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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2020年1月の記事一覧

Salesforceの営業が常に意識する“4つの不”〜不信・不要・不適・不急〜

不信・不要・不適・不急このフレーズを聞いたことはありますでしょうか? これは、お客様が何かを買うときに生じる心の壁を表しています。 4つの不という概念は、どちらかといえばマイナーで、私もSalesforceに転職するまでは知りませんでした。 ただ、Salesforceでは非常に大切にしている概念で、入社1ヶ月目の集合研修でも“4つの不”というセッションがあるくらいです。 今日はこの4つの不について、Salesforce的なエッセンスも織り交ぜつつ解説いたします。 4つ

TikTokがEC機能をテスト導入、勢いを増すソーシャルコマースの波。

若者を中心に人気の動画アプリTikTokは、一部ユーザーに対し、EC機能のテストを開始した。リリースからわずか3年でダウンロード数が約15億回を突破したTikTok、今や一般ユーザーのみならず、ファッション企業やインフルエンサーも利用する一大プラットフォームだ。 そんなTikTokによるEC機能導入は、どのような影響を与えるのだろうか。近年増加しているソーシャルコマースやファッションの観点から、TikTokのEC機能について考えてみよう。 TikTokによるEC機能導入の

コピーライターがひらがなを使う理由とUXライティングの漢字ひらがな問題

まずはこちらの文章をお読みください。 毎年、いまごろになると「鬼が笑うけど」というようなことを考えます。だってねぇ、今年やることなんてあと10日分しかない。 来年は、今年の続き…だと、ふつうは思うじゃない?だけど、そういうことにはならないよ、たぶん。ただの続きのつもりでやってても、だめだよ、きっと。 これは、とある日のほぼ日に掲載された、糸井重里さんが書いたエッセイ「今日のダーリン」の冒頭部分です。皆さん、この文章を読んで何か気付きませんか?そうです、ひらがなが多いのです

2020 年ビール大手各社事業方針 勝手分析

Facebook に書いていたのですが随分な長さになり、こちらのほうがフィットするかと思い転載します。 ----- 今年も大手四社の事業方針が出揃いましたね。もう二週間くらい経っちゃいましたが、一応毎年書いているので自分の中での年中行事として今年もまとめてみます。 アサヒビール https://www.asahibeer.co.jp/news/2020/0108_1.html キリンビール https://www.kirin.co.jp/company/news/202

「共感」でお金を集める時代は終わった? 2020年代のクラウドファンディング論

共感でお金を集める、新しい資金調達の形ーー。 クラウドファンディングは、日本にその仕組みが輸入されて約10年、しばしばそんなキャッチフレーズで語られてきました(*1)。 でも2020年、そろそろこの言葉から脱しても良いのではないかと思うのです。 text by 廣安ゆきみ(キュレーター) はじめに私は、日本最古参のクラウドファンディングサービスREADYFORで、プロジェクトの伴走サポートを行う「キュレーター」という仕事をしています。 担当プロジェクトは年間数十件。

Instagram・YouTube・TikTokを活用するための3つのヒント【2020年版】

近年、動画コンテンツが急増する中、Instagram・YouTube・TikTokといったプラットフォームはより存在感を強め、それぞれの特性を活かしたコンテンツが日々ソーシャルメディア上で拡散されています。 今回は、各プラットフォームを活用するための3つのヒント、「①コミュニティの特性」「②コンテンツ/機能面の特性」「③活用ポイント」をそれぞれまとめてみました。 ※最終更新:2020年1月 Instagramの主な特性:ストーリーズなどを活用して親密なコミュニケーション

TikTokを退職します。

こうみくです! この度、マーケティングマネージャーとして勤めていたバイトダンス社@北京本社を退職することになりました。正式には現在は春節休暇中でありまだ在籍しておりますが、近いうちに正式な退職となります。 2018年末にTikTokに出会ってすぐにどハマりし、2019年にはそんな大好きなTikTokにマーケターとして北京本社にジョイン。10月末には、TikTokに関する本を出版させてもらう(入社前にまとめた見解)など、ここ2年間は本当にTikTok一色だったと言っても過言

素人広報のプレスリリースがのべ1万人に読まれた方法(と反省点)

