iPadは本当に必要だったのか?自分の経験から考えるクリエイティブ制作の機材選び
今年1月に、イラストの制作を始めてみようと考えてiPad Proを購入しました。これで、もっと効率よく外出先のカフェとかでドヤ顔で楽しくリンゴマークを見せびらかし楽しみながらイラストを描けるのではないと思っていました。
購入したのは、iPad ProとApple Pencil。Adobe CCに契約をしているのでiPad版の Illustratorアプリを使えることができるので、パソコンと同じようにイラスト制作ができると考えていました。
しかし、実際に使ってみるとPC版ほどの機能は備わっておらず、できないことが多いと気づきました。いやあ、調子いい時に限って「あれ、あの機能がない・・え、嘘やん、どなんしよう」って感じになりました。
こういうことが起きるとですね。「これなら、パソコンでよくね?」「てか、パソコンでいいよね」「iPad買った意味ある?」とか、全力でiPadを買った自分を否定し始めるんですよ。(20万・・20万・・20万・・・orz)
でも実際、20万近くを投資して得られるリターンを感じられず既に持っているMacBook Proで事足りるって気づいたこと気の絶望感は半端ないっす。
それでも、せっかく購入したiPadを無駄にしたいために、何か活用できないかというのを考えました。
①動画視聴
YoutubeやUdemyの学習動画を快適に視聴するために使います。これは、とても良いと思いました。パソコンでタブを複製して動画視聴もできるのですが、どうしても画面が小さくなりますし、タブを切り変えたりして不便です。
でも、iPadで動画を見ながらパソコンで作業をするとパソコンの画面を広く使えるし、視聴する動画も大きな画面で見れるのでとても良いと思います。
②情報整理
iPadのデフォルトで入っている「Pages」という文書作成アプリがあるんですが、これをよく使っています。頭の中で考えるとゴニョゴニョしてわけわからなくなるんですが、実際に書いてみると頭の中がクリアになります。
フリック入力ではなくApple Pencilで手書きで書けるのがとても良いです。ビジネスの収益プラットフォーム構築のアイデア出しとかに使えます。
③落書き
フラット出かけた時に立ち寄ったカフェとかでイラストの下絵とかアイデア出しとかに利用できます。スマホだとiPhone Pro MAXでも画面が小さいのでiPadが便利です。
これらの用途でiPadを使っています。iPad自体を無価値とは言いませんが、コンテンツ制作においては、「iPadは必要不可欠なツールである」とは言い難いです。
iPadを購入するのであれば、その資金分スペックの高いパソコンを購入した方が絶対に良いと思いますし、効率の良い設備投資になると実感しました。(意義は認めます)
また、パソコンで何かコンテンツを制作する場合、マウスも同じくらい重要です。マウスを購入前は、トラックパッドだけで作業をしていたのですが、エレコムの赤色のトラックボールのマウス(約8,000円くらい)を買ってからほぼ、マウスしか使っていません。
理由は、トラックボールよりも操作が格段に早く、精度も高いので、一つの作品を作るための時間を短縮できたと思っています。これからもし機材を揃えるなら性能の良いパソコンと性能の良いマウスは必須だと思います。
今回の経験から学んだことは、いかに正しい機材を選ぶかが重要ということです。iPadは使い方によっては便利ですが、本格的に取り組むならiPadよりもパソコンに投資すべきだと思いました。今後の機材選びにも今回の経験を活かしていこうと思います。