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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2020年10月の記事一覧

3ヶ月で7.5万部増刷!なぜ4年前に発売された小説がTikTokきっかけで爆発的に売れたのか <スターツ出版さんインタビュー>

出版不況が叫ばれて久しい現在ですが、いま出版業界で驚異的なスピードで売上を伸ばしている一冊の小説をご存知でしょうか。 それが、TikTokでの動画投稿をきっかけに話題となり、2020年6月から3か月で7万5000部の重版が決定した汐見夏衛(しおみ・なつえ)さんの『あの花が咲く丘で君とまた出会えたら(スターツ出版)』です。 日本出版販売が運営するサイト『ほんのひきだし』の「本屋で今検索されている本ランキング」2020年6月17日~6月23日では5位にランクインし、9月2日~

#adtechtokyo 高広氏による「コンテクストプランニングによるマーケティング」概論まとめ

どうも、フクパンマンです。 ad:techTokyoの参加レポート第三弾です。スケダチ高広さんによる"context"という言葉を紐解きながら、その概念をマーケティングや広告、PRの中でどのように使うことができるのか?を明らかにするセッションです。 コミュニケーションプランニング、コンテクストプランニングについては高広さんが2012年にまとめた本があるとおり昔から存在していた概念です。私自身不勉強でお恥ずかしいですが今回のセッションでその重要性を認識しました。 今も昔も

【長文】「予約が取れないレストラン」はあるのに「予約が取れない宿」は存在しない理由

【長文、面白かったらぜひシェアしてください🙋‍♂️】 さてさて、今日は以前にTwitterで少し匂わせてしまったことを、Noteにもまとめてみようと思いまとめてみました。今回は「なぜ予約の取れないレストランはあるのに予約の取れない宿はないのか?」というテーマを紹介してみたいとおもいます。我ながら、なかなか面白いテーマになったような気がします。 なお本記事も翌日からは有料になりますが、(更新 : 11/3 8時 〜 300円になりました)なんとYouTubeなら無料です。いよ

¥300

人気雑誌の媒体資料に学ぶ、独自性と差別化の表現力

マーケティングの仕事に携わっていると、「ユーザープロファイル」をまとめる機会が定期的にやってきます。自社の「ユーザープロファイル」は、サービスの顔となる重要データであり、会社概要や媒体資料の目玉コンテンツでもあります。 ところが、いざ自社のデータ分析を始めてみると、「性年代以外の特色が無い…?」「思ったような特徴が出ない!」という事態に陥ることが少なくありません。いかにデータ作成・資料作成が自分の仕事であっても何ともしがたい事態です。 さらに直近のコロナ禍では、事業サイド

今、Instagramのガイドラインに大変動が起きている。

Instagramキャンペーンに関して、2020年6月にFacebook社のガイドラインに変更がありました。 Instagramキャンペーンを実施している企業は、すぐに対応が必要な内容になっています。 インセンティブ付きのキャンペーンがガイドライン違反に?Instagramはこれまで、インセンティブ付きのキャンペーンを実質的に黙認していました。 しかし、今回の変更で「フォロー・いいね・コメントなどのアクションを促し、その対価を提供すること」がガイドライン違反になりました。

マーケターが本当に注目すべきタイトルとは?〜2020年上半期の国内スマホゲーム月別ダウンロードランキングTOP50のトレンド分析〜

今年の4月に書いた「国内スマホゲーム月別ダウンロードランキングTOP50を大解剖〜ダウンロード数が多いタイトルの共通点とは?」が思いがけずとても多くの方に読んでもらえる記事になりました。スマホゲームの売上やセールスランキングに関する記事は多いですが、ダウンロードに焦点を当てた記事が少ないことが読んでもらえた理由かなと思っています。 前回2019年のダウンロードランキングのデータを元にトレンドを紹介しましたが、今回は続編として2020年上半期のスマホゲームアプリのダウンロード

コンテンツマーケティングを因数分解する

Reproでマーケティングをやっている實川(じつかわ)と申します。以前MarkeZineさんでコンテンツマーケティングをテーマに登壇の機会をいただきまして、その際に語ったことを改めて整理するnoteです。 登壇の内容について、ありがたいことにレポート記事を作っていただきました! 【理論編】【実践編】【Q&A】という3部構成です。 このnoteでは、このまとめにも収めきれなかった内容を解説していきます。 さて。コンテンツマーケティング、やってますか? 正直、ムズイですよね