2020/1/22(水)に弊社から下記のプレスリリースをPR TIMESより出させていただきました。 あわせて、noteでもこのプレスリリースに即して、今回の商品を出すにあたっての思いを綴りました。 結果、プレスリリース(PR TIMES)とnoteをあわせて1万PVを達成しました。 私は普段からnoteをよく書いていますが、過去の経歴として広報の仕事をしたことはほとんどありません。 しかし、いち中小企業の新商品の情報を、これだけ多くの人に読んでいただけたのは、個人的

PMF(プロダクトマーケットフィット)前後の社内記録(フリマアプリFrilの場合)

このツイートがバズったので、前回の起業時に書いていた、社内向け創業ブログが残っていたので公開(原文そのまま)します。 「PMF(プロダクトマーケットフィット)が見つかった時は誰でもわかる」の参考になれば嬉しいです。 【創業期】リリース半年-死ぬほどコミットする 季節も秋から冬になり、この頃は本当に色々なものと戦っていた。 まず、一番頭を悩ましたのはユーザーからの問い合わせのメールだった。 最初は1日数十件だったのが、3ヶ月もすると1日100件以上は届くようになった。 今

PMF(プロダクトマーケットフィット)の大切さと実例、はかり方、見つけ方: 基礎編

昨日TwitterでPMF(プロダクトマーケットフィット)に大切さについて書いたので、それについて、PMFがあるとどういう状況になるかという具体例、PMFのはかり方と見つけ方、を加えてNoteにします。この記事を書く理由は、PMFの大切さを伝えたい、多くの起業家にPMFを見つけてほしい(すなわち成功してほしい)からです。 また、PMFのはかり方、見つけ方の実践編は細かくなったので別ポストにしました。下の記事が実践編になりますが、こちら基礎編だけでも読んでいただけたら大変うれ

副業ものづくりマンガ 「そのひらめきがバタフライボード になるまで」

持ち歩けるホワイトボードの「バタフライボード 」、ミニマリストに最適な何度もかけるマグネット式ノート「notesX」をクラウドファンディングを活用し開発しています。 2022年2月現在、新製品『ペーパージャケット』でクラファン実施中なので、よろしくおねがいします! バタフライボード株式会社代表の福島です。 はじめに持ち歩けるホワイトボードの「バタフライボード」 の開発経緯、副業時代の苦悩や楽しかった経緯、人情物語を皆さんに知ってもらいたいと思いマンガ制作PJTを開始。

yolozが創業1年を経たこと、2年目を迎えたこれからについて

会社を創業して、ちょうど一年。本当に怒涛のような日々でした。まずは、そんな創業1年目にして何があったのか。振り返ってみます。 思い返すと、よく一年倒れずにここまで迎えられたなという思いです。改めて、経験に勝るものはないなというのが正直なところ。 実質、ビジネスができたのは4月。営業ができてきたのが6月。ビジネスとして約半年稼働のなか、単月黒字も見えてきました。 本当に、運とまわりの人に恵まれていたのだと、強く感じた一年でした。 実は、皮算用だったと思われても仕方ないくらい

光文社×宣伝会議コラボ「ほんとうの欲求は、ほとんど無自覚」全文書き起こし

1月20日に、株式会社ピースオブケイクnoteイベントホールにて、弊社デコム代表の大松孝弘と山口周さんの講演会が行われました。このnoteは、当日の講演会の最短最速文字起こし録です。 ちなみに、全文で1万3000字近くあります。朝の通勤中、ランチ中、家に帰る最中にちょっとずつ読まれると良いかもしれません。 アイキャッチ画像にもあるように、当日の講演会は出版社の垣根を超えて、光文社さんと宣伝会議さんの協業で開催されました。 そもそものキッカケは、私が2019年10月に光文

「個人開発」からはじめたサービスで月140万円の売上を達成するまで

こんにちは、入江慎吾です。2018年6月にオープンしたMENTAはどうにかこうにかで、2020年1月、売上140万円を達成することができました。 動画版はこちら↓ 今回は0から1をつくるまでの経緯を振り返っています。5,000文字とずいぶんなボリュームになってしまいました。個人開発している人や、スタートアップをやっている人の参考になればうれしいです。 なぜMENTAをつくったのか MENTAは2018年の4月に「新規受託開発をやめて、サービスだけに専念する」と決めてから