自殺者多数の高祖母の家系調査~奈良県の村の歴史に詳しい人募集
前○チク(以下チクさん)という奈良県御所市條村出身の高祖母の家柄がとても怪しい。祖母の祖母にあたる人なのだが、聞いた話では、色白美人で、本人は「精神が弱かった」そうである。また、そういう家系なのだという。
チクさんは井戸に飛び込んで自殺、その息子(祖母の叔父)二人も同じ井戸で自殺したというのを、母が村の人に聞いたという。さらに、祖母の弟は自殺、祖母の妹はずっと精神科に入院していた。
高祖父が反対を押し切って結婚しただの、祖父と祖母がケンカするときには、「気○ガイの気がある」などと言ったりして、有名だったらしい。
さて、原戸籍の記載地に基づいて、村の歴史、親戚などを明らかにするためには、御所市の村々の史料を参照しなければならない。
ところが、御所市史には、他の市町村史の本には普通載っている、村ごとの史料が収録されていない。
先日、葛城市の史料を見ていたときに、思いがけず、御所の史料が収録されているのをいくつか見つけた。目にとまったのは、そのうちの一つに、チクさんの妹、ヨツさんの嫁ぎ先の家があったことである。
御所市のH村や葛城市KHU村で、江戸時代、天皇陵の守戸として銀子を賜り、帯刀を許された江戸時代の文書。
守戸は、奈良時代の賎民の一種で、古墳の墓守だが、軽く調べた限り、江戸時代には一般の農民に招集がかかることもあり、被差別階級に限るわけではなさそうだ。
さらに、この二村は差別されていた村ではない。
H村のほうは、Y氏が長守戸だった。私の高祖母の妹は、この家に嫁いでいる。
このYという名字は、同じ御所のKB発祥とされ、MMにも分布があるため、
あるサイトでは善隣と書かれているが、Hにも多い。
どういう家なのか?発祥は同じで、大昔、陵戸や守戸だったが、時代が下り、職業が別れ、住む場所も離れていったということか?
私は差別したいのではない。自分のルーツが知りたいのだ。もし、チクさんの家が、何かしら差別を受ける階級だったとしても、それが何だと言うのか。