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東洋経済新報社がいま出逢いたい作品像 #創作大賞2024

4月23日にスタートした、日本最大級の投稿コンテスト「創作大賞」。今回は21メディアに協賛いただき、優秀作品は連載・書籍・映像化など、クリエイターの活躍を後押ししていきます。

創作大賞に応募したいけれど、「どんな作品を書けばいいの?」「作品を書くときのポイントは?」などの疑問や悩みを抱える方に向けて、各メディアにアンケートを実施。第15回目は東洋経済新報社にお答えいただきました。創作大賞に応募するさいのヒントとして、ぜひお読みください。

【参加部門】#エッセイ部門#お仕事小説部門#コミックエッセイ部門#ビジネス部門
【副賞】受賞作品の書籍化を目指します


——編集部の特徴や強み、代表作・話題作を教えてください。

私たちは、未来へのヒントとなるような書籍を刊行したいと思っています。経済や経営の専門書はもちろん、ビジネスに役立つ実務書や自己啓発書、そしてだれもが手に取れる一般書や教養書まで、ジャンルにとらわれない幅広いラインアップを揃えています。

代表作は多くありますが、人生100年時代のムーブメントを起こした『LIFE SHIFT』、最近の話題作は「読者が選ぶビジネス書グランプリ2024」で総合グランプリを受賞した『きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』などがあります。

——読者層はどんな方が多いですか?

やはりビジネスパーソンが多いです。しかし最近は実用書や児童書なども刊行しているので、大変ありがたいことにビジネスに限らない読者の方も増えてきています。

——なぜ創作大賞にご参加いただいたのでしょうか?

新しい才能を持った方々と出会い、一緒に本を作りたい!それに尽きます。

——参加いただいた部門を選んだ理由は?

審査に参加させていただく編集者の得意ジャンルを選びました。

当社が強いビジネス部門だけではなく、お仕事小説部門、エッセイ部門、コミックエッセイ部門にエントリーしています。

——創作大賞では、具体的にどのような作品を期待していますか?

「楽しみながら(感動しながら、共感しながら)学べる」「できなかったことが、できるようになる」「人生そのものまで豊かになる」そんな夢のある作品を期待しています。

とはいえ、これまで数多の書籍が出版されており、語られていないテーマはないように見えますよね。ですが、もうネタ切れか…?と思いきや、毎年必ず編集者が「完堕ち」してしまうような「鮮烈な作品」に出会うことがあります。もしかしたらジャンルやテーマや形式を横断した「掛け合わせ」が、ひとつのカギになるかもしれません。

たとえばビジネス書だったら「ビジネス×まんが」はいまや定番ですが、「ビジネス×料理」だったらどうだろうとか。「ビジネス×アイドル」とか。実は、もっとも遠いアイデアの掛け合わせが、大優勝…ということもあるかもしれません(もっとも空振りする可能性も高いですが、ひとつのヒントになれば幸いです)。

——すでに世に出ている作品で、期待するイメージに近い例があれば教えてください。

<ビジネス>
小学生でもわかる世界史』『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』『仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方』『ビジネス会食 完全攻略マニュアル すべての食事会を成功に導く最強の実務メソッド
』『人生が整うマウンティング大全

<お仕事小説>
きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』『13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海』、『夢をかなえるゾウ

<エッセイ>
20代で得た知見『ウケる技術『プロカウンセラーの聞く技術』『愛するよりも愛されたい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集1

<コミックエッセイ>
多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。『母がしんどい』『ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。『バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
眠れぬ夜はケーキを焼いて『メンタル強め美女白川さん

——作品を書くときのポイントはありますか?

これらのすべてをクリアする必要はありませんが、いくつかヒントになればと思います。

  • 自分の言葉で書くこと。

  • 自分がもつユニークな知見を、読んでくれるであろう読者に愛をもって、やさしく丁寧に伝わるよう書くこと。

  • 自分のネガティブと向き合い、その闇を開示することで誰かの救いや解決になるように書くこと。

  • その分野で「もっともおもしろい本/もっとも素敵な本」を目指し、妥協しないこと。

  • なるべくシンプルに書くこと。

  • 話を盛らないこと、飾らないこと。

  • 自分だけの経験から得た気づきや工夫が書いてあること。

  • 一般論ではなくて、ニッチで狭い範囲でも、とても具体的なお話を書くこと。

  • 完璧な正解でなくても、新しい切り口、新しい発見、新しい考え方が含まれていること。

  • 冒頭で読者の心をつかみ、ラストで「人に薦めたい」読後感を演出すること。そのうえで「学び」と「ストーリー」をうまくリンクさせることで、読者を自然と「学びの世界」にいざなうこと。

——応募者へのエールや期待のメッセージをお願いします。

皆さまの作品と出会えることが今から楽しみです!たくさんのご応募をお待ちしています!!

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日本最大級のコンテスト「#創作大賞2024」募集中

出版社やテレビ局を合わせて過去最多の21メディアに協力いただき、「創作大賞2024(第3回)」を開催します。応募期間は、4月23日(火)から7月23日(火)まで。奮ってご応募ください!

東洋経済新報社の参加部門の詳細は、下記よりご覧いただけます。