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ストックフォトで収益を上げるために必要なカメラの選び方と画素数の基準

こんばんは。本日は、ストックフォトでの収益を上げるために検討しているカメラ選びについてお勉強しましたので、アーカイブとして残します。

ストックフォトで「写真」を販売して収益を上げていくには、カメラ選びがとても重要です。iPhoneのカメラは画素数が高く、日常の写真撮影には優れています。そのため、「カメラはいらない。iPhoneで十分」という声も聞かれるようになりました。

しかし、ストックフォトで要求される「プロフェッショナルな品質」をクリアし、ストックフォトユーザーに選んでもらうには、iPhoneだけでは限界があるのではないかと思っています。ここでは、必要な画素数やストックフォトでの用途を含めて、成功するために大切なポイントを整理します。

1. 画素数の基準と用途

ストックフォトで使用される写真は、主に印刷物ウェブ広告など、さまざまな用途に使われます。それぞれの用途において、最低限必要な画素数は異なります。

  • ウェブ用: 一般的なウェブサイトやブログで使用する写真の場合、解像度が72dpiで済むため、それほど多くの画素数は必要ありません。1,000万画素〜1,200万画素程度あれば十分対応できます。

  • 小さな印刷物(A4サイズまで): フライヤーやチラシ、パンフレットなどの印刷物に使う場合は、300dpiの解像度が推奨されます。2,000万画素程度があれば、A4サイズの印刷物でも高品質に印刷できます。

  • 中~大型印刷物(A3〜A2サイズ): ポスターや広告看板のような大きな印刷物では、より高い解像度が必要です。特に、細部までしっかり見せたい場合は、3,000万〜4,500万画素が求められます。これにより、A3からA2サイズの印刷物でもクリアで高品質な仕上がりになります。

  • 大判ポスターや屋外広告: 非常に大きな広告や展示用ポスターでは、近くで見るわけではないため、多少画素数が低くても大丈夫ですが、それでも4,000万画素以上があれば安心です。

ざっくりまとめると「2000万画素以上」あればほとんどの用途に対応ができるということになります。ただ、ポスターや非常に大きなものだと2000万画素程度では足りない可能性があるので4000万画素の高画質機が求められるようです。(解像度が足りないとぼやけて見えます。)

2. センサーサイズの重要性

画素数が同じでも、カメラのセンサーサイズが異なると、画像のクオリティが大きく変わるようです。iPhoneのようなスマートフォンはセンサーが小さいため、暗い場所や細かいディテールを撮るのには不向きです。これは、私も夜の撮影をiPhoneで行ったことがあるのでわかります。プロ仕様のカメラでは、センサーサイズが大きく(フルサイズセンサー)、より多くの光を取り込めるため、画素数以上のクオリティを発揮するとのことですので、やはりプロ機がクオリティよく撮れるようです。

※AI情報 センサーサイズの比較
カメラのセンサーサイズは、光をどれだけ取り込めるかに大きく影響します。一般的なスマートフォンとプロ仕様カメラのセンサーサイズを比較すると、次のような差があります。

  • iPhone(スマートフォンのセンサー): 約1/2.55型(1/2.55インチ = 5.60mm × 4.20mm)

  • フルサイズカメラ(例: Canon EOS R5): 約36mm × 24mm

このように、フルサイズカメラのセンサーはスマートフォンのセンサーよりも面積が約20倍以上大きいです。

20倍光を多く取り込めるってすごいですね。😀

3. レンズの違い

iPhoneには固定されたレンズしかありませんが、プロ用カメラではシーンに合わせて最適なレンズを選ぶことができます。例えば、風景写真やポートレート、商品写真など、それぞれのシーンに最適なレンズを使うことで、より高い画質を得られます。

4. 撮影条件とカメラの対応力

ストックフォトの写真は、さまざまな撮影条件に対応できることが大切です。iPhoneは日常の撮影に便利ですが、夜景や動きの速い被写体、大きな風景を撮影するには限界があります。プロ用カメラは、暗所撮影でもノイズが少なく、動きの速い被写体も鮮明に撮影できるため、幅広いシーンで高いクオリティを保てます。確かに美しいものは棘があるって言いますよね。

5. 編集の自由度

iPhoneの写真は主にJPEGやHEIF形式で保存されるため、編集の自由度が低いですが、プロ用カメラではRAW形式で保存できます。RAW形式は圧縮されておらず、色味や明るさの調整が自由自在です。これにより、印刷や商業利用に耐えうる写真を作りやすくなります。

iPhoneでもRAW形式で撮影はできますが、発熱までの時間が早かったり途中で撮影ができなくなったりすることがあります。こちらは、iPhoneスナップで経験しています。

結論: ストックフォトで成功するための画素数とカメラ選び

ストックフォトで本格的に収益を上げるには、画素数だけではなく、センサーサイズやレンズの質、撮影環境に対応できるカメラが求められます。以下の基準を参考に、カメラを選びましょう。

  • ウェブ用: 1,000万〜1,200万画素

  • A4サイズの印刷物用: 2,000万画素

  • A3〜A2サイズの印刷物用: 3,000万〜4,500万画素

  • 大判広告用: 4,000万画素以上

これらを踏まえると、iPhoneのカメラではウェブ用途には十分対応できますが、大きな印刷物や広告で高品質を求められる場面では、プロ仕様のカメラ(Canon EOS R5 II、Sony α7Vなど)の方が優れています。それ以外で用途を絞ってコンテンツを提供するのであれば、2000万画素以上で選ぶことが基準になりそうです。(GT -7とかかっこいいのですが、画素数足りないですね。水中撮影とかしてみたかったのですが。😅)ストックフォトで成功するためには、これらの要素を考慮して、最適なカメラとレンズを選ぶことが重要です。

ということを学びました。

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