ADHDとわかるまで。
前置き
最近読書熱が上がっていてnoteの更新をおろそかにしてしまいました。。
今日は長文になってしまったのでお時間のある時に読んでいただけたら幸いです。
それでは始めます。
突然なんですけど、自分はADHDと診断がつくまでに約7年を要しました。
高校生3年生の時、自分は進学組にいました。
しかし、勉強しても、勉強しても全然頭に入ってこないし、興味のない授業は集中も続かないので授業中に寝てしまったり、現実逃避のために読書に明け暮れたりと受験生だったのに散々でした。
(その時の司書の先生との出会いが本好きになるきっかけになったのはまた別の機会に話します。)
田舎の出身なので大学に行くとなると県外に出て一人暮らしをして通わないといけませんでした。
自分の学力では私立の文系に受かるかどうかというところだったので、高校の段階で勉強に飽きていた自分は大学に行くことを諦めました。
しかし時はすでに12月、就活をするには遅すぎます。
とりあえずセンター試験は受ける手はずになっていたのでセンター試験が終わったらアルバイトでもしようと考えていました。
しかし、そんなことを親に話して反対されないわけはありません。
アルバイトは親に断られてしまいました。
今思うと
ADHDの衝動的な部分が出てたのかな?と思います。
1月から3月は勉強をする気にもなれないのでひたすら読書をしていました。
4月からは何もしないわけにもいかないので親を説得し、アルバイトから始めることにしました。
飲食店での仕事だったのですが、ひたすら働いてお金を稼ごうと思っていたため、週1の休みでひたすら働いていました。
そんな頑張りが認められて半年たたないくらいで正社員の話をいただきました。
しかし正社員になってからは休みは全然なく、世間が長期休暇の時に自分は13連勤をしたりとひたすら働いていたのでついに体調が悪くなってしまいました。
ある時仕事中にめまいがひどくて立っていられなくなってしまいました。
この時はただの体調不良だと思っていたのですが、大学に行っていた友達が体調を崩してしまい、お医者さんに行くとうつ病と診断されたといっていました。
話を聞いてみると自分にも当てはまることがあるし、ネットで診断をしてみると「病院を受診してください」と出たので心療内科を受診することにしました。
初めての心療内科だったのでどこに行ったらいいかわからなかったので、とりあえず友達の通っているところに行ったのですが、自分には薬が合いませんでした。
睡眠薬と抗うつ薬を処方されたのですが、睡眠薬を飲もうとしたら怖くなってしまいパニックに陥ってしまいました。
まだ若かったのでそこで病院に行くのを中断してしまいました。
その後職を変え、その度に体調を崩し、お医者さんへ通っていましたが診断がつくことはありませんでした。
なので今のお医者さんに出会い、自分がADHDだといわれた時は正直驚きました。
自分ではうつ病なのかな?くらいにしか思っていなかったので。
ADHDと診断されたことにより、コンサータを処方されたので飲みながら仕事をしていました。
コンサータは朝食を必ず食べてくださいとのことだったので大変でした。
自分はぎりぎりまで寝ていたいので朝食はほとんど食べませんでした。
なので薬を飲むために無理やり朝食を食べていました。
自分はコーヒーが好きなので朝食の時には必ず飲みます。
最近気づいたのですが、コンサータとコーヒーの相性って良くないんですね(笑)
コンサータを飲む日の朝食はコーヒーを抜くようにしたら、吐きっぽくなるという副作用が少なくなりました。
自分にはコンサータがあっているみたいで、服用前は日中眠くなることがあったのですが、服用後は眠くならなくなりました。
夜はちゃんと寝ているのに、日中眠くなってしまうので睡眠障害なのかな?とも思っていたのですが、お医者さんに相談すると、ADHDのせいで飽きると眠くなっちゃうこともあるんだよと言われました。
学生の時にコンサータがあれば!と今では思います。
以前は本を読み始めるとすぐ寝てしまっていたのですが、それも改善されています。
本題
前置きが長くなってしまいましたが、なんでこんな話を思い出したかというと、障害年金について調べていたからです。
障害者手帳の申請は頭にあったのですが、障害年金のことは完全に頭から抜け落ちていました。
調べてみると手帳とは別に申請をしないといけないみたいなので慌てて年金事務所へ。
初診日の確認をされた時に、証明できるものがないと申請は厳しいといわれ、自分がどこの病院にどういう症状でかかったかを思い出していました。
「そんな書類なんて取ってないよなぁ」と思っていたのですが、今使っているお薬手帳を見返していたら、取ってあったのです!
つい、「過去の自分ナイス!!」と叫んでしまいました(笑)
年金事務所へ行ったときにも持っていたのでその時に気づけば1回で済んだのにと少し後悔しています。
自分は8年弱の間、パートをしたり、正社員で働いたりといろいろな仕事を経験してきました。
前職は割と働きやすかったのですが、飲食関係でコロナのあおりを受けたこともあり、解雇となってしまいました。
正直フルタイムで働くのはしんどいです。
今回は手帳があるのでとりあえず障害者求人で探しています。
なかなか条件に合う仕事を探すのは難しいですね。。
お給料はどうしても安くなってしまいます。
なのでできれば障害年金の申請が通ればありがたいなぁと思っています。
正直、障害者手帳も障害年金も申請がすごくめんどくさい、というか大変です。
悪いことを考えている人を排除するために考えられているんでしょうけど正直重めの障害の方が自分でやるのは難しいんじゃないかと思います。
制度自体を知らない人もいるんじゃないかと思います。
中山七里さんの小説ではありませんが、制度から漏れて救われない人がいるのが事実です。
自分は7年もかかってしまったけど、逆に7年で分かってよかったなと思っています。
もう少し生きやすい世の中になったらいいなぁと思っています。
最後に
同じ悩みを持っている方がいらっしゃったら少しでも早くお医者さんに行くことをおすすめします!
最初に行ったお医者さんが自分に合うところとは限らないので長い戦いになると思います。
ダメだと思ったら他のお医者さんに行きましょう!
これは過去の自分に強く言いたいです。
もっと早くわかっていたら仕事でこんなに苦労することもなかったのに。。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
こんなに長くなってしまうとは思いもしませんでした。。
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