人喰らう神々のこと II
ロバート モンローの著書「魂の体外旅行」に、興味深い記述があった。そこには、「誰か」が食料・飲料・麻薬的な何か「ルーシュ」を採取するために地球生命を生み育てたとある。
「誰か」が、あるいは「どこか」が、ある物質を要求し、好み、必要とし、収集し、飲み、食べ、麻薬として使用する。この物質はアイデント・ルーシュ[と呼ばれる]。(魂の体外旅行 p.269)
ロバート モンローは、音響技術を用いて、ヘミシンクという手法を開発した人物。これにより、体外離脱状態を体験した人も多いと聞く。
モンローは、自身の体外離脱体験のなかで、接触したある存在から与えられた「地球と人間のことについて全て」という情報に触れ、驚愕する。
争いが続くと、「可動性作物」はルーシュを放出するのである!それも微量ではなく、利用できる、まとまった量で、しかもずっと純度の高い物を放出するのだった。(魂の体外旅行 p.272)
可動性作物とは、地球上の生物全般を指すようで、どうやら人類も含まれている。この動く作物(!)らが、相争い、恐怖を感じ、また分かたれ、悲しみ、淋しさを感じることで、より上質のルーシュなる果実が、作物の死後に収穫されるのだそうだ。
その「誰か」が創造主・神であるとしたら、神は、純粋な愛や善意で人を生み育んだのではなかった。
上質な果実を採取するために、その「誰か」は、人々を責めさいなむことすらした。むしろ積極的に、苦悩・葛藤を覚えさせ、身を揉む状況におとしいれるしくみさえつくったという。高品質かつ多量のルーシュ生成をうながすために。
これを聴いたモンローは「誰が我々を食用にしたか!」と激怒した。