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魅惑のチクビ。 男に「あの乳首!」と叫ばせる、007ダニエル・クレイグ物語。

「あの乳首!」と男が叫ぶ。巻き起こる笑いには、呆れるほどの羨望が感じとれる。

15年間ジェームス・ボンド役をこなしてきたダニエル・クレイグ。抜擢された当初は酷評のブーイングを受けたという。

イメージと違いすぎる!がっかりだ!金髪なんてボンドじゃない!耳が大きすぎる!などと叩かれまくり。

その評価をガラッと替えたのがこの乳首だった!?

海辺のシーンで張り込んでいたパパラッチに撮影されたムキムキの肉体が新聞で公表されたのだ。


クレイグはもともとアートな作品ばかりやっていて「クールな役はどうやったらいいのか分からない」と戸惑い、オーディションにも積極的ではなかったという。

スタッフの熱いオファーを受け、並み居る競合を蹴り、ボンド役を引き受けた後「ボンドに見えないといけない」と、オリンピック選手並みのトレーニングで鍛え上げた。

この写真1枚でマスコミは酷評を期待に変え、クレイグの一作目は過去最大の成功を収める。


私はこれまで007シリーズに興味もなければ観たこともない食わず嫌いだった。しょーもない男のマンガだと思っていた。それを払拭させたダニエルだ。

一気に過去の4作を観た。惚れた!

マンガみたいなアクション映画のイイ男だけじゃない。女に心底惚れちゃったり凹んだりする最高にカッコイイ男。

『ジェームス・ボンドとして』は、ダニエル・クレイグの軌跡。ボンド役抜擢時から引退作品のパーティまでを紹介するドキュメントフィルムである。

「あの乳首!」の意味は未だわからないけど(笑
(あの胸筋の形ってことなのか!?)

ちなみにあなたも、「カジノ・ロワイヤル」の乳首と、ポーカーで勝つシーンは3度観すると思いますよ(^^)


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