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メディアワークス文庫編集部がいま出逢いたい作品像 #創作大賞2024

4月23日にスタートした、日本最大級の投稿コンテスト「創作大賞」。今回は21メディアに協賛いただき、優秀作品は連載・書籍・映像化など、クリエイターの活躍を後押ししていきます。

創作大賞に応募したいけれど、「どんな作品を書けばいいの?」「作品を書くときのポイントは?」などの疑問や悩みを抱える方に向けて、各メディアにアンケートを実施。今回は、メディアワークス文庫(KADOKAWA)にお答えいただきました。創作大賞に応募するさいのヒントとして、ぜひお読みください。

【参加部門】#エッセイ部門#ミステリー小説部門#ホラー小説部門#恋愛小説部門#お仕事小説部門#ファンタジー小説部門#コミックエッセイ部門
【副賞】受賞作品の書籍化を目指します。


——編集部の特徴や強み、代表作・話題作を教えてください。

今年で創刊15周年を迎え、『ビブリア古書堂の事件手帖』、『神様の御用人』などのミリオンセラー作品を刊行してきたキャラクター文芸のパイオニアレーベルです。

国内最大級の新人賞である電撃小説大賞からもヒット作を輩出、『ちょっと今から仕事やめてくる』や『君は月夜に光り輝く』や『今夜、世界からこの恋が消えても』など実写映画化といったメディアミックス展開にも注力してきました。ミステリー、お仕事、青春、ラブストーリー、ファンタジーなど多岐にわたるジャンルの作品を刊行しています。

——読者層はどんな方が多いですか?

40代以上の女性を主読者層に、最近では10代の若年層からも支持される作品が増えています。

——なぜ創作大賞にご参加いただいたのでしょうか?

新しい才能・作品に出会えたらという想いにつきます。小説はもちろん、エッセイやコミックエッセイにも注目しています。

——参加いただいた部門を選んだ理由は?

レーベルの主読者層に支持されそうな、楽しんでいただけそうなテーマや題材に触れることのできる小説作品をメインに選びました。2023年度に選出させていただいた伊藤亜和さんのエッセイに刺激をうけたことから、エッセイやコミックエッセイのジャンルにも参加させていただきました。

——創作大賞では、具体的にどのような作品を期待していますか?

夢中になって読めるエンターテイメントならなんでもありなのですが、特別な体験ができるようなエッセイやコミックエッセイ、小説であれば仕掛けや結末にハッとさせられるミステリー、没入感のある大人向けの溺愛ロマンス(ファンタジーでも可)に特に期待しています。

——すでに世に出ている作品で、期待するイメージに近い例があれば教えてください。

たとえば『不浄を拭う人』、『透明なゆりかご』、『変な家』、『近畿地方のある場所について』など、題材に唯一無二性がある作品は、特に興味を惹かれます。実写映画化などメディアミックス展開にも力を入れていますので、大きな展開ができそうなストーリー、特色のある作品に出会えるとうれしいですね。

——そのような作品を書くときのポイントはありますか?

伝えたい何かがあるという点。作品全体で伝えたいことがしっかりとしていて、この作品の売りはここだと一言で明示できる、伝わってくるような作品がいいですね。

そして、どんな読者の方に、どのような読書的効能を提供したいか、つまり、だれにどんな夢を与えたいのか、ビジョンがしっかり見える作品であること。動機の強さは作品の魅力を大きく左右します。

——応募者へのエールや期待のメッセージをお願いします。

特別な経験だったり感情だったり、誰かに届けたいと思える発想だったり。とにかくおもしろいと夢中になって書き上げられた最高傑作を読ませていただきたいです。

日本最大級のコンテスト「#創作大賞2024」募集中

出版社やテレビ局を合わせて過去最多の21メディアに協力いただき、「創作大賞2024(第3回)」を開催します。応募期間は、4月23日(火)から7月23日(火)まで。奮ってご応募ください!

メディアワークス文庫編集部の参加部門の特設ページは下記よりご覧いただけます。