機会があれば書きたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?