マーケティングファネル(ファネル思考)を、できるだけ易しく解説

最近はウメキワークスと新高値マガジンという、スタートアップと株式投資についてしか記事を書いていませんでしたが、たまには違う趣向の話を。 いろいろな人と話していると、マーケティングファネルの概念を全く持たない人がいるなと感じます。 私は一応会社員時代はマーケティング職もやったり、独立後は最初はスタートアップのマーケ系のコンサルをしていたこともあるので、マーケティングは好きな分野です。 今はクライアントワークはゼロで、オンラインサロンとnoteの収益がメイン(弱小YouTu

Instagramでファンとの信頼関係を築くDINETTEは、クチコミで商品を売り切っていた

今回は、2020年10月14日から計5日間開催したオンライントークイベント「#好きだから宣伝したい ~インフルエンサーマーケティングを変えよう~」Day1の内容をご紹介します。 Day1では、コスメのD2Cブランドと美容メディアを運営するDINETTE株式会社 代表の尾崎さまをお招きして、トライバルのチーフコミュニケーションデザイナーの高橋・プロデューサーの久保が、ファンやインフルエンサーとのコミュニケーションの裏側を詳しく伺いました。 Instagramを運用する方やイ

サービス開発初期における「熱狂」への全集中の呼吸

意識していないと忘れてしまうことに、「0->1」のリリース直後にいかに「熱狂」に集中できるか、というのがあると思う。誰しも、リリース後の情報量・ノイズに飲まれるとブレがちになる。(まさに「自分だけは違う」、となる) 熱狂への全集中「熱狂」への全集中とは、端的に言えば、以下のようなアプローチだ。 ・触った人全体ではなく、「触ってドハマりしている人」の「有無」とその「ハマり度合い」を見ること ・「触ってハマっている人」が、「継続的に」使うか、そして「どんどんハマっていくか」を

編集者がネタを発掘してから取材するまでの思考と行動を言語化してみた。

こんにちは!SELECK編集長のやまもと(@hanahanayaman)です。 久しぶりにノウハウ系のnoteを書きたいなと思い、なんのテーマにするか迷いましたが、今回は「取材獲得」について書いてみようかなと思います! 理由としてはシンプルで、記事の書き方やインタビューの仕方よりも情報が出回っていない話なので、読む人にとって情報価値が高いかなと思ったから。(一方でニッチかもしれないw)そして、メディアの業務をしてきたなかで、一番難しいのもココだと思ってます。 取材ネタ、

DX時代の金融機関における「経営のソフトウェア化」

どうも、すべての経済活動を、デジタル化したい福島です。 今回のテーマは「経営のソフトウェア化」についてです。 今の時代、大半の企業がソフトウェアを使用しています。 しかしインターネット業界における使い方と、伝統的な産業におけるそれとは異なるのではないでしょうか。今回は筆者なりのソフトウェアを用いた経営手法とその利点について解説したいと思います。 (金融専門誌「週刊金融財政事情」へも同様の内容を寄稿しております。) ============================

SaaSビジネスのプロフェッショナルサービスことはじめ(反省編)

■ これは何 ・「#SaaSLovers 秋のブログ祭り」16日目、Repro伊藤のプロフェッショナルサービス立ち上げについて書いたドキュメントです(記事というよりは反省文です) ・昨年執筆した前作「SaaSビジネスのプロフェッショナルサービスことはじめ」を読んでいることを前提として書いておりますので、まだの方は先に前作を読んでいただくとより楽しく読めるかと思います👐 ・SaaSLovers、昨日のAlp伊藤さんの記事はこちら ■ どんなことが書いてあるか? ・SaaS企業

音声革命の鍵となるVUIデザインは近現代で拡張されたデザインの代表例

新型コロナウイルスの影響により、外出自粛・休校・テレワークが日常となったことで音声メディアが活発化している。 近年でいうと「Voicy」「stand.fm」「REC.」「Spoon」などの音声アプリが話題で、音声配信プラットフォームの「Radiotalk」も先日3億円の資金調達を発表した。ラジオアプリ「radiko」の会員数は1000万人近いという。 スマホ中心の音声メディアの勃興は、映像メディアがテレビからYouTube・TikTokに移行したように、一見すると「スマホ