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別冊文藝春秋がいま出逢いたい作品像 #創作大賞2024

4月23日にスタートした、日本最大級の投稿コンテスト「創作大賞」。今回は21メディアに協賛いただき、優秀作品は連載・書籍・映像化など、クリエイターの活躍を後押ししていきます。

創作大賞に応募したいけれど、「どんな作品を書けばいいの?」「作品を書くときのポイントは?」などの疑問や悩みを抱える方に向けて、各メディアにアンケートを実施。今回は別冊文藝春秋にお答えいただきました。創作大賞に応募するさいのヒントとして、ぜひお読みください。

【参加部門】#ホラー小説部門
【副賞】受賞作品はエンタメ系小説誌『別冊文藝春秋』及び「WEB別冊文藝春秋」に掲載、書籍化も目指します


——編集部の特徴や強み、代表作・話題作を教えてください。

『別冊文藝春秋』は1946年の創刊以来、川端康成、坂口安吾、三島由紀夫、司馬遼太郎など、日本文学の歴史を担う作家の原稿を掲載してきた文藝誌です。

近年では本屋大賞受賞作『羊と鋼の森』(宮下奈都・著)や、直木賞受賞作『対岸の彼女』(角田光代・著)、『まほろ駅前多田便利軒』(三浦しをん・著)、『私の男』(桜庭一樹・著)、『ファーストラヴ』(島本理生・著)などが誕生。

さらに、一穂ミチさん、有栖川有栖さん、冲方丁さんといった人気作家から、小川哲さん、麻布競馬場さん、大前粟生さんといった気鋭の作家、そして世界で活躍するピアニスト・藤田真央さんのロングエッセイ、YouTuberコウイチさんの小説まで百花繚乱でお届けしています。

最新号には『成瀬は天下を取りにいく』で本屋大賞を受賞された宮島未奈さんや、寺地はるなさんの新連載も掲載しています。

▼『別冊文藝春秋』一覧

2022年には月額800円のサブスクリプションマガジン「WEB別冊文藝春秋」も創刊しました。

▼WEB別冊文藝春秋

——読者層はどんな方が多いですか?

時間を忘れて夢中になれるものを求めるエンタメ好きな方、そして、新しい自分に出会えるような刺激を欲している方が読んでくださっていると思っています。

——なぜ創作大賞にご参加いただいたのでしょうか?

創作大賞2023では

▼『ナースの卯月に視えるもの』(秋谷りんこ・著)

というすばらしい小説に出会う事ができました(24年5月、文春文庫より刊行)。

自社主催の新人賞ではめぐり逢えなかったであろう才能との出会いによろこびを感じ、今年も参加させていただくことを決めました。

——今回参加いただいた部門を選んだ理由は?

雑誌としてホラー作品に力を入れたいと思っていたこと、さらに、ホラーなら未知の才能に出会いやすいのではないかと期待し、選びました。

——創作大賞では、具体的にどのような作品を期待していますか?

「尖ったアイデア」で書かれたホラー小説を求めています。
冒頭から一気に引き込まれる強さ、そしてアイデアとキレ、これらが揃えば最高です。

長さについては、短篇(2万~4万字目安)、長篇(8万~14万字目安)、どちらも大歓迎です。短篇の場合はぜひシリーズ化を意識してもらえたら幸いです。

——すでに世に出ている作品例で、期待する作品のイメージに近いものがあれば教えてください。

既存の作品を超える何かひとつ「キャッチーな要素」がきらめく小説をお待ちしています。

——そのような作品を書くときのポイントはありますか?

「大胆なアイデア」を捉える発想力、思いついたアイデアを「とことん考え抜く力」、この二つが肝だと思っています。

——応募者へのエールや期待のメッセージをお願いします。

アイデアを形にしていくプロセスは、一度知ったらやめられないほどたのしいものです。

私たちも『別冊文藝春秋』掲載や、書籍刊行を目指して全力でブラッシュアップできるよう準備万端でお待ちしていますので、ぜひとも磨きに磨いた作品をご応募いただけたらうれしいです。

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日本最大級のコンテスト「#創作大賞2024」募集中

出版社やテレビ局を合わせて過去最多の21メディアに協力いただき、「創作大賞2024(第3回)」を開催します。応募締め切りは、7月23日(火)まで。奮ってご応募ください!

別冊文藝春秋の参加部門の詳細は、下記からご覧いただけます。