ケトルベルのこと (iii) ロシアの女の子が想像を絶する
7日目
・左腕でのスナッチ。左手のひらのまめの痛みがないことにふと気付いた。一方、右手はまだ痛い。意外である。
・大臀筋(尻の筋肉)をぐっと締める動きが基礎になる。これで下半身の力を鉄球に伝える。スイングもスナッチも、これが出来ていないと途中から腕の力で上げなければならなくなり、腕の筋肉が疲労する。キャッチも雑になり、青あざができる。
8日目
・今日もスナッチ。右手のひらの痛みが消えた。とうとうこの日が来た克服したと思ったが、今度は左手の痛みが戻った。なんなのか。
9日目
左右のスナッチ。10回ずつできるようになった。しかも3セットできた。間に1分休憩を入れてではあるが。それでもかなり息が上がる。
ロシア人の女の子に圧倒される
・ところで、ロシア人の女の子がケトルベル競技の大会でスナッチ種目を行なっているのをYoutubeで観た。彼女の使っているケトルベルは24kgであった。僕のよりも4キロ重い。まず左で90回挙げていた。?!?!
・うら若い細身のきれいな女の子である。腕も細い。彼女は左90数回と続けて右で90数回、合わせて189回のスナッチをきめていた。想像を絶するとはこのことなり。
自撮りしてびっくりする
・iPadでスナッチの動作を自撮りしてみた。観たところ、己の安定感のなさにびっくりした。
・ケトルベル・インストラクターという方やロシア人は、いかにも軽々と上げているのに、この差は何なのか。
・体幹ができていないのだ。
・どうして自分は20代の頃にケトルベルを買わなかったのか?思い返すに当時は、器具を使ってのトレーニングなど邪道、自重での鍛錬が正しいとか勝手に思い込んでいたのだ。われことにおいて後悔せずが基本方針なのだが、少々悔やまれないこともない